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息子の宿題2

これが鬼門だと、最初から分かっていたさ。
読書感想文……。

今夜はこれを済ませてしまおう、と親子で決めた。
がっ。
感想文を書く予定だった本を取り出すなり、息子は「長いから嫌」という。
それならば、と、自分で短い本を選ばせる。
選んできたのは、シートン動物記の絵本版。
ほんの数分で読める。
息子、あっさり読み終わって、困った顔をする。
「ほれ、書いたら?」と私。
「何を書くの?」と息子。

ここまでは想定内の会話。

「うーんそうだな。じゃあ、この本を読んで、何を思った?」と私。
「おもしろかった」と息子。

(おいおい、いきなり『おもしろい』かよ。母さんクマが殺され、独りぼっちで大きくなるクマの話だぜ……と私は内心動揺)。

「じゃあ、どこが面白かった?」
「………言いたくない」
「は?」
「感想文なんか大嫌い。感想なんてない。感想なんて言いたくない」
「………。じゃあいいよ。母ちゃんに言わず、自分で書けば?」
「何を書いていいか分からない」
「何か感じたことを……」
「もう忘れちゃった」

……ってな具合で。
読書感想文、今夜はあきらめました。
「この際、原稿用紙には、『ぼくは読書感想文が大嫌いです』と書いていくのもいいかもよ」と半ば本気で息子にアドバイスしたら、「また母ちゃんはテキトーな事ばっかり言う」と息子に本気で怒られました。

息子にとっては読書感想文は初体験。
学校では一度も書いたことがないらしい。
子どもの感想文にありがちな、「延々とあらすじを書いたあと、『おもしろかったです』だけ付け足して終わり」というパターンに陥らないように、しっかり傍らでご指導差し上げる予定だったわけですが、もう、やめやめ。
読書感想文くらい、自分で先生に「書けませんでした」というのもいい経験だし。と、思い直しました。

まあ、優等生ちっくで、こまっしゃくれた読書感想文を書けるのが良いとも決して思えないしね。
とまあ、私自身の子ども時代の反省もこめて。



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わが家の2年生息子も残りの宿題は「読書感想文」
野球好きの息子はこの本で書くそうです。
「ホームランを打ったことのない君に」 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4652040482/250-4451605-2973059?v=glance&n=465392

今日は下書きを書こう、思ったことを好きに書いてごらんと原稿用紙を渡したら、
すらすら書いていたのですが
「いつかぜったいホームランを打つ」という決意表明と王選手はすごいとか、
本とは関係ないただの野球談義になってました(泣)
で、今日はわが家も諦めました。

しいなさん。

実は、しいなの書き込みを読んだ瞬間、図書館で同じ本を予約しちゃいました。
長谷川集平は、私が一番か二番目に好きな絵本作家です。
本の情報、感謝です。

自由に思うことを書ける息子さん、うらやましーわ。

子どもの感想文にありがちな、「延々とあらすじを書いたあと、『おもしろかったです』だけ付け足して終わり」というパターンに陥らないように、しっかり傍らでご指導差し上げる予定だったわけですが、もう、やめやめ。


私も初めて書いたというか記憶に残っている読書感想文というものはそういうものです
まさにその通りで、読書感想文というとそれを思い出すのですが・・・自分で、感想になってないじゃん!とつっこんだ記憶とか、でも出さなきゃいけないのでくっそーとか思った記憶とか


みちさん。

その後、就職活動の調子はいかがですか?
ちょっと案じてます。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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