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大草原の小さな家のお父さんになった朝

何かというと……。
昨日壊れたディスポーザーの話。
直しちゃったの、自力で。

昨夜は何時間もディスポーザーのお勉強。
環境への影響から始まって、その歴史、構造、入れてはいけないもの、様々なトラブル、など。

さらに今朝は、在米経験のある知人から、ネットを通してこんな助言をいただきました。
「ディスポーザーに何か固いものがはさまってる場合は、それを取り除き、シンク下のディスポーザー本体についてるリセットボタンを押せば、直ります」

よしっ。
やってみよう。
朝一番に、ディスポーザーをのぞき込む。
昨日の夜まで、ディスポーザーの中には鋭い刃が並び、絶対に手など入れてはいけないんだと信じていた。が、昨夜、構造をあれこれ調べたお陰で、どうやらそうではないと知った。
刃自体は、触ってもけがしないくらい鈍い。
回転の力で粉砕する仕組みらしいのだ。

手を突っ込む。
生ゴミの嫌な感じ。
油でヌルヌル。
いや~~ん。

素手で生ごみをつまみ出す。
結構たくさん出てきたのが、なんとなんと。

タマネギの茶色い薄皮。。。

あっちゃー。
これ、流しちゃってたんだっけ。
昨夜のディスポーザーにわか勉強で、「流しても粉砕されないもの」の筆頭だったっけ。
粘着力の強いものと、薄いものは、ディスポーザーには鬼門なのだ。卵の薄皮なんかもダメらしい。
反省、反省。

時間をかけて生ゴミを取り出した後、洗剤でヌルヌルドロドロを取ってみた。
指先で隅から隅までディスポーザーを触っていくと、昨夜、ネットで見た横断図と同じ。なるほど、なるほど。

しかし、生ゴミを全部取り除いて、リセットボタンを押してもなお、途中で止まってしまう。
うーん。
まだ何か詰まっているのかな。

さらに触る。
隅から隅まで。
これが、刃。
これが、粉砕された生ゴミが流れていく穴か。
小さな穴を一つひとつ指でたどっていたら、ふと、小さい固いものが詰まっている穴を見つけた。
も、もしかして、これ???

指で取り除こうとするが、固く食い込んでいてダメ。
フォークの先でごりごりやって、ようやく取り出したのは……。

直径3ミリほどの黒い物体だった。
なんだろ。
石?
いずれにしても、こんなの流した記憶ないんだけどなあ。

これを除去した後、再びリセットボタンを押して、スイッチをいれたら……。

あああああっ!
直ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

一瞬、こみ上げる、ものすごい達成感。
この小石のせいでディスポーザーが止まり、
さらに粉砕されずに残ったタマネギの皮のせいで、排水が詰まっていたらしい。
なーるほど。
分かってみれば、すっごく単純な話。

思えば日本で、電化製品なんて自分で修理したこともなかった。自分で直す対象として見たことすらなかった。
掃除機のコンセントがダメになった時も、電気屋さんに持ち込んだ。
確か中学や高校の生活家庭科あたりで、直し方を教わった気がするけれど、そんなの自分でできるわけないじゃん、と思いこんでた。

アメリカの人は何でも自分でやっちゃうのかもしれない。
ものすごく、生活力に勝っているのかもしれない。
もし、そうだとしたら、本当に本当にすごいことだ。
私の頭の中に、懐かしいあのメロディーが流れてきた。

大草原の小さな家の、テーマソング。

ちゃーちゃちゃちゃーちゃちゃちゃっちゃちゃーーーん~♪

なんだか今朝は、大草原の小さな家の、たくましい父ちゃんになった気分だわ。(母ちゃん、ではなく)。

「母ちゃんすごい!」
「おまえ、すごいぞっ」
息子と夫が素直に手を叩いてくれた。
へへへ。まあね。
日本でも生ゴミが苦手で、排水溝の生ゴミや髪の毛なんかを絶対に触らなかった夫と、本当にアメリカで一軒家を維持していけるのか、すごく不安。
やっぱり私が、大草原の小さな家の父ちゃんになるしかないのかも。

小さな3ミリほどの石は、きれいに洗った。
目の前の小さな小石。
これは私の宝物だ。
絶対に捨てるもんか。
アメリカでの問題を一つ、自力で解決できた戦利品だもの。

なんか、自信が沸いてきた朝なのだった。

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私もこっちで水洗トイレのレバー、直したの!
こっちのドイトみたいなお店(うちのほうではLow'sとかMenardとかいうのがある。)に入ると、びっくりするよ!トイレの構造図が貼ってあったりするの。地震が無いから、家とか建てちゃう人がいるのがなんかわかる気がした。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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