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☆スーパーエッシャー展とニンテンドーDSライト

☆スーパーエッシャー展とニンテンドーDSライト

13日の会期終了までにどうにか子連れで行きたかったのです。
ニンテンドーDSを使って鑑賞音声ガイドを操作する、なんて話、息子が狂喜乱舞するのは目に見えているし。エッシャーのだまし絵は、子どもにも楽しめる作品群だと思ったから。

結果は予想以上でした。
DS操作にはまるのは想定の範囲内でしたが、エッシャーの絵自体を親子でとても楽しむことができました。

私自身、実はエッシャーはだまし絵(こんなの)しか知らなかったのです……。でも、むしろ親子ですっかり感動したのは、彼がスペインのアルハンブラ宮殿のタイル文様からインスピレーションを受けたという正則分割とその応用(こんなの)。
私はこの手の文様に対して、ちょっとオタクじみた執着を持ってしまう部分があるもので、ついつい、絵の規則性を見つけようと必死になってしまうのです。
息子のほうは純粋にパズルみたいだ!と大喜びしてました。

魚が鳥になったり、本当に不思議。

DSライトの操作の方も、実は大人の私も楽しんじゃいました。
彼がだまし絵に至るまでにどんな絵や手法を積み重ねていったのか、最後の最後まで挑戦をやめなかった生涯にも触れることができました。

さらに、私が仰天した展示が一つ。
エッシャーが、音楽家の中で特にバッハを好み、バッハの平均律クラヴィーア曲集の一節を図式化していたんです。
簡単に言えば渦巻き図なんですが、水平の線を引き、その線をドの音と定めます。あとは180度を12分割し、12音階を表現し、時計回りにオクターブ上がると線の長さがおよそ半分になるよう、渦巻きの弧同士を結んでいきます。
ああ、だめ。文章で説明のしようがないわ。
さらに強弱をモノトーンの明暗で表現してる。
楽譜ならぬ図譜?

さらにその展示方法が秀逸でした。
実験的に、バッハのインベンション1番の楽譜を、エッシャーの「図譜」のルールに従って描き起こし、音楽付きのアニメーションに仕立てていたのです。
テーマの繰り返し、反行形と逆行形、低音と高音の呼応、左右の手が近付いたり遠のいたりする時に生じるエネルギーの高まり。ちゃんと目で見ることができるんです。
2声だから、2つのモノトーンの円がくるくると回転し、弦の長さを変えながら音を表現していくわけですが、楽曲分析した中身をまるで見事に図示していただいた感じ。圧倒されました。

あまりに感動したので、とりあえず、ピアノの木曽センセに説明してあげなきゃ!と図録だけ購入してきました。

そうそう、さらにもう一つ。
エッシャーの絵の素材を6種類のフィギュアにしたガチャポンが会場に置いてあったのですが、息子が心底気に入ったらしいキャラクター「でんぐりでんぐり (このようなもの。これと同一の商品ではありませんが)」を見事ゲット(私が)。
結構くじ運よく2007年を始めてる感じです。

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同感!

あけましておめでとうございます!
我が家もこども二人連れて行きました。
まったくもって同感です!
だまし絵よりも、幾何に近い、緻密な構図の絵に魅了されましたです。
タッチするとCGが展開する展示にも感動!!!
文明ってすごいね。

DSをつかった解説もヨカッタ。まいりました。

ちなみにうちのこどもたちは「人酔い」しちゃって
ほとんど鑑賞してないらしい・・・

tumuさん。

>だまし絵よりも、幾何に近い、
>緻密な構図の絵に魅了されましたです。

やっぱり! ほんと、そうでしたよねえ。
13日に終わっちゃったそうですが、最後のほうはものすごい混みようだったみたいですね。
ああいう、子連れで楽しめる企画、今年は何があるかなあ……。
プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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