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アメリカでよもぎ餅計画1

本日、息子の学校でクラスボランティアをした後のこと。
さて、家に帰ろうか、と学校の校舎を出たところで、花壇の中に、何やら懐かしいモノを見つけた。

………、ヨモギ、だよね?

近寄ってみる。ちぎってみる。かいでみる。
うーん、基本的には、匂いは 「ヨモギ系」。
見た目も弱冠、アメリカっぽいけど (どんなや!?)、ヨモギ路線を行ってくれてる。
いけるかな?
いけるだろ。

その瞬間、頭の中にアドレナリンがばばーっと出た感じ。
しばし、黙々と、ヨモギらしき葉を摘み続けた私。

ふっと気付けば、この花壇、校舎の窓のすぐ近くにある。
おまけにその窓は外からは真っ黒で中が見えないけれど、中から外は丸見え、という 「マジックミラー」並みの窓ガラス。
中に人がいたらどうしよー。
不審者と思われたらどうしよー。
こういう時、すりきれたジーンズ履いた貧相なアジア中年女性、ってそれだけでも、怪しいかも。

でも結局、両手にいっぱいのヨモギもどきを摘んじゃった。
家に帰って、重曹代わりのベーキングパウダーで葉を茹で、さっさと冷凍庫へ。
それからもち米を洗って、たっぷりの水につけた。
あさってにはお友達に返却予定の餅つき機に、もう一度働いてもらおう。

あんこも作ってもいいけど、さすがに面倒なので、これだけは日本食材店で缶詰のを買って来よう。
さて、ちゃんと懐かしい草餅の味がするだろうか。

アメリカにもヨモギが存在するのかどうか?
ちょいと調べてみた。
とりあえず、日本にも何種類ものヨモギが存在するし、欧州にもあって、オウシュウヨモギというんだそうだ。
ならば私が摘んだのは、アメリカヨモギ、だろうか?
いえいえ、mugwort などと言われるようです。

どんな味になるのか。
誰も、腹をこわさずに済むか。
妙に楽しみ~。

巨大ハマグリの潮汁

結局、フィッシュマーケットで買ってきた巨大ハマグリを、潮汁にすることにした。
酒蒸しも考えたけど、6個じゃ寂しい。
パスタにするにも、これまた6個じゃ寂しい。
でも、ハマグリだもの、きっと出汁のうまさには期待が持てるはず。
となると、やっぱ、日本人だもの。
潮汁でしょー。

この微妙で芳醇な味を、コテコテのクラムチャウダーにしちゃうのは、あまりにもったいない、というもの。

私の手の平ほどもある (ちょっと大げさかも……) 巨大ハマグリ6個を洗い、大きな鍋にいれる。
水と日本酒。あとはそれだけ。
熱する。
沸騰した。
が、ハマグリ野郎は、うんともすんとも言わない。
貝のフタはぴたりと閉じたまま。
おいおい、ちょっと、そりゃないだろー。
アサリだったら、今ごろ、ぱかーっと口を開けてるタイミングだぜ。

鍋から湯があふれるほどに沸騰したころ、ようやく1個目のハマグリの口が5ミリほど開き始めた。
あああ、もう、じれったい!

箸で、その口をこじあげる私。
沸騰させすぎて、貝が出しガラになるのも嫌だったので、そのまま開いたハマグリから、お椀に入れていく……と、あれれ。
貝が巨大過ぎて、お椀にはいりませーん。

あわてて、二枚貝の半分をむしり取り、1枚の貝殻だけをお椀に入れようとするが、どひゃーん、それでも貝が大きすぎてお椀に入りらない。

結局、貝殻から完全に貝肉をはがし、お椀に2個ずついれた。
それから、潮汁のほうの味をみたら、ひえええええ、濃い味!!!
ちょいと醤油を隠し味に垂らし、ほんとはここに、スダチの皮か柚の皮がほしいところだけれど、そんなものは我が家の冷蔵庫にはないので、レモンの皮を香り付けに入れた。

完璧な潮汁でした。
日本じゃ、ハマグリなんて高くて買ったこともないの、私。
巨大ハマグリ6個で4ドル弱は、うれしすぎます。
ハマグリ天国万歳!
これ、今度は絶対に炭焼きにしてやる!
固く誓った夜でした。

チェサピーク湾名物カニ (と、ノビル)

息子の春休み初日。
ワシントンDCのフィッシュマーケットに行ってみた。
もちろん日本の魚市場のような巨大さも、迫力も、種類の豊富さもない。
けど、鮭のほかは、フライにするしかないような魚らしくない魚しか並んでいないアメリカのスーパーマーケットの魚コーナーに比べれば、お魚天国だ。

さかなさかなさかな~。
数年前のヒットソングなんか心で歌いながら、何軒かの魚屋をハシゴする。
ここでは、その場で食べられるメニューがいくつかあって、

・生ガキ (その場で開いてレモンを添えてくれる) 1個1ドルくらい
・生はまぐり (その場で開いてレモンを添えてくれる) 1個1ドル弱
・クラムチャウダー カップ1杯3~4ドルくらい

日本人的には、カキより、はまぐりがお勧め。
うまい。非常にうまい。

さらに自宅用に買ったのが、以下の通り。

・冷凍マグロの固まり 500グラム8ドルくらい
・ブルークラブ (青い蟹。茹でたら赤くなるけどね) 8個 13ドル
・巨大はまぐり 6個 4ドル

この夜は、蟹を蒸して食べた。
ブルークラブは、チェサピーク湾で取れる名物蟹。このあたりで、蟹、といえば、これなのだ。
韓国スーパーあたりに行けば、冷凍タラバガニの足が山ほど安く手に入るんだけれど、冷凍した蟹をおいしく解凍するのって難しいじゃない?
はっきりいって、小さなこの青い蟹のほうが、うまいと思う。

小さい蟹といって思い出すのは、そう、福井の妹夫婦がよく送ってくれた、セイコガニ
セイコガニは、カニ肉を食べるものではなく、卵やミソを食べるもの。
実は、ブルークラブのメスにもこの、卵とミソがたっぷり!
ミソはちょいと苦めで、卵のほうは、セイコガニの極上の味にはとてもかなわない。
でも、量だけは、勝ってるな。
さすが、アメリカ。質より量で勝負、ということか。

おまけにこのブルークラブ、卵と味噌を食べきったところで、そこにたっぷりのカニ肉が詰まってるから驚きだ。食べるのにものすごく時間がかかるので、「本当にアメリカ人がナイフやフォークでこれを隅々まで食べているんだろうか」 というのが気になるところ。
今度、知り合いに聞きまくってみようっと。

さて。
この日のカニに添えたのが、フィッシュマーケットからの帰り道にポトマック河沿いで見つけたノビル
きっと種類は弱冠違うんだろうけれど、アメリカには、ノビルがあたりまえのように生えていて、我が家にはないけれど、例えば息子の学校なんかにも群生してるのを見つけた。
ノビルの根っこをきれいに掘り出すのは大変なんだけれど、この日は息子が必死で掘り出してくれた。
アメリカのノビルは、すっごいチビ。
小指の先の半分くらいの真っ白な球根を、味噌をつけてカリリとかじると、ああ、春の味。

ワシントンDCは東北に気候が似てるから、案外東北の山菜に似たものがあるんじゃないかしらん。
コシアブラとか、ミズとか、コゴミとか。
夫の実家に行くと、コシアブラがいーーーーーーーーーっぱい取れて、天ぷらどころか、お浸しにして食べるんだ。あれ、おいしかったなあ。

ということで。
死なない程度に、この国の山菜を試しに食べてみようと思っている私です。



自宅ラーメン、癖になりそう

日本では、ラーメンは 「外食メニュー」 だった。
何しろ、うまいラーメン屋があっちこっちにあったから。
湯島の「大喜」、うまかったなあ~。

アメリカに来てから、ラーメンは 「おうちメニュー」 になってしまった。
最初は、ダッチオーブンで豚の肩ロースを丸ごと焼いた時なんかに、その豚骨でスープを取ってラーメンを作ってた。が、これは実はかなり面倒。
そんな時、とある料理ブックから、超簡単なレシピを拝借。さらにそれを簡素化したのが、これ。

豚肉の固まりを長ネギの青いところやショウガ、ニンニクなんかと一緒に半時間ほど煮る。
熱いうちに、この煮汁を少し煮詰めたのと紹興酒や醤油、ニンニクなんかのたれに漬け込む。
これでチャーシューの完成。
ゆで卵の殻をむいて漬け込むと煮卵に。

ここまで作っておけば、あとは簡単。
小腹がすいた時に、付け汁をお湯でのばし、チョチョイと鶏ガラスープの素を加えて味を調え、あっさりスープの完成。
スープに入れるのは、別に茹でた中華麺(我が家は超細のちぢれ麺が好き)。
自家製チャーシューと自家製煮卵。
白髪ネギがあればおいしいけれど、
私はどっちかというと、シャンツァイたーっぷり、がいいな。

こんなにテキトーなのに、このあたりの日本料理店のどこで食べるラーメンよりおいしい。
癖になる味。
料理、得意じゃないんだけどなあ。
どうしてなんだろ。

それとも、単に、「日本の本当においしいラーメン屋のラーメン」 から遠ざかったために、自分たちの舌が劣化し、要求レベルが落ちてるだけなんだろーか。

香菜があれば、それでいい

結局、一人で飲むビールのつまみは、これに限る。
シャンツァイ (香菜) と、味噌。
シャンツァイは、茎ごとくしゃくしゃっと丸めて、味噌をつけて、食べる。以上。
手間といえば、シャンツァイを洗って、味噌をスプーンに1杯、すくいだすだけ。
必要時間、わずか30秒。
でも、うまいんだわ。

「うまいうまいうまいうまい」

食べていたら、夫に取られた。

「うまい、と聞けば、ほしくなる」 んだそうで。
でも一口たべて、「これ、うまいか? おれは香菜はフォーなんかに入れるのがいいな」
生でそれだけ食べるには、あまりに匂いが強すぎる、ということらしい。

いや、私だってね。
大学時代、初めて中国に行って、シャンツァイに出会った時は、「なんじゃこりゃ」 と思ったのよ。
「臭い草」 と呼び、長い間、毛嫌いしていたこともある。
でも、いつの間やら、好きになった。
好きになったら、今度は、深く愛してしまった。

両手にいっぱいのフレッシュなシャンツァイが、あなた、韓国スーパーでわずか、42セント。
うるうるうる、感涙。
この国に暮らす中国人や韓国人に心より感謝!
これを食べるたび、「日本にはもう戻れないなあ」 と思う。

ラーメンにもいれる。もちろん、うまい。
キムチスパゲティーにも入れてみた。当然うまい。
ワカモレに入れる。これは必須だ。
私の作るワカモレ、どんどんシャンツァイの量が増えてきて、なんか、アボカドのディップというよりは、シャンツァイ味のディップだもんな。

シャンツァイ万歳。
今日も、シャンツァイと味噌で、ビールを飲む。
息子の熱はいまだ下がらず。
私は看病で外を出歩けず。
こんな夜は、飲まずにやってられっかい!

ぬか床SOS!

キュウリの糠漬けが大好きな息子のリクエストもあって、久しぶりにぬか床が冷蔵庫に復活しました。数年前、しばらくタッパー容器でぬか床を維持してたのですが、まあ、私のことですから、

ある日突然、セメンダインの匂いが……状態となって、
昇天あそばされたことも多々あり。
いいかげん嫌になってやめてしまったのでした。

が、日本にいる時は、息子のクラスメートの八百屋さんで本当に本当においしい糠漬けを食べられたんだけど、さすがにこちらでは糠漬けは売ってません。
そうこうするうちに、日本食材店で、水を混ぜればぬか床になる 「ぬか床の素」 なる商品を見つけ、ついつい購入しちゃったわけですな。

ネックは、私のアトピー。熱いお湯で手を洗っただけで悪化する私のアトピーにとって、ぬか床は地獄です。そんなわけで、最近は、ラテックスフリーの手袋でぬか床を混ぜております。

エントリータイトルに 「SOS」 と書いたのは、今一つ味が決まらないこと。
まだぬか床がこなれてないからだと思うのですが、単なる塩漬けや浅漬けに近い味。ぬか特有の臭さがないんですよねー。
アトピーを理由に、2日か3日に1回しか混ぜてないことも原因だと思う。
(混ぜて、空気に触れさせないと、発酵が進まないんだそうで)。

でも、毎日混ぜるなんて、絶対に私には無理。
どなたか、「あれを混ぜ込むとむっちゃくちゃおいしくなるわよー」 というご助言、ありませんでしょうか?
ウェブで見てみたけど、イースト菌を混ぜると発酵が進むとか。
ほんと?
冷蔵庫管理のタッパー容器入りぬか床でも、イースト菌は働いてくれるかしらん。

ま、味はまだ今一つですが、息子は好物のキュウリの糠漬けを、私は好物のセロリの糠漬けを、それぞれ食べられるのが、とっても幸せ。。。

塩鮭の炊き込みご飯

魚が食いたい。
たいして魚食いでもなかったくせに、とうとう、そんな思いにあえぎ始めた。
近所のスーパーで手に入る魚は、どうもフライやらムニエル用って感じで、塩焼きには向いてなさそうだ。
あえて使うなら、サーモン?

んなわけで、まずは塩じゃけを作るようになった。
作り方は友人に教わった。
たっぷりの塩で一晩漬けて、翌日は数時間かけて塩抜きし、最後に寒風の中で干す。
皮の部分が固くパリパリっとなったあたりでできあがり。
これを焼く。
うまい。

ところが不満が一つ。
あんまり油がのってないのだ。
そもそも、私が一番好きな部位はハラス。
油がのってなきゃあ、皮がパリパリと油で弾けなきゃ、いやなのだ。

そんな時、すごいものを見つけた。
韓国スーパーで、ハラスや頭やカマ、中落ちみたいな部分など、フィレとして売る以外の部位をまとめて一山いくらで極端に安く売っていたのだ。
あーん、ラッキー!!

そんなこんなで、今度はこれを塩じゃけにした。
これがすごいのよ。油のりのりのりまくり。

今日はこれを炊き込みご飯にしてみました。
皮こんがりと焼いた塩じゃけを、酒と醤油と塩と千切りショウガで味付けした米と一緒に炊く。
ほんとは、塩じゃけをほぐして、炊きあがったご飯に混ぜちゃってもいいんだけど、こんがり焦げた皮の香りをどうしてもご飯にうつしたかったもんで。

炊きあがったご飯に骨をはずした鮭を混ぜ込んで味見。
うーん、ちょっと味が薄い。
本来ごまを混ぜるところに、いただきものの醤油味のごまを混ぜてみた。
おお、いいかも。
あともちっとパンチがほしいな。
息子に秘密で、ネギの白い部分をこまかくみじん切りにし、混ぜ込んでみた。
よし、完璧。

むちゃくちゃうまかった。
落涙。

日本食レストラン、いろいろ

噂には聞いてましたが。
こちらでは日本食、すごいブームです。
普通のフードコートにも、ハンバーガー屋、プレッツェルとレモネード屋、ピザ屋、メキシカンファーストフード屋といったラインナップの次に、必ずといっていいほど、寿司やら焼きうどんやら照り焼きを売る店が並んでいるほど。
店に並ぶ客のほとんどが現地のアメリカ人。
在米日本人に人気の寿司屋なんかも、かつては日本人客ばっかりだったらしいのですが、今やあらゆる人種のお客さんがやってきているという感じ。
日本人のほうが少数派なのです。

そんな中で、対称的な2軒の日本食レストランが近所にあります。

1軒目は、「TEMARI CAFE」。
ひとさまのブログに写真を見つけました。外観はこんな感じ

一言で言うなら、日本にいかにもありがちな、ものすごーーーーーーーく当たり前の定食屋。
ラーメンがあって、刺身定食もトンカツ定食もハンバーグ定食も塩サバ焼き定食も同じメニューに載ってる。ラーメンの味も、今一つなところが、いわゆるラーメン屋のラーメンではなくて、定食屋のラーメン風。玄関には、日本語の新聞に、日本語の漫画がずらり。その漫画も、芸術がかってる COOL JAPAN 系ではなく、ものすごく庶民的なフツーの漫画。

ここの最大の価値は、「フツー」 なのです。
こぢんまりとした食堂のテーブルとイス。
ビールについてくる、柿ピー。
「いらっしゃいませー」 の声。
テレビで延々と流れるのは、日本の民放のバラエティー番組 (のビデオらしい)。
たぶんこのあたりでは一番、日本っぽい空間かもしれません。

ここに一番はまってるのは、食べ物に関して超保守派の我が息子。
この店に来ると、いきなりくつろいで、漫画を読みながら、トンカツを食べてます。
「宿題が終わったら、TEMARI に連れて行ってやる」 などと言おうものなら、もう、とんでもない集中力を発揮して、いつもの5倍のスピードで宿題を仕上げてしまうほど。

いかにも日本人にしか受けそうにない店なのですが、ところがところが!!
今や、一番多いのは中国人のお客さんかも。
韓国人のお客さんもものすごく多い。
日本語を勉強してるのか、日本語で注文を試みるアジアン率も高し、です。
いつもものすごく混んでいて、週末の夜なんか、待ち時間が生じるくらい。日本人客の割合は3分の1くらいかも。

最近は、現地のアメリカ人 (というか西洋人) にも密かな人気のようで。
グルメ系ホームページへの書き込みを見ても、
「スシだけが日本料理だと思ってるアナタ、絶対に TEMARI にゴー!」 とか、
「日本に行かない限り、絶対に食べたことがないはずの日本料理がここにある」 とか、
「正真正銘の日本の食い物! 正真正銘過ぎる、って人もいるけどね」 とか。
ディープジャパンの体験コースの一つと化しているみたい。

我が家では、土曜日の息子の日本語補習校が終わった後、家族で乗り込むのが習慣化してます。夫は職場で日本の新聞各紙を読めるらしいんだけど、私はワシントンポストのほかは、2週間遅れくらいで夫が持ち帰る毎日新聞 (それもスクラップをした後ゆえ、穴だらけ) を時々読む程度なので、ここの店で4日分くらいの朝日新聞を読むのがすごく楽しみだったりするのです。

しかし、ほんと、こんな可もなく不可もない、といった 「フツー」 のお値段と味の店が、妙に人気なのはなぜかなあ。
夫がぼそっと一言。
「この店なら、君のおとうさんでもうれしがるかもなあ」
ああ、そんな感じ。
外国慣れしてない年配の日本人にとって、まったく外国を感じさせないこのビミョーな雰囲気は実はすごくすごくこの国では貴重な存在なのかも……。

さて。
もう一軒は、比較的新しいお店で、SUSHIDAMO
ちゃんと自前のウェブサイトも持っておられる。ね、オシャレでしょ?
ワシントンポストにも紹介された。
この記事の途中にある写真や、ウェブサイトの写真を見てもらえれば、だいたいの想像はつくと思う。
美しいでしょう?
ウリは、創作巻きもの、です。

経営者は日本人ではありません。シェフは日本人だそうです。
でももう、そんなこと関係なし。
ここの味に思わず痛感したのは、
「すごい。寿司が、日本の味ではなく、世界の味に仕上がってる」 でした。
創作巻きものは、日本では出会ったことがない味。

最初に紹介した TEMARI が穴ぐら的なくらい 「フツー」 の日本ならば、
こちらは、日本だの、寿司だの、というのを思う存分に広げてみせた店。
(どっちがどうと言うわけではなく、両方ともすごいと思う。車で10分足らずの距離に、両方のお店があることに感謝!)

SUSHIDAMO で、「冬」をイメージしたという巻きもの 「fuyu」 を頼んだら、ほたてを海苔で巻き、かつお節を一緒に巻き込み、上に緑色のわさび味のトビ子がトッピングして出てきました。
なるほど、冬は雪の白。
でもホタテだけじゃ味が淡泊過ぎる。
かつお節が味と歯ごたえに変化を持たせてます。
トッピングのトビ子の緑色は、どうやって色をつけたんだろう。
抹茶色が、とてもきれい。

ソースに柑橘系などフルーツを使ってみたり、思った以上の自由さです。
実は私、最初に食べた時、シェフは日本人だと思わなかった。
「ああ、外国の人だから、ここまで自由にやれるんだ。ありがたいなあ」 なんて感謝したくらいだもの。
寿司はもう、何も日本人が握らなくてもいいし、ロシアでは創作寿司コンテストがあるらしいし、なんてわくわくする時代なんだろう!

そんな時代に、あれ、なんだっけ?
農水省の 「スシ・ポリス」 ?
日本食ブームに乗じて、外国では外国人が 「日本食」 をうたってアジアンフードを一緒くたに店で出してる。この際、認証制度を作りましょうか、ってな話だったかな。
米国のメディアからは、「スシポリスが食の国粋主義を掲げてやってくる」 などと批判されたっけね。

あの話、まだ生きてるのかなと調べてみたら、海外日本食レストラン認証事業としては頓挫したはずが、復活折衝かな、海外日本食優良店調査・支援事業として予算付けされたらしい。
それにしても、「認証」 をうたうと、「ポリス」 と叩かれるからって、「支援」 と言ってごまかすあたりが、なんというか、すごい……。

税金2億7600万円かあ。
「基礎調査」という名の、海外の日本食食べ歩き。
ぜひ、私にもやらせてほしいもんだ。

鴨鍋 → 雑煮

2007年から2008年に、年をまたいで我が家で活躍してくれたのは、もらいものの鴨肉でした。
大晦日の日に客が総勢10人近く来るというので、鴨鍋にしました。
具は、ネギ、春菊、豆腐など。
ほんとはセリがほしかったんだけど、見つからず、それでも韓国系スーパーで春菊を見つけた時は、うれしかったー。

この時、鴨肉の脂身からものすごく良い出汁が出たので、ついつい客用の鴨から脂身だけちょちょいと削いで、冷凍室に放り込んでおいたんですよね。
で、年を越してから、この脂身で出汁を取って雑煮を作りました。

……う、うまい。
鴨さん、君は、ほんとにえらいぞ。

鴨は日本よりずっとこの国で買うほうが安いので、あれこれ工夫して料理してみようと思います。
楽しみ楽しみ。

豚肩ロースじゅうじゅう→鶏つみれ鍋→豚骨ラーメン

昨夜から本日まで、お友達一家を招き、どんちゃん騒ぎ。
お友達一家所有の、巨大ダッチオーブン (容積は、日本のアウトドアショップなんかで売ってるのの2~3倍ありそう……) で巨大豚肩ロースを焼くところからスタート。
お友達によると、下味は、ハチミツと塩胡椒にニンニクのすり下ろしに各種ハーブにお酢少々、だそうで。あとは隙間にジャガイモだのタマネギだのリンゴだのニンジンだのをぎゅうぎゅう詰めて。
炭をおこして、蓋の上にも炭を乗っけたら、放置すること2時間。

大変なごちそうでした。肉もうまいが、一番うまかったのはたぶんニンジンとタマネギ。溶けてしまったリンゴもいい味を出してました。

夜は更け、酔いは回り、その日はお休みなさい。
干しシイタケを水につけて冷蔵庫へ。これだけは酔っぱらってても覚えてたんだ。
(某国営放送の人気番組によると、冷蔵庫でゆっくりと戻すのが一番おいしい干しシイタケの戻し方なんだそうで)

さて、翌朝。
肉がついたままの豚骨に、ネギとショウガを加え、を昨夜からコトコトとスープを取っておいたものに干しシイタケの戻し汁、さらに前々夜の客用に作った鶏のつみれの残りを落とし、これまた、いたむ直前の白菜とコトコトコト。
最後は塩としょうゆと胡椒で味付けし、ごま油タラーリでいただきます。

さらにお昼。
コトコトコトと煮込み続けた豚骨スープがかなりいい感じになってきたので、煮干しと醤油なんかで味付けしてみたら、うん、いいぞ、ラーメンにぴったり。
子どもたちは 「ラーメンだ、ラーメンだ!」 と大騒ぎ。
それならば、と、2家族でわざわざ中華食材の店まで車でひとっ走りし、半生麺を買ってくるあたり、ほとんど執念ですな。

豚骨と煮干しの出会い。
ラーメン、おいしゅうございました。

そのお友達によると、これだけ楽しませてくれた豚肉の巨大肩ロースの固まりは、こちらのスーパーでわずか8ドルだったそうで。
うーん、すごい。
夫はすっかり感動し、「ダッチオーブンを買うぞ」 と息巻いてます。
プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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