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恐れていた日が来てしまった……

早晩、必ずやってくると思ってたんだ。
そんな「この日」がとうとうやってきた。
眠る前のお話タイムの時、小学校2年の息子がおずおずと、こう切り出した。

「母ちゃん。あのね。どんなのでもいいし、どんなに小さくてもいいし、何でもいいし、一つでいい。だから……ゲーム機がほしい」

来たな来たな来たな来たな来たな来たな来たな来たな~。

「どうして、ゲーム機がほしいの?」と私。
次の息子のセリフがこれ。

「だってみんな持ってるもん」

ったく!
もっとオリジナリティーあふれる返答をかえしてこいよ。

「みんなって誰?」と私。
「○○君とか、▽▽君とか……。よくわからない」と息子。
「ふーん、『○○君と▽▽君』という名の『みんな』ね~」と私。
「でも、みんな持ってるもん!」と息子。

あーあ。
これまで、私が「うちはゲーム禁止!」と高らかに宣言してきたせいか、息子はなかなか切り出せなかったみたいなのよね。

とりあえず、「父ちゃんと相談するから、あんたも思い切り父ちゃんを説得できる材料を集めておきなさい。『みんな』と言いたいんだったら、男の子全員に聞いて回るとか。ほしいものを手に入れるためには、本気で相手を説得しなきゃあね」と、伝えてみた。

私としては「よ~し、父ちゃんを説得してみせるぜっ!」と息子に奮起してほしかったのよね。
ところが息子の反応は、こんな感じ。

「ねえ、母ちゃん……。父ちゃんに相談する時は、僕がいない時にやってね。聞きたくないから」

へ? なぜ?

「だって、父ちゃんが何というか、ドキドキして緊張して怖いもん」

なっさけなーーーーーーーーーーーーーーーーーいっ!
と思う一方で、ついつい、「愚かな子ほど可愛いってほんとだわ」と思ってしまった。

ゲーム機かぁ。
うちの息子は、与えたら最後、猿のようにやり続けると思う。
なぜか。
私の血を引いているから。

自慢じゃないが、社会人になってからゲームにはまり、ドラクエやファイナルファンタジーの新作が出るとなると、1週間前から記事を書きため、発売日と同時に、飲食を忘れてゲームをやり続けたもんだ。
1日中、ゲームをやっていると、必ず口内炎が出来た。なぜか。
飲み食いしないから、唾液が分泌されず、口の中がばい菌だらけになるからだと思われ……。

社会部記者になってからは、「流行ものは自分で試すべし」を掲げ、ゲームボーイでポケットモンスターをいち早くクリアし、女性向けゲームがはやっていると聞けば、アンジェリークを仕上げて記事にも書き……。

そう。
私こそ、猿だったのである。

途中で、あまりに無駄な時間を過ごしてしまったことに気付き、自らゲーム断ちをしたのだが、その時ははもう齢三十だったもんね。
生まれてまだ8年の、しかも私の猿の血を引いてる息子に、ゲームを与える勇気は、やっぱりないなぁ。

ゲーム脳なんて信じてないし、何も怖くない。
でも、息子の猿化は、やっぱり、怖い。



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お察しします・・・

とうとう来ちゃったのね・・・
それは息子さん、欲しがるよね・・・
うちは今まで結構与えてきたけど、
やっぱり息子はやりだすといつまでもだらだら・・・タイプなので
夫が最近禁止令出して、やらせなくなってしまったため
学校から帰ってくるとすぐに校庭で友達とサッカーをしにいきます。
私はもっと時間を決めれば良いじゃないって言ってるんだけど・・・
この間なんて、友達の家に遊びに行って、
みんながゲームやっているのをのぞいて見てたって聞いて
かわいそうになってしまった・・・

娘はその点、何を聞いてもうまく理由を言うし
時間を決めてやれるので
ちゃんと新しいゲームも買ってもらえたんだけど・・・

サルにならないでうまく楽しめれば良いですね・・・

今後の報告、楽しみにしています。

なかなか難しい問題ですよねぇ。
我が家もゲームはいっぱいある家なのですが(苦笑)

なにぶん子どもに忍耐力が備わってないものでゲームに夢中になるという事は
今のところ避けられています。

ゲームよりもサルのように野山を駆け回っている方が好きみたいです。

その気持ち、わかり過ぎる~!
じつは私も元ゲーマーで、猿だったの~。息子が産まれてから
それどころじゃなくなって封印して今に至るんだけど。

息子もゲームを欲しがったことありますが、おぐに家同様、
私に似ている息子にゲームを与えるとどうなるか目に見えて
いるので、「ダメ」の一言で却下すること数回。もう言わなく
なりました。

そういえば、保育園時代、夫が携帯に入れていたゲームを見つけ、
本当に猿になってしまった既成事実もあるので、息子も
強く反論できなかったってのもあるけれど。
#その携帯は機種変更したものだったので、すぐ捨てました。

当時はそんなつもりはなかったけど、ちょっとだけ与えて
本人にどうなるか自覚させるってのも1つの手かもね。

うちにもいる>猿

いつか来た道…は、やっぱり子供も通るのだと思いますよ。
うちはもう反抗期にさしかかりつつあり、これももう諦めてつき合う覚悟だす。
はあ。

DSは母の所有物!

です。我が家。
ソフトはムスコ@小3のもの。だから、勝手に持ち出せないの。
1日30分!と決まっていて、私がストップをかけると辞めます。
あとは一生懸命、ポケモン図鑑や攻略本を読んでます。
#「もう貸して上げない!」と言われるのが怖いから。

でね、聞いたら、「ゲームより外で遊ぶ方が楽しい」らしいです。

本当にみんな持ってますね。この間DS持ってきた子が、DSライト持って
遊びに来たりして、びっくり(ちなみに一人っ子なので全部自分のもの)。
きょうだいがいる子もそれぞれ持っていたりして。

我が家も、さんざん悩んで買ったんだけど、考えたら、ムスメ@2歳は
物心つく前からゲーム機が家にあるわけで・・・。時代ですね。

うちもゲームは私の物

おぐにさんが、ドラクエ、FF、ポケモン、アンジェをしていたなんて!ちょっとビックリです。
アンジェ以外は全部やりました。(他の女性向けゲームはいくつも所有…)
我が家もうららさんと同じく「ゲームは母の所有物」。
使う時間、友達へ貸す、持ち出しは私の許可が必要です!
猿になることを知っていればこそ、猿の管理・監視ができるのでは?

う~~ん、すごくよく分かる。
ウチは小1のクリスマスに与えてしまったのですが、与えてからも後悔することしばしば。。
でも親が与えたのではなく、サンタさんからのプレゼント(息子は信じている)だから、親として口出しさせてもらってます。
一日30分!
視力があまりよくないので、目のためだと本人も自覚。
でも夢中になると時間を忘れてます。
ゲームとのうまい付き合い方ができるといいのですがね~

おぐにはえらい!

キミのためだからって買わない選択ができるから。

どうも、自分がほしいものを全部は買ってもらえなかったり、買ってと言えなかったこどもだったせいか、私には、今のコドモ世界におけるゲームを禁止するほどの甲斐性がありません。

買ってもらえない子供の気持ちを思うと、ちょっとたまらないのね。

かといって、ほしいものが何でも手に入るという育て方もイヤ。お金やモノより、体験や丁寧に子供と向き合う時間が大事という気持ちだけはあるんだけど、なかなか思うようにはいかない。
せめてという気持ちで、おこづかいだけはややシブチンです。

私もすごいほしがったなぁ~。
私の家もゲーム禁止でした。母がゲーム大嫌いな人でして。。が、すごい説得して
私も小学生の時に初めてゲームボーイを買ってもらってすごい勢いでやりまくってましたよ。でも、私の場合は飽きるのが早かったのか半年くらいで存在も忘れるほどでしたよ。
おぐにさんもゲームやるなんてちょっと以外です。
息子さんのゲームの問題、難しいですよね。買ってあげる代わりにおぐに家のルールとか作ってみてはどうでしょうか?
例えば、一日30分にするとか。時間オーバーしたら何かするようにするとか。ゲームをする曜日を決めるとか。ってこれはすべて我が家のルールの一例なんですがね。
きっと中学生になれば自分のお小遣いで買うようになると思いますから今のうちにルールきめておくと、後々いいかもですよ~。

今でもサル

 お久しぶりです。北国から投稿します。

 おぐにさんはサルを脱出したんですね。おめでとうございます。僕は40を前にして今でも猿です。無駄な人生を費やしていると自分でも思いますが、いまさら止められません。息子さんには僕のような悲劇に陥らないよう、十分教育してください。

うちの息子も・・・
小学校1年の息子もゲームが欲しくてたまらないらしい。
近所の子が持っているのをやらせてもらうと
本当にサルのように目を赤くさせながらずっとやっています。
いつ買ってあげるかわからないけどかなり恐ろしいです…

いつしか猿が・・・

ゲーム機でこんなに盛り上がるとは思わなかった。新聞はもっと書くべきだよなー。口内炎になるまでとは恐れ入りました。猿の子はやっぱり猿でないと、遺伝学がこわれちゃうぞ。
うちの娘たちもゲームボーイよくやってたと記憶するが、知らないうちに卒業してた。一度は
通る道なんだろう。おとなになってかかるお多福風邪は怖いと言うし・・・

たくさんのコメントに感謝です。
後日談は、またエントリーに書きますが、とりあえず、親はあれこれ悩んだんですが、息子のほうは、またゲームのことを口にしなくなってます。
日能研のDMに、算数のお勉強ソフトがついてきて、これがRPG仕立てで、問題を解いているとアイテムを入手したりできるんですよね。
数日前はしばらく、これにはまってました。
ぼそっと 「こっちのほうが、DSよりおもしろいよね~」とつぶやくあたりが、子どもなりのせいいっぱいの葛藤対処法なんでしょう。内心、「んなわけないだろがっ」と思いつつ、代替物を愛でる息子を愛でていたのでした。

nonkoさん。

やはり息子さんと娘さんで違いますか~。
確かに近所の女の子たちは、「猿」にはなってないんですよね。
男はだから困るわ。
(私は猿になったけど)

うさん。

うらやましい。
ゲーム猿にならず、サルのように野山を駆け回る……そういうタイプなら、もう少し安心なんですが。

ドレさん。

おお、元猿仲間ですね。
「ちょっとだけ与えて自覚させる」なんて高度な戦法、うちの息子に通用するかなあ。

ちよちよさん。

「反抗期」という言葉を聞くたび、ゲームごときであたふたしている場合ではないのだわ、と我に返る私です。

うららさん。

そうか~。母の所有物かあ。
実は私、また猿になるかも……という不安もあるのよね。
実は息子が今やってる日能研DMオマケの算数ソフト。
下手なRPGの体裁を取っているため、攻略したら最後はどうなるのか知りたくてたまらない私なのです。こっそり息子に秘密でやっちゃおうか、と心情を吐露して夫に思い切りばかにされてしまった。

めぐみさん。

私はほんと、猿なんです。
猿は今も治ってないと思う。
息子がゲーム機を手にしたら……ほぼ間違いなく、息子以上に私が猿になる気がします。
ぶるぶるぶる。

ポッキーさん。

1日1時間。
それを守れる子がいたら、天才だわ。
私、正直いって、自分でも未だそれを守る自信ありませんもの~。

エミュさん。

そうそう。「ほしいものは何でも手に入る」という子育てに抵抗があるのは、自分自身がそうやって物の大切さを親から教わったからなのよね。でも、戦後25年のころの子育てと、今とでは社会状況も違うし、「あなたのおじいちゃんは昔、貧しくて、バナナを1本丸ごと食べるのが夢だったのよ」と言っても、息子にはとうてい伝わらないのよね。

さなさん。

おおっ。なかなか買ってもらえなかった子供のお立場からのご発言。感謝。
そうですよねえ。そもそも、中学生になったら自分のお小遣いで買っちゃう、んですよねー。
付き合い方を早めに教える……かあ。説得力あるなあ。

ばぬまんさん。

おおお。ごぶさた。
あなたは今も猿なのですね。
お酒飲み過ぎたり、暴飲暴食したり、そういう身体に悪いことは段々と減らしていこうねー。お互い。もう、昔みたいには飲めないっしょ。

mo-xiさん。

親から買ってもらってない子が友だちのを借りた時の喜びに満ちた表情というのは、確かに、親の心を打ちますねえ。うちの子もそうです。そのたび、複雑な思いをしております。

冷奴さん。

「ゲームを買うか買うまいか」は低学年男児親の最大の話題の一つです。新聞でも家庭面あたりで各紙かなり書いてきたテーマだと思います。「付き合い方」とか「与え方」とかね。
娘さんたちが「いつのまにか卒業」というのは、女の子だからかな。それとも、お父さんがそう思っているだけで、母娘間のバトルだって実はあったのかも……と穿ったみかたもありかも。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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