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どんぐりの花のにおい

小雨の降る中、九段下あたりを歩いていたら、今年の「初もの」に出会った。
栗の花のにおい。

ただし、栗の花にはちょっと早い気がするから、たぶん、皇居のブナ科のどんぐり系の花のにおいなんだろう。
「栗の花のにおい」は、下ネタ話で登場することが多いですが、なんのなんの、私は実は新緑の中でこの匂いに出会うのがとても好き。
不思議な自然の勢いを感じるから。
これから蒸し暑い季節を迎えるんだよ、って。
「初もの」は、食べ物にしろ、匂いにしろ、ただただ、人を幸せな気分にしてくれますね。

不思議なことに、どんぐりの花の匂いと再会するのは、毎年、たいてい小雨の日や雨上がりの日のような気がします。
ほかにも、キンモクセイの「初もの」の匂いはたいてい朝早くに出会うことが多いとか。
匂いは、気温や湿度とどんな関係にあるんだろう。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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