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ディスポーザー、といふもの

今夜のビッグニュース。
いきなり、台所の ディスポーザー が壊れた。
ディスポーザーって、実は私、アメリカで初めて使ったんだ。

日本では私、台所シンクの流し口にパンストくらい目の細かいネットをセットし、野菜クズからヨーグルトまで水分を切って生ゴミとして処理してきたから、アメリカで初めてディスポーザーを見たときは、たまげた。

「これ、どうやって使うんだろね」と私。
「細かく粉砕してくれるんだろ。シンク下から、細かくなった生ゴミを取り出してゴミ箱に捨てるんじゃないのか?」と夫。

ぶぶーーーーっ。
(↑ 間違い、の音)

違うのねえ。
水を流しながら、スイッチを入れると、生ゴミが一瞬にして粉砕され、ドロドロ状になって、そのまま下水へ……。

ひえええええ。
私は仰天しましたわよ。
だって、それ、絶対に、環境破壊じゃん、と。
思い出したのは、あの数値。

台所から流すもの   浄化に必要な水量(300リットルの浴槽)
てんぷら油500CC    330杯
マヨネーズ大さじ1杯   12杯
米のとぎ汁500ml    4杯
牛乳コップ1杯      9・4杯

……って、あれです。
まずいよ。マヨネーズほんのちょっとでこれだもの。
ドロドロの生ゴミといったら!!

ところが。
色々調べてみると。

アメリカではディスポーザーの歴史ってすごく古い。
発明されたのがちょうど80年前。商品化されたのが約70年前。
アメリカでは多くの自治体で、生ゴミを水道に流すことを禁じ、むしろディスポーザーの設置を義務づけてきた経緯があるっていうのよね。
うーむ。
さらにさらに。
下水システムが古いため、過度に負担が掛かるだろう、と長い間ディスポーザーの設置が禁じられてきたニューヨークですら、あれこれ研究した結果、ちょうど10年前に、設置を禁じた法律が改正されてるみたい。

日本では、まだまだメジャーじゃないディスポーザーだけれど、「ゴミの量の削減になる」などと、むしろ、エコフレンドリーな商品として宣伝されることも多いらしい。
もちろん、その真偽は、下水処理や浄化槽のシステムによって変わってもくるようなんだけど。
このあたりは、また今度調べてみることにしよー。

アメリカなんかでは、ディスポーザーで流されたドロドロ生ゴミちゃんを含む汚水を上手に処理して、堆肥にリサイクルしてる、なんて話もあるようで……。

とまあ、ディスポーザー一つ壊れただけでも、色々勉強ができて楽しいわ!

……というのは、ただのやせ我慢でして。
すっごく困ります。
ほんとに困ってますっ!

ディスポーザーが壊れる

生ゴミが処理できない

生ゴミネットとかを設置できないので、どうやっても細かいゴミは流れてしまう

どんどんゴミがディスポーザーにたまっていく

排水がつまる

台所のシンクが洪水だーーーーーーーーっ!

まいった、まいった。
明日は朝一番に、アパートメントのフロントデスクに相談になきゃ。
今日は、ディスポーザーが壊れた後、さらに親子でテレビを観ていたら、カートゥーンチャンネル(子ども番組専門)で突然映像が止まったまま、音も出なくなっちゃった。
20分くらい待ったけど、これまた、うんともすんとも言わない。

一瞬、テレビまで壊れたかと思った。
もしかして、私って、破壊光線でも出して生きてるんじゃないかしら、と。

チャンネルをあちこち変えてみたら、数チャンネルで同じ現象が起きていたけれど、ほとんどのチャンネルは無事だった。
どうやらテレビが問題ではないらしい。
となると、ケーブルテレビ会社の問題かしらん。
なぞは深まるばかり。
数時間後、確認したら、すべて直ってました。

アメリカで一軒家を借りたある方に、「毎月のように何かが壊れるわよー。先月は冷蔵庫。今月は乾燥機、みたいな」 と聞かされたこともあります。
今の月極めアパート以上に、一軒家を借りたら、家の維持って大変そうで、これからも、あれやこれや、色々なものが壊れていくのかもしれません。

モノが壊れるのは、単に不便というだけでなく、やっぱりとても哀しくて、気分が沈んでしまう。時には、「アメリカだから」 とネガティブな気分になっちゃうときもあるかも。
そんなの、いやだなあ。
ということで。

決めた、決めた。
アメリカで一つひとつ、モノが壊れるたびに、一つひとつお勉強してみることにしよう。
モノが壊れるたびに、落ち込んでたんじゃ、この国じゃ気持ちが持ちませ~ん。
やっぱり、前向きに生きないとね。

ということで、今回は、ディスポーザー。
渡米以来ずっと、単に 「ひどい環境破壊」 と思いこんできたけれど、色々な研究や色々な見方があることが少し分かった。
引き続き、ディスポーザーが直るまで、情報収集してみることにします。

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えらいっ!

なんて前向きな!さすがおぐに。

そういや、大学時代にホームスティして
ディスポーザーみたときはびっくりしたなぁ..。

そうめんパーティして、アメリカ人にはいまいち不評で、ディスポーザーに流したそうめんを思い出す..。

私も一緒にアメリカの家電?お勉強させてもらおうっと!
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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