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息子の記念日、私の記念日

自分から友だちになかなか声をかけられない性格ゆえ、アメリカの現地校はもちろん、日本人対象の土曜日の日本語補習校でも休み時間に一緒に遊ぶ友だちができないらしい我が息子。

To be the first to say "Hello"

などという目標も掲げたわけだけれど、そう簡単じゃないものね。

だからね。
今日、息子を学校に迎えに行った時、誰よりも早く校舎から飛び出してきた息子が開口一番、「今日は、友だちと休み時間にボールを蹴ったりしたんだよ」 と報告してくれた時は、本当にびっくりしたし、うれしかったんだ。
息子の説明によるとこうだ。

いつもは同じクラスの日本人の子と一緒にご飯を食べているのに、最近は、その中の一人から「来るな」とか言われちゃったらしく、ちょっと居場所がなかったらしい。
ランチタイムの時、これまでも、声をかけてくれることが多かった男の子のほうに自分から近付いていったら、「カモン」 と呼んでくれたらしい。
結局、2人で一緒にランチを食べたんだそうだ。
もちろん、息子は英語を少しも話せないから、まともな会話なんかなかったと思うんだけれど、それでも息子によると、

「なんとなく言ってることは分かるから」

……ほんとかよ??
よくわからないけれど、この日、息子は彼と初めて校庭でボールを蹴ったらしい。

「今日は、あんたの記念日だねー」

なんてうれしい気持ちで2人して帰宅。
息子がいつものようにポストをチェックしたら、なんとなんと!
東京の息子が通っていた小学校のクラス全員からお手紙が届いていた。

実に幸せそうに手紙を読む息子の横顔を見やりながら、私は内心ほっとする。
1日早く手紙が届いていたら、息子はホームシックで泣いちゃってたかもなあ、と。
少し希望が見えてきた日に、手紙が届いてほんとによかった。
(実は、この夜、息子に許可をもらってみんなの手紙を読ませてもらった。どの子も思い出深いものだからね。思い思いの言葉や絵に、鼻水を何度もすすっちゃいました……)


息子は早速、クラスのみんなにお礼の手紙を書いた。
私がそれを小学校にファックスし、「朝からすみません!」 と授業前の担任に電話した。
小規模校はこういう時、実にアットホームで助かる。
担任の先生が電話口で、「今、ファックスが届きましたよ!」。
しばらく息子は、大好きだった担任の先生とも話をしていた。

「今日はほんとに、あんたのお友達記念日だねえ」と私が言うと、
息子が 「母ちゃんの記念日でもあるよね」 と。
そりゃ、あなたの記念日は、母ちゃんの記念日でもあるわよね、なんて納得をしかけたら、息子が笑いながら、
「だって、今日、ピアノが届いたでしょ」

ああ、そうだった。
そうなのですっ!
ピアノがようやく我が家に届いたのです。
ということで、11月20日は息子の友だち記念日。
そして、私のピアノ記念日。
(でも、ピアノの話はまた今度、ね)。
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小国さん!!

小国さんだv-10

小国さんだv-10

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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