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「メーンは社会部」かぁ……。

元上司から、退社のご挨拶状が届いた。
私と、夫と、それぞれに一通ずつ。
封を切って中身を見たら、印刷したご挨拶状ハガキに、丁寧な手書きの添え書きがあった。

貴女の原稿、楽しみにしています。
早くメーンの社会部に戻って特ダネを期待しています


うーん。
ずっと昔の部下なのに、今なお気に掛けてくださっていることにまずは心より感謝。
でもなあ。
やっぱり「新聞記者のメーンは社会部」と思ってるんだなあ。
社会部畑の人だから、そう思うのも当然か……。

もちろん、子育てのために社会部を抜けてしまった形の私なのだけれど、
実は今の夕刊編集部というところを私は心から気に入っているわけで、
(長い原稿を書くことも、予定調和ではない記事を堂々と書ける紙面があるということも、この部署で私は学んだようなものだしね)
「早く社会部に戻れ」的な応援を聞くと、正直な話、「でも私、社会部でやりたい仕事はここでもできるし、社会部じゃやれなかった仕事もここでできるんだよね」と言いたくなる。
それから「社会面だけじゃなく、時には夕刊特集の紙面も読んでね」とも。

まあ、そんなこんなでちょっぴり考え込んだ後、ふと目をやれば、机の上には、同じ人からの夫への挨拶状。

「何書いてあるんだろ?」

無性に気になった。
もしかして「君の特ダネ、いつも読んでます」だろうか。
あるいは「今の調子で頑張ってください」とか?

特ダネ路線を突き進む、いわば新聞記者の王道を行く夫に対して、かなりねじ曲がった思いを抱いている私は、ついつい……ははは、ついつい……ははははは。

夫への挨拶状の封をビリリと破いてしまったのだった。

さて、気になる中身は……?

夫への挨拶状は、手書きの添え書きなど一切ない、印刷ハガキなのだった。
ふーん。
自分でも相当愚かだと思うけれど、あまりに根性ひん曲がってるとも思うけど……、ちょっとだけ、ざまあみろ、と思った。
あーあ、私って心せまーい!

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手紙開封

まぁそういうことはないんだろうが、ダンナさま宛の女文字のお手紙が来た時はめだつところに置いておくのが、関の山だろうなぁ。坊やに説明できないことはしちゃ、いけません。ま、いまは新婚生活だからいいか。

夕刊

お疲れ様です。
ワタシは朝刊より夕刊派ですよ(笑)。やっぱり文化面っぽいところが好きだからねえ。
特に気に入っているのは日経の夕刊です。貴社でなくてゴメン。
このままどんどん夕刊に署名記事書いてってください。
go your way.

冷奴さん、おトラさん、励ましの言葉、感謝です。
手紙開封事件は、ちゃんと数時間後には夫に打ち明けましたよ。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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