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コミュニティカレッジに挑戦

渡米から1カ月余り。
新居に引っ越してから1週間が過ぎた。
息子を朝8時40分に学校に送り届け (息子は、どうしてもスクールバスが嫌なんだって。一人ぼっちで座ってるのが苦痛だ、って。目の前がスクールバスのバス停だっていうのになあ! ま、慣れるまでは仕方ないかな)、それから、息子を迎えに行く午後3時までが私の時間。
つまり、約6時間、ね。

この1週間は、家のセットアップのための買い物に忙殺されてました。
なにしろ、私の場合、英語力もひどいけど、それにも増して運転力がひどいのです。
毎日毎日、目標を定めて走れども、必ず道に迷いまくって、学校のお迎えの時間に遅れそうになることばかり。
それでも、ようやく、「我が家」と呼べるような状態になりつつあります。
あとは2~3週間後に届く予定の船便の整理まで、小休止、という感じ。

だめなのよね。
暇、が一番苦手。
のんびり、なんてできない。
これ、性分。

おまけに、段々と分かってきたのだけれど、たぶん意識して勉強しないと英語なんてうまくならないのよね。
だって、学校の送り迎えにもスーパーの買い物にも、英語なんかいらない。おまけに内向的な息子ちゃんを持つと、習い事なんかもしないわけで、息子の習い事の合間に、現地でママ友だちを作る、なんて機会もないわけ。
これじゃやっぱりつまんない。

ということで、昨日、自宅から車で10分ちょっと(のはず)の、モンゴメリーカレッジというコミュニティーカレッジをのぞいてみました。
10分ちょっと、と思ったら、迷いに迷って半時間以上かかったけどさ。
気を取り直して、今朝息子を学校に送り届けた後、その足で(これが大事。やっぱり人間、勢いがついてないとね)、再び大学へ。
今度は15分で到着。
よし。

で、今から私が勉強できるような英語クラスがないか、色々とさまよい歩いてみた。
「秋季授業がもう始まってるからねえ」
「こっちじゃなくて、あっちへ行ってごらん」
などなど、色々な人の指さす方へ歩くうち、英語を第二言語とする人のためのセクション (ESL) へ。
そこで、学習アドバイザーのアネットに出会った。

何というか、一目で彼女が気に入っちゃった。
年は私より10歳くらい上かな。
色々な国から来た人の学びたい気持ちを、きちんと、丁寧にすくってくれる、そんな感じに見えたから。
自己紹介の後、「とりあえず、春まで待つんじゃなくて、今何か勉強できるものはないの? あんまり時間を無駄にしたくないのよ、私」 とアネットに取りすがったら、アネットがこんな提案をしてくれた。

「確かに、ESLの授業は年末にテストをして、1月の第三週から始まるの。でも、たぶん、あなたはそれまで待てないってわけよね。だったらこういうのはどう?」

曰く、
秋学期のクラスの中に、コンピュータ室の色々な英語プログラムを使って英語を学べるクラスがある。
これは他のESLの授業よりもずっとずっち値段も安い。
だから、秋学期が半分終わろうとしている今登録しても、それほど損にはならない。
これに登録すれば、毎日自由に好きな時間に勉強できるうえ、学生として登録されるから、ESLの先生が正規のクラス以外でボランタリーにやっている週2回の会話プログラムなんかにも、無料で参加できる。
カレッジで色々な情報収集もできるだろう、と。

私   「つまり、私の先生は、コンピュータ、ってわけだ」
アネット「そう。でも1週間の朝から夜まで、好きな時間に自分の好きなように勉強できるし、このクラスなら、途中からでも私がサインをすれば登録できるわ。ESLの春季コースが始まる前に、英語力を磨いておくのも悪くないんじゃない? どうする? 興味があるなら、今、そこまで連れて行ってあげるけど」
私   「ぜひぜひ!」

先生がコンピュータというのはいただけないけど、一つひとつ道を結んでいけば、きっと人にも出会えるだろうしね。

そんなわけで、コンピュータ室へ。
そこには、この部屋のスタッフのMollyが座ってた。
彼女は結構なお年寄りで、それゆえしゃべるのがものすごーーーーーくゆっくり。会話の相手には最高なのだった。

コンピュータソフトの使い方を教えてもらううち、彼女は色々なことを教えてくれた。
彼女の世代から見たこの国の教育制度の問題点、近所にできた新しい公立図書館の場所、私たちの住むモンゴメリ郡に充実してる女性向けプログラムの話から、彼女曰く 「一番安いガソリンスタンドの場所」 まで。
都合2時間くらい、彼女とおしゃべりしてたんじゃないかなあ。

日本のベルリッツで先生とプライベートレッスンを2時間受けたら、それだけで今回の登録料なんて消えちゃうよな、と、ふと思いつき、自分のあまりのせこい発想に、一人苦笑いした。

登録することに決めて、帰り道にアネットの部屋に立ち寄った。

「決めました。私、やってみますね」

そう言うと、アネットは、ずばっと聞いてきた。

「で、そのクラスであなたは何を勉強するつもり?」

ははは、さすがは学習アドバイザー。
漠然と 「何でも勉強したい」 じゃ許してくれないのねえ。
だから、正直に私も言ってみる。

「まずは、できるだけ毎日、定期的に通うこと。そして勉強癖を付けること。単に英語のヒヤリングだ、語彙力だ、というのじゃなくて、この国を知るために、今後どんな勉強ができるかの情報収集。困ったらまた相談に乗ってくれる?」

アネットはにっこり笑って、「もちろん!」 と答えてくれた。

登録料を払ったら、緑色の小さなカードをもらった。
秋季学期のみの学生向けの駐車場カード。
こんなものが、妙にうれしいなんて、私って変?

新聞記者という仕事、何より好きだったけれど。
今は、毎日が新しいことずくめで、仕事を恋しがってる暇もなし。
いや、恋しい気持ちがどこかにあるから、こうやって毎日新しいことを探しちゃうのかな?

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わかる!

やっぱり日本で働いてたせいか、暇な時間があっても、家を整える、とか、インテリアを考えるとか、はてはソファーカバーを手作りしちゃう(ってひとがいるのよ!近くに!)なんていう方向には全然行かないのです。
でも暇はいや!ということでESLと今はゴルフ三昧です。
長い冬はどーしよー。
ところで、私って鬼母かな。登校初日の帰りから(行きはマイカーで送っていったんだけどね。)、*一人で*スクールバスで帰宅させました。。。。

すばらしい!!
さすが おぐにさん
読んで元気をいただいてます
カサレスで赤ちゃんだった   
息子さんもこんなに大きくなって
がんばってて うれしいかぎりです
大阪から 応援してますよ~

プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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