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★オタク論!(著・唐沢俊一と岡田斗司夫)

★オタク論!(著・唐沢俊一と岡田斗司夫)

私自身は、「オタク」ではないと思う(それだけの集中力がない。飽きっぽいし)。でも、男性でも女性でもオタクな匂いのする人がものすごく好きなんです。なぜかなあ。
ということで、読んでみた一冊。

オタク第一世代の方らしく、あまり狭い世界に閉じてしまわず、網羅的に色々なテーマを語ってくれているので、概論としては興味深く読めた。
へええ、と思った点は以下の通り。

・(女性のオタクについて唐沢氏の発言で) 今30代半ばを超えてコミケに出している人を見ると、〝帰りオタク〟〝戻りオタク〟という戻りガツオみたいなのがいますよね。一時、オタクから離れて、結婚して普通に生活できるんだなという自信を持ったところで、もういっぺん帰ってくる、という。

・(岡田氏の発言で) ダイエット系の記事を書けば誰でもダイエットできるんじゃないか。(略)何を食べたかを書くというのはダイエットの絶対条件ですよ。 ←オタク論とは関係ないけど。これはすごくよくわかるわー。

・(唐沢氏が毎日大量の日記をブログで公開していることに関して唐沢氏自身が) 書いてるだけでこわれていく人というのは確かに多いんです。なぜかというと、人間というものは、外見ではカッコつけているんですよ。内面と外面の二重性を常に持ちながら生きているのに、日記というのはその内面を外にダダ漏れさせていくものなんですね。そこらへんをどう折り合いつけるかが公開日記の基本なんです。

さらっと数時間で流し読みできる本ですが、やっぱり今一つスリリングな気持ちで読めなかったのは、2人が仲良すぎることかしらん。
この手の対談は、もちろん、前編けんかしてる必要はないけれど、そばにいる編集者がハラハラしながら「どうやってまとめよう……」と一瞬不安になる程度に、対談者の間で緊張感が走ったり、最後まで議論が平行線になったり、それでも分かり合おうと言葉を費やしたりする場面がほしいな、と思ってしまった。

(ひきこもりに関して、斎藤環さんと「タメ塾」の工藤定次さんが対談した本があるんですが、これは本当にそういう点でドキドキハラハラさせてくれた。ものすごく考えさせられた1冊でしたっけ。私の思う「対談本」の理想型でした)。


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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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