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★みんなぼっちの世界、★若者たちのコミュニケーションサバイバル

★みんなぼっちの世界(富田英典、藤村正之編)

92~93年に杉並区と神戸市の若者(16~25歳)を対象に行われた調査(5000人、有効回収は1116人)をもとに、若者の友人関係などについて社会学的に分析した本。
タイトルの「みんなぼっち」は、社会学者ジンメルの「ふたりの孤独」という考えかた(二人が向かい合えば合うほどに周囲の人間関係からふたりが切れていってしまう)から来ている。

コミュニケーションを一定程度うまくできるまとまりとしての「みんな」はあるが、その外側とのコミュニケーションはうまくできないし、またしようともあまりしない。また、その「みんな」の範囲がどんどん狭くなってきているのが現代の若者の特徴だ、と指摘している。

★若者たちのコミュニケーションサバイバル(岩田考ら編)

前の本は90年代の調査だったが、こちらは同じ地区の同人数の若者を対象にした2002年の調査をもとに書かれた本。有効回答は1100人。

この調査に見る限り、この10年で友だちが「いない」と答える者は減少し、友だちに「満足している」と答える人が増えているというのに、一方で、「対人恐怖」のようなものを訴える若者が目立つのはなぜなのか、という若者の友人関係のありようを分析している。

両書とも文献リストも充実しているし、資料性も高いので、いっぺんに購入決定。
最近は図書館で借りて読み、家に置いておく意味のある本のみ購入、というパターンが定着してしまっています。
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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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