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★裁判長!ここは懲役4年でどうすか(著・北尾トロ)

★裁判長!ここは懲役4年でどうすか(著・北尾トロ)

昔、尊敬するナンシー関さんの初期の文章だったか、裁判傍聴マニアたちのルポルタージュがあったと思うんだ。あれがすっごくよかった。
それが記憶にあったので、本書も読んでみたんだけど。

正直いうと、私にはダメでした。
裁判傍聴経験のない人が、「へえええ、こうなってるんだ!」とか知って楽しむにはなかなかの好著だし、娯楽本として(悪い意味では決してなく)、楽しい本のはずなんだとも思う。

でも、私自身は、仕事で裁判傍聴する機会があり、特に、残虐な暴行の末のリンチ殺人なんかを傍聴してしまうと、胸が苦しくてとても冷静に聞いていられるものではなく、記者席に座り、遺族の隣でノートを広げてメモを取る、なんて経験をしてしまうと、もう、事件を興味本位で語ることも語られることも耐えられなくなってしまうもので……。
そのくせ、仕事の渦中においては、感情を切り離し、努めて冷静に傍聴原稿を処理することもしてきたわけで、そんなこんながない交ぜになって、この手の本を素直に楽しめなくなってしまったのかもしれません。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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