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一軒家に暮らすということ 3

引っ越しからわずか4日。
はっきり言えることは、

「東京時代の1年分くらい、掃除をした」

ということ。

私、大嫌いなモノを順に並べるならば、

ヘビ、肉の脂身、そして掃除、だと思う。
それくらい掃除が嫌い。
息子が赤ちゃんだったころは、育児と仕事の両立で手一杯、というのを理由に、生活費をけずってでもお掃除だけは外注してました。
息子がある程度手を離れた後は、夫が掃除担当。
東京時代、私はトイレ掃除を1度もしたことがないし、「日々の掃除」なるものとは無縁の暮らし。
洗い物は食器洗い機。
洗濯は全自動乾燥機付き。
アトピーの手が荒れることもほとんどありませんでした。

しかししかし。
仕事辞めたし。
東京では通勤時間半時間弱だった夫が、今や1時間!
さすがに東京時代と同じように、
「あなたの洗濯物は週末に全部自分でやってよね!」とか、
「私は料理と育児担当。掃除は全部あなたがやってね!」とか、
言えないもんなあ。
(いや、言っちゃってもいいんだけどさ。さすがにねー。私って、ほら、「尽くす妻」 だし~)。

ということで、息子が学校に行ってから、お迎えに行くまでの約6時間。
少しずつ家の中を掃除してます。

妙にはまっちゃったマーフィー社のオイルソープで1階のフローリング部屋3つを全部拭き掃除したら、完璧に裸足で歩きたくなる床になりました。
でもこれは、完璧にきれいになった、というのとは違うのよね。

自分で掃除したから、自分の頭の中にここは裸足で歩ける場所、とインプットされちゃった、というのかなあ。
うまく言えないんだけど、自分で一つひとつ掃除していくと、愛すべき、あるいは少なくとも許容できる空間に変わっていくの。

もしかして、普段からお掃除してる人にとっては当たり前のことなのかも。
でも、年に数回しか本気で掃除したことがないような私だから、それはとても新鮮な発見でした。
掃除すれば掃除しただけ、その場所が好きになれるなんて!

この数日間で、なんとなく我が家の住まい方が決まってきました。

地下室は、せっかくカーペットが敷かれた広々とした部屋なのに。
(投球練習くらいできそうな距離もあるし……)
今なお家具一つおかず、一切使ってません。
船便の荷物が来たら、息子のオモチャを置いて、外で遊べない時の遊び部屋にしようかな、という程度。

一方、ベッドルーム3つと主寝室がある2階。
これは今や主寝室しか使ってません。
それも寝る時と、シャワーを浴びるくらいかな。
残りのベッドルーム3つは、北向きの部屋を書庫にできれば、と計画中。日本から、持ってる本の半分くらいを船便につっこんじゃったから。
もう一つは息子の勉強部屋にしてやろうと思ったんだけどな。
いまだ、一人で2階にあがれない怖がりちゃんなので、まったく意味なし。
そして残りの部屋にはシングルベッド(これも引き継ぎ荷物)を2つ放り込んであって、いざという時の客室、というわけ。
なんと、活用されていない空間の多いこと!!!

結局、マンション暮らしの長い我々家族は、複数のフロアを使いこなす、なんて無理だったんですねえ。

では、1階はどうなっているか。
1階にはキッチンとトイレ、リビングルームが2つにダイニングルームが1つ、って感じ。
ダイニングルームには、夫の前任者から引き継いだ大きな古いダイニングテーブルと、布が破れてスポンジがはみ出してるような古いダイニングチェアが8脚。

普通ならば、ここで毎日、朝ご飯や夕飯を食べるべきなんでしょうが、なんとなんと、この巨大なダイニングテーブルが我が家の仕事&勉強部屋となってます。
息子はここで宿題。
私はここにパソコンを2台置いてるし、
勉強机用のライトスタンドまで、テーブルに固定しちゃった。
夫も帰宅すればここでパソコンを広げています。

この際、日本から食器棚が届いたら、食器は台所の収納にできるだけ片づけて、食器棚はダイニングルームという名の勉強部屋に置いて、本棚として使っちゃおうかな

じゃあ、どこでご飯を食べてるのかといえば……。
キッチンのちょっとした空間に、子ども用の折りたたみ式テーブルをちょこんと置いて、そこに折りたたみ式の小さなストールやベンチを並べて、食べているのです。
ああ、なんて狭苦しいキッチン!

でも、キッチンの中で食べたほうが、作った料理を運ぶ手間が省けるし、後かたづけも簡単だし~。
いつかIKEAあたりで日本に持ち帰っても巨大過ぎないような小さなダイニングセットを買って、ここに置ければそれで完璧だわ、と密かに計画している私です。

では、1階のリビング2室はどうやって使っているのでしょーか?
結論から言えば、ほとんど使ってません。
夫の前任者から引き継いだテレビとソファが置いてあるので、夫はそれでニュースなんかを見たりしてるようですが、私はそもそもテレビがあまり好きじゃないし、東京ではソファもない暮らしだったので、なんとなく、あの沈み込む感じに慣れなくて。

狭い方のリビングに、いつかピアノを買おうと思っているので、そうすればもう一部屋活用できるかなー。

明日は庭が好きになれるように、学校から息子が帰ってきたら、熊手で枯れ葉掃除をする予定。
「おいおい、おぐにが、暇を持てあまして、とうとう、掃除人間かよ。信じられないなあ」 と、私を知る人なら必ず言うだろうけれど。
掃除への嫌悪感より、この家を好きになりたい、という気持ちやら、やったことのない掃除への好奇心が、ちょっとばかし勝ってるだけなんだろうな。
アトピーが悪化した手がちょいとツライけどね。

まあ、私のことだから、1カ月もすれば、完全に掃除に飽きてると思う。
その時、この家がどんな恐ろしい状態になってしまうのか、ちょっと怖くはありますねえ。
そしたら、東京時代みたいに夫が全部掃除してくれたらいいなあ。
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気づくと怒とうの更新で、ここに来るのが楽しみなでかまるです。

我が家は私が掃除担当。調理よりはましという選択で。

どうでしょう、ダイソンとかのかっちょいいマシンを買ってそれを稼動させるために掃除するってのは。

これって男の子系の発想?
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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