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サンクスギビングデーで七面鳥を食らうわけ

息子が学校でサンクスギビングデーのための飾り物工作を作ってきた。
というのはウソで、本来ならそうやって学校で工作するはずだったのに、前日に息子がそのプリントを 「たぶん宿題だと思う……」と言って持ち帰ったため、我が家では宿題としてそれを工作する羽目になったのだった。

翌日、家で作った宿題を息子が学校の先生に見せたら、「Good,good,goooooood!!」と先生に思い切りほめてもらった後、みなが教室で工作している間、別の先生に連れられ、学校探検をさせてもらったんだそうな。
このあたり、柔軟な対応に感謝。

つまりなにかというと、息子も私も、いまだ、英語の壁のせいで、何が宿題で、何が宿題でないのか、ほとんど理解できてないというわけ。
お陰で、私は毎朝、担任の先生に手紙を書いているような状態で、ある意味、ものすごく英文を書くのが早くなったとも言えるんだけどさ。
こういう日々がいつまで続くのかなあ。

ちなみに息子が作った工作とは、七面鳥の紙飾り。
色とりどりの紙で七面鳥の羽飾りを作り、その羽に、自分が感謝しているものを4つ書くの。
息子が書いたものは……

Foods
Mother
Father
Baseball

そうだよね。
野球がやっぱり、君の心の支えなんだねえ。
主なスポーツにシーズンのあるこの国では、春まで野球はできないんだけど。

ところでところで。
家族で話題になった。
「なぜ、サンクスギビングデーに七面鳥なんだ???」
そもそも、サンクスギビングデーって何なんだろう。

なーんて疑問に思っていたら、本日、カレッジのESL生徒対象の会話クラブでそんな話題になった。
ボランティアの先生曰く、

「1620年、英国から宗教上の理由でアメリカに渡った人たちがいました。メイフラワー号に乗ってマサチューセッツにたどりついたのですが、その冬は酷寒で、食べ物もなく、100人ほどいた人の半分が病気や死に至りました。そんな時、先住民のネイティブアフリカンが彼らにトウモロコシの育て方や魚を肥料にして土地を肥やす方法、野生の七面鳥の狩りの仕方などを教えてくれたんです。翌秋、大変豊かな収穫を得た彼らは、ネイティブアフリカンを招き、3日間、食べ物を山と積み、収穫を祝ったんだそうです」

おおお。
だから七面鳥、というわけか。
ちなみに、その 「大宴会」 の日、ネイティブアフリカンは七面鳥だけでなく、鹿の丸焼きを作ってくれたんだそうだ。
なるほど、この国のオーブンがいかに大きくても、各家庭で鹿は焼けないもんなあ。だから七面鳥が定着したんだろな。
勝手な想像だけど。

ボランティアの米国人女性の先生は、
「サンクスギビングデーは、宗教色もなく、アメリカ人にとっては純粋に家族と過ごす大切な休日なのです。宗教色がないため、多くの人が祝うことができるのです」
と言う。
でも、その後、多くのネイティブアフリカンがこの国で命を失っていくわけで、なかなか脳天気に受け止められない私だったりする。
さらにそれを、ESLの生徒である中南米から来たヒスパニックの女の子たちが聞いているという何ともシュールなシチュエーション。

この日は、ハイチから来たすごくきれいな黒人の女の子もいた。
彼女を中心に、ハイチのクレオール言語なんかについて盛り上がった。
でも、ラテンアメリカで一番最初に独立した国が確かハイチだったはず。フランス語とクレオールの両方を操る上、学校で学んだスペイン語まで話せるという彼女だから、当然、独立後の自国のアメリカとの微妙な歴史なんかも熟知してるはず。

「英語を学びたい!」と集まってる彼ら彼女らが、実はこの国にどんな思いをいだいているのか、少しずつ聞き出してみようかな、と下心たっぷりの私だったりする。

今日は、台湾や中国から来た人たちと、しばし中国語でしゃべってみた。
何もESLで英語ではなく中国語を学ばなくてもいいと思うんだけれど、授業が終わると途端に中国語で仲良く会話している彼らにどうにか食い込んでみたい、とついつい思っちゃうのよね。
この際、英語と同時に、中国語も練習しちゃおうかなあ。



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サンクスギビング

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感謝している4つのもの
うちの子にも聞いてみようと思います。

野球に感謝か・・・。泣けるねぇ。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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