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息子、現地校に通う

月曜日から、息子が現地校に通い始めました。
大泣きして嫌がるかと思ったら、もう3年生ですもんねえ。プライドもあるのでしょうか。
「いやだなあ、いやだなあ」といいつつも、泣いたりごねたりすることもありませんでした。

家の目の前がスクールバスのバス停なので、毎日、バスで登校することになりますが、とりあえず初日は夫婦して学校に送ってやりました。
私も夫も、担任の先生に会ってみたかったしね。
でも担任のD先生は本日はお休み。
代わりの優しげな年配の女性の先生に息子を託しました。

顔が引きつってたし、ものすごく不安そうだけど、「じゃあね、グッドラック!」と私が言うと、黙って片手を挙げて返事をした息子なのでした。

さて。
息子がいない昼。
夫は会社。息子は学校。そして私は、一人ぼっちで家に。
あれれ。
つい昨日まで、「息子と24時間べったり一緒なんて、育休時代以来だよー。なんてストレスフル!」 と叫んでいたはずなのに。
一人って結構、つまんないものね。

この日は、インターネットとケーブルテレビの工事のため、comcastの人がやってきて (なんと! 本当に時間通りに来てくれたの!)、2時間半かけて、すべてをセットアップしてくれました。
今回の人は、プロの見事な仕事を見せてくれた気がします。
大満足。
で、午後3時5分。
ぎりぎりセーフで息子をお迎えに。

どうなることやら、と本当に心配していたのに。
息子は案外けろっとした顔で、日本人のクラスメート2人と教室を降りてきました。
そっか。ずーーーーーーーーっと日本人3人でくっついていたのねえ。

1人は女の子で、アメリカも長いし、英語も達者。
もう一人は男の子で、数カ月前に来たばかり。
最初、女の子は、この男の子のお世話係みたいな感じでとなりの席に座っていたそうですが、今回は息子がこの女の子のお隣に座らせていただいているそうな。

2人連続で 「お世話係」 を担ってくれている女の子に、感謝感謝。

彼女によると、この小学校には8人の日本人がいるそうです。
そのうち3人は幼稚園児。
あとは2年と5年に1人ずついて、息子の学年である3年になんと3人まとまってるんだそうで。
3学年は4学級もあるので、ばらばらにされそうなのだけれど、最初は一緒のほうが慣れやすいだろう、という学校の配慮なのだそうです。

もちろん、クラスに日本人が一人もいない状態のほうが、英語が早く上達する、とよく聞いたりするんですが、息子の性格を考えると、荒療治よりソフトランディング優先、というのは、良かった気がします。

息子に 「どうだった?」 と尋ねたら、
「楽しかったよ」 とだけ一言。
なるほどなー。
無理しちゃってさ。

それからは、夜寝るまで 「楽しかった」 くらいしか、話してくれませんでした。
夜になって、ぽつりぽつりと。

「あのね。日本人の子に 『何歳?』って聞かれたんだけど、緊張しすぎて英語で聞かれてるのか日本語で聞かれてるのかも分からなくなっちゃって、『えーっと、わかんない』 と答えたら、『ええ~! 自分の歳なのに~』 って。それから、8歳か9歳かみんなで考え込んでたよ」

「ハーイ、とか言われたから、一応、ハーイ、って返しておいた。でもそしたら、ぺらぺらぺらぺら何かしゃべられて、それは全然わかんなかった」

「算数で変な記号を先生が使ってた。全然わかんない……」

「明日、行くのいやだなあ。何をするのかなあ」

英語が母国語でない子のための教室ESOLの様子も聞いてみました。
多くの子が、英語が分からないなりに、ESOLが一番落ち着ける場所だと言ってる話を聞いたことがあったから。

でも……。

「ESOL? あれが一番つまんない」

ははーん。
なんとなく読めた。
「あれでしょ。普通のクラスじゃ、黙って座ってたら、それだけで時間が過ぎるけど、ESOLだと5人だけだから、君は? とか色々聞かれたりして、つらいんでしょ」

思わず正直にうなずいてしまう息子。
「だって、ESOLだって、何言ってるか全然わかんないんだもん」

そりゃそうだよなあ。
ESOLだからって、日本語で教えてくれるわけじゃないしね。
同じ英語をしゃべれない数人の中で、自分が一番わからないって状態は、きっと、普通のクラスで授業が分からない、ってのとはまた別の悔しさがあるんだろうねえ……。

朝の教室で、息子は最初、緊張で身体が震えてたんだそうです。
頑張ったよね。
ほんとに、よく頑張った。
ほめてやりました。

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はじめまして

リスカについて話したかったけど、アメリカなんですね…

たいちくーん、ものすごーく頑張ったね。
すごいねー。えらいねー。
アメリカの学校に1人でスクールバスに乗って行ってるなんて。。。
想像するだけで私はもう、ウルウルしちゃいます。
遠くから応援してるよー。

我が家の次女も2学期になって、ようやく仲良しのトモダチができて
笑顔の多い毎日になりましたよ。
気の合う友達に出会えるといいねー。

頑張ったね!!

息子くん、頑張ったねー!
あちこちで言ってるけど、うちの1号、去年渡米したときは、やっぱり3年生の1学期。現地校に初めて行った日は、一日一回もトイレに行かなかったんだって!私も登校させたあとに、「あー、Bathroomのこと、念押しておかなかったなー。」と後悔したんだけど。で、翌日手紙を持たせました。
同じクラスに他に二人も日本人がいるなんて、なんてラッキーなのー!!ちょっとうらやましいです。うちの子たち、学校に他に1家族だけなの。。。

よかった

息子さん
ほんとによくがんばりましたねぇ
一日目 無事にすごせて
良かった ほんとに
えらい えらい すごい!!
大阪から 応援してるよ~~

がんばれ~!

自分が初めてアメリカに来た頃のこと、この夏、息子を日本の小学校に体験入学させて初日のこととか思い出して、なんかおぐに家のことなのに涙ぐんじゃった。がんばったねーーー!!
私も初めてアメリカに来た時、学校にインターで育った先輩日本人がいたのだけど、やっぱりよかったと思う。彼女が英語ペラペラだったので、その子のお友達も皆仲良くしてくれたから。そういう機会がないと、きっと一人でポツネンってしてたと思うし。。。
親としても、心配だよね。私も息子が日本の小学校に行ったとき、しばらく窓からこっそり覗いてた:D帰ってきて「どうだった?」って聞くと"It was great!" の一言。。。でも、先生に聞いてみると結構苦労してたみたい!
 息子さんに早く仲良しができるといいですねー。クラスに野球少年がいるといいですねー。

ああ、頑張っているんだね~。
えらいねえ。
いとおしいねえ。

もしも許してもらえたら、おばちゃんがギュ~~ッ!!
と抱きしめてあげたいよ。

おお、がんばってるねえ息子くん。
頼りになるクラスメートもいて、何より。
なんかさあ、ほんと毎日がスペシャル、な
感じだよね。
大きくなって帰ってくるんだろうなぁ。

ほんとエラい。すごいよ~。緊張で身体が震える、って本当によくわかる。私なんてそれまで現地に居たはずなのに、はじめてインターのクラスで自己紹介したときの恐怖を今でも忘れません。それからずっと辛かった...いくら日本人が居てもね。でも半年後には笑ってそうだな、太一君。頑張れ~!
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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