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★子どもが壊れる家(著・草薙厚子)

★子どもが壊れる家(著・草薙厚子)

少年鑑別所の元法務教官ということで、前著「少年A 矯正2500日全記録」はなかなか読み応えがあったもので、新書が出たと聞いてすぐに手に入れたのですが……。
うーむ。
第一章「『普通の家庭』で犯罪が起きた」は、ここ数年の間に起きた少年事件や少年非行の、それも「話題になったもの」をさらっとおさらいした感じで目新しさなし。
第二章「加害者が育った家」は、神戸の事件については前著の範囲を出ないし、他の事件についても週刊誌の記述をつなぎあわせたような読後感に終始。
第三章で、どっち向いてくるかというと、いきなり「過干渉とゲーム」ときた。神戸の事件の少年Aが母乳を与えてもらっていた時間が短かった、とかそんな話しから始まり、子どもの死生観の変化の原因をゲームに求め、「まさか、あっちに行っちゃわないよねー」とおろおろしながら読み進めると、ドッヒャーン、行ってしまった、「ゲーム脳」論。

「ゲーム脳」については、あっちこっちで批判が起こってきたわけで、私も正直いって、「おいおい、結局、最後はゲーム脳かよ。とほほ」な気分。
ゲームが子どもたちを一切変えていない、というつもりはないけど、なんだかげんなりしながら読了。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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