スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サンタへの手紙

息子は焦っている。
何かというと、今年はまだ、サンタさんに手紙を書いてないからだ。
「早く手紙を書かないと、プレゼントをもらえないかも」
本気で焦っているのだった。

結局親子で相談し、硬式野球用のバットをお願いすることにした。
来年3月から、アメリカも野球シーズンが始まる。いよいよ息子もアメリカの少年野球デビューする、というわけ。
最近は、軟式野球用のバットで硬球を打ったりして、軟式用バットはボコボコに凹んでいる。そろそろ硬式用がほしい時期なのだった。

単に 「バット」 とサンタさんに頼んでも、息子の身体にあったバットが届くとは限らない。サンタさんへの手紙に、バットの長さと重さなどをきちんと書かなきゃね、というわけで、本日は親子でスポーツショップへ。

「息子の野球のバットを探してるんだけど」 と店の人に相談すると、恰幅の良い黒人の男性が付き添ってくれた。
まず選んでくれたのが、長さ28インチ重さ18オンスのバット。
息子は、振ってみるなり、

「か、軽いよーこれ!!」

一方、息子が選んだのは、30インチ21オンスのバット。
「これがいい!」 と言って聞かない。
30インチ、というのは、息子が日本で使っていたバットの長さ75センチとほぼ同じで、たぶん重さも同じくらいなんだろう。
ところが、店の彼は半信半疑。

「ほんとに大丈夫か? ならば片手でバットを持って、水平に突きだしてそのまま頑張ってみろ。20秒たってもバットの先が下がらなかったらOKだ」

こう言われると、我が家の英語のできないジャパニーズボーイはむちゃくちゃ意地になる。わざと平気そうな顔でバットを片手で持ってみせる。

1、2、3点…19、20。

ざまあみろ、といわんばかりの息子の顔に、店の男も 「ならOKだろ」。

サイズや型番を記入しながら、店の男にこう言ってみた。

「サンタクロースに手紙を書くのに、バットのサイズが必要だと思ってね。だから今日は買わないけど、サンタが買いに来たら、よろしくねー」

店の男は、意味ありげににやりとした後、しばらく笑ってた。
よかった~。ちゃんと私の英語、通じたみたい。
この手のセリフって、言い方がまずくて、英語が通じなかったら、むっちゃくちゃ寂しいじゃない?

ということで、30インチ21オンスで決定、と思ってたんだ。家に帰るまでは。
家でふと思いついて、英語でバットの選び方についてのサイトを検索してみた。
そしたら、ひええええ、ほんとかよ!!
硬式の少年野球の世界では、重すぎるバットは絶対にNGなんだそうだ。
理想的なバットは、重量(オンス)-長さ(インチ)が、マイナス10~マイナス12くらい。
軽いほうが、早く振れるし、遠くに飛ぶかどうかは、素振りの速さで決まるんだそうだ。
ある程度重さのあるバットにコテンと軟式ボールを当て、硬球より圧倒的にバウンドしやすい軟球の特徴を活用し、フライやゴロよりバウンドする球が捕りにくい、という少年たちの下手な守備を抜いて外野に転がす、ということに慣れてきた息子だったが、これからはとにかく素振りを速くする必要がありそうだ。

いろいろな情報を収集すると、息子のベストのバットはたぶん18オンス。
結局、店のにいちゃんが選んでくれたのがベストだった、というわけ。

さらに、実はリーグによって、バットの直径などを定めた bat regulation も違うらしい。
うちの地域はリトルリーグではなく、リプケンリーグ所属のリーグなので、リトルリーグのルールは参考にならない。
結局、来春参加予定のリーグに 「バットの規則を教えてくれー」 とメールまで出す羽目に。
ところ変われば、で、バット1本買うにも苦労するわー。

そんな親心など知らず、息子は全然別のことを心配している。

「アメリカのサンタだから、英語で手紙を書かないとダメだよね」
「サンタさんには、『うちの煙突はまだ掃除してないから使えません。煙突から入らないでください』 って書かなきゃ」
「クリスマスの日に家族旅行で家を空けるなんて! サンタさんはプレゼントを置いていってくれるのかなあ。雨に濡れるところにおきっぱなしにしちゃったらどうしよう!」

………。
そうなのだ。12月22日から家族で旅行しようとおもっている我が家。クリスマスプレゼントを枕元に、というわけにもいかない。
なんとか旅行初日の朝、息子を先に家から追い出し、リビングの暖炉の中にプレゼントを仕込んでしまおうと密かに計画中。

うわー。さすがはアメリカのサンタだ。本当に煙突から来たよ」

決めのセリフは、これでバッチリ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

うちも去年、クリスマスの時期に旅行だったので、同じ個としました!子どもたちも荷物も車に乗せて、さぁ、出発となってから、夫が「あ、忘れもの。」といったん家に入り、プレゼントをツリーの下に移動して準備万端。帰宅後に子どもたちが見つけて歓声をあげてました♪

アメリカでの初クリスマス、エンジョイしてねー。
オモチャじゃなくて、バットをリクエストするなんてオトナだわー!
少年野球デビュー、楽しみだね。

クリスマス

小国さん、皆さんお元気そうで何よりです。

こちらでは先日の日曜日に恒例のクリスマス会がありました。(今年も同じお店で焼肉v-275!)
今年の二次会は有志でカラオケv-264へ…。
昨年の二次会はウチの店で大人も子どもも時が経つのものも忘れて遊び・呑み・語りあってたのに、一年経つのが早いです。

わかお母とふうか母の熱唱を小国さんにも聴かせてあげたかった…。キャンディーズにピンクレディーに聖子に明菜…。そうそう、歌丸ジュリーの「勝手にしやがれ」も…。

そちらはいつから冬休みなんですか?こちらのv-226練習納めは24日。年内にもう一度チャット大会を開きましょうね!

なんか、暖かいなぁ。
そっちのクリスマス計画。
暖炉においておくなんていいなぁ。

うちなんか大きくなっちゃうとリクエストばかり~。

煙突!

煙突があるおうちって素敵!!

硬式野球なのね。
先日、ムスコが義母からもらったお金で、軟式のバットを買いに行きました。
野球経験がない夫婦なもので、店員さんに質問。
「左手1本で持って、ぶれないもの」と言われましたよ。
で、買ったのは、松井稼頭夫モデル、7350円!!

昨日は、通販で買ったバッティンググラフ(ムスコの
お小遣いで買わせた)が届きました。

で、物が増えた時だけ、張り切って朝練に出かけるムスコ。
わかりやすいヤツです。

ちょいまち~

いや、「アメリカのサンタさん」といってはだめよ(笑)。サンタさんは世界にたった一人ですから、アメリカ人のサンタさんはいません。

うちは毎年義理の両親の家にクリスマスは行くのですが、そこには暖炉がないので煙突もない。毎年息子は「サンタさんはどうやってくるのかな」と心配しますが、屋根裏にいつも置いていってくれます。もちろん家に帰ってきたら、家の暖炉のそばにもプレゼントを置いていってくれます(笑)。

すてき!

はは、いづこも同じだなぁ。しかし本物の煙突はウラヤマシイ。。。。
我が家の上娘はもう中2だし、欲しい物も試着が必要な洋服ばっかなので、先日思い切ってカミングアウトしたよ、もううすうすどころかバレバレだと思ってたから。
そしたら思いっきり信じてたそうで。。。。めちゃくちゃ後悔したぁ!
今年からこっち側に回って、弟妹の偵察よろしく!といったら、ちょぴり嬉しそうだったけど。ああ、もうちょっと信じさせておけばよかったか。
しかし、109のブランド指定でプレゼントほしがられてるサンタの身にもなってほしいわぁ。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。