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記事143◆プロイスラーさんについてのコラム

■掲載年月日 2004年03月18日
■編集部から

 ドイツの児童文学作家、オトフリート・プロイスラーさんが作家活動55周年を迎える、と最近の新聞記事で読んだ。

 小学生のとき、彼の奇想天外な童話「大どろぼうホッツェンプロッツ」を読み、あまりのおもしろさに「私も書いてみたい」と初めて書くことを意識した。中学生のときに読んだ「クラバート」は、死の影が常につきまとう、重い、しかし感動的な物語だった。あとがきには確か「『クラバート』の執筆に悩んだ著者が、同時期に仕上げたのが『大どろぼう……』という楽しい物語だった」とあって、ショックを受けたのを覚えている。中学生なりに、書くことの重さの片りんに触れた気がしたからだ。

 あれから二十余年。私は息子に彼の本を読み聞かせながら、書くことを意識した幼い日を思う。子供時代の本との出会いは何ものにも代え難い。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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