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★無援の抒情(著・道浦母都子)

★無援の抒情(著・道浦母都子)

先日読んだ「団塊ひとりぼっち」の中で紹介されていた本。ついつい探し出して、読んでしまったのだった。

全共闘世代の女性歌人が、若いころデモや、セクト対立や、スローガンや、家族や、そんな一切合切と向きあった日々を、10年以上も後にやってようやく言葉にできた、とそんな感じの歌集。
重くて、痛くて、しんどい。

例えば、10・21国際反戦デーのデモにて騒乱罪で逮捕された時のことを、こんなふうに歌う。

調べより疲れ重たく戻る真夜怒りのごとく生理はじまる
打たれたるわれより深く傷つきて父がどこかに出かけて行きぬ

このあたりでもう、痛くてたまりません。
ということで、後半、じっくり味わうことすらできませんでした。

唯一救いだったのは、ノンフィクションライターの後藤正治さんが書いている長い長いあとがきの中で、彼女の今の日々について触れてくれていること。
カラオケの持ち歌はテレサ・テンの「つぐない」で、『40代、今の私がいちばん好き』というエッセイ集もある、と書いてくれていること。



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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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