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森昌子さんインタビュー記事

7日付夕刊に掲載された、森昌子さんのインタビュー記事です。
リンク張っておきます。

今回書きたかったのは、「女の人生の再出発」です。
そして「何かを失う経験をしたとしても、その経験ゆえに得るものだってある」ということも。
あえて、離婚騒動の経緯や背景はバッサリ落としてしまいました。
読みたい人もいるかも、とは思ったけれど、他メディアでもういっぱい出ましたものね。

ただ、原稿を見たデスクには一度、「で、結局、2人の離婚の本当の原因は何だったんだ?」と聞かれました。
とりあえず、私は答えました。
「昌子さん本人は著書にも書いてるように、すれ違いのきっかけはジョイントコンサートだと言うし、でも実際には噂のように、夫の側の浮気もあったのかもしれないし、何にしろ、有名人であろうとなかろうと、離婚の本当の浮気の原因なんて、実は本人たちにだって分かんないものじゃないですか~」
でも、よく考えたら、離婚経験のないデスクにこんなことで共感を求めても無理か、とあとで気付いたわけですが、デスクも年の功というわけでしょうか、「まあ、きっとそうなんだろうな」と納得してくれたのでした。

個人的には、なかにし礼さんの談話で「歌はただ毎日レッスンしたら上手くなる、ってものじゃない。結婚し、子を育て、離婚してうまくなる歌もある」というのがうれしかったので、これを前面に出してしまいました。

なぜか。
えへへ、なんてことない。
あつかましくも、自分のピアノに重ねているというわけ。
なにくそ、25年のブランクなんかに負けないぜ、と。
25年間ピアノと無縁に暮らしてきたとしても、暮らしてきたこと自体が生み出す音だってあるぜ、と。
現実、というよりは、ほとんど願望ですけどね。

ホリプロさんの周到な売り出しをもってしても、今回の昌子さんの「再デビュー曲」はたぶん、大ヒットにはならない気がします。
でも、細々とでも5年、10年と歌い続けた果てに、この人が50代でどんな歌を歌っているのか、ちょっと知りたい気がします。

取材のこぼれ話を一つ。
こんなやりとりがありました。

(昔の自分にかなわないのは、若さ、声と肌の張り、なんて話の後の会話)

私  「でも昔の自分に絶対に負けない、と自負する部分だってありますでしょ?」
昌子「ええ。やはり、女として、女性として色々なことを経験し、強くなりました。色々な面で、
    ちょっとやそっとじゃまけないぞ、って、結構男っぽくなったのかな~。そういうことってないですか?
    なーんて逆に聞いちゃったりして……」
私  「……ええっと。私の周囲ではそれを『オバサン化』と呼ぶんですけど。
    もちろん、私、自覚してますけど」
昌子「(爆笑の後)あはは、私も自覚してます!。でもそのほうが楽ですよね。これだけはもう、拒絶しても
    しょうがないですからねえ」
私  「そうそう。オバサン化って悪くないですよね。まだまだ楽しいことはいっぱいあるし!」

取材は最初から最後まで、なんだかこんな風に、オバサン2人の会話に終始したのでした。
男性カメラマンが何度も、吹きだしてました。
オバサン化、万歳!


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いいインタヴューだね~。今日、スタジオパークに森昌子さんが出ていたのを
見たけれど、大ヒットだった越冬ツバメよりも、新曲の方がずっとよかったです。

なんてことない歌詞に、ありがちなメロディーだけど、彼女の人生がにじみ出ていて
ちょっとうるっときました。

昔の自分に負けない自分…今の私がこれが理解できる私でよかった。
こういうインタビューができるおぐにさん、大好きです。

インタビュー再読

おととい、新聞で記事を拝見した時はあんまりぴんとこなかったのですが、さっきウエブでよませてもらったら、中身がぐいぐい伝わってきました。いいインタビュー記事でした。新聞のレイアウトがよくなかったのかなぁ。それともこちらの精神状態がよくなかったのか・・・

ドレさん。

そっか~。
私はやっぱり、越冬つばめの「不幸な声」が好きだったりする。
でも、新曲聞いて、「うん、こういうのも、アリだよな。歳を取るのは悪くないぞ」とは思ったの。
今回のインタビューの主題は、ほとんど、私自身のそういう思いだったのかもなあ。

めぐみさん。

うんうん、私もそう思う。
これを理解できる私でよかった。これを相手に質問できる自分でよかった、みたいな。
読んでくれてありがとー。

冷奴さん。

実は、この記事、「紙面でのレイアウトが今ひとつ……」という反応を社内ですでに3人の人からいただいてます。冷奴さんもそう感じられたのかしら。
あの面のレイアウトはこの春、がらりと変わったので、それへの賛否両論いろいろあるようです。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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