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「夫が家事をすれば子供も増える」厚労省

厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」の第3回結果が話題を呼んでいる。
この手の調査結果は、どの部分を「見出しどころ」にするかが、記者の腕の見せ所。
ちなみにNHKでは「育児休業制度を取りやすい会社で働く女性は、取りにくい会社で働く人より子どもを産んでる!」という点を見出しどころに選んだ。朝日新聞もそうだ。

でも今回は、毎日新聞の玉木記者の選んだ見出しどころの方により深く共感。
「夫が家事をすれば子供も増える」厚労省

これからの少子化対策は「女性が働きやすい環境整備を」だけでは不十分で、さらに「より長く子どもを保育所に預けられる環境整備を」なんてとんでもない話であって、やはり肝心なのは、夫の育児・家事参加 (決して「協力」などではなく!)だと思っているものだから。

うちの息子が生まれて半年目から4年間ぐらいの、育児が物理的に一番大変だった時期、夫は警視庁担当記者で、ほとんど家にいなかった。思い返せば、私が2人目をほしい、と思い始めたのは、夫が経済部に異動になり、少なくとも週末だけは家にいることが増えてからだった(平日の帰宅は今なおどんなに早くても夜中の1時だけど)。
結局、「2人目」を望んでから1年かけて妊娠したけど、初期流産したあたりで、根性が事切れたのだった。
今でもまだ完全にあきらめたわけではないけど、今後5年間ぐらいの夫の仕事の見通しを考えた時に、「また『私ばかり育児している!』と不満を募らせ、離婚の危機を招きそうだから、家族の平穏のためにはやめておいたほうが無難だろうなー」と不安を拭えない自分がいる。

育児休業の恩恵を受けた身としては、「育休の充実 → 少子化対策」というのも実感としてよくわかるけれど、「夫の家事・育児参加(決して、協力、ではなく。くどい?) → 少子化対策」というのには、より切実に、ものすごく実感してしまうな。

ということで、ここを見出しどころに選んだ記者さんと、このニュースを、ヤフーニュースのトップに選んだ方のセンスに拍手。
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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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