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★100回泣くこと(著・中村航)

★100回泣くこと(著・中村航)

読後感、良くない。
ああ、これ、いわゆる「泣ける本」ってやつ?って感じ。
あえてネタバレ。
結婚を前提におつきあいしていた彼女がガンで死ぬ。
けなげな彼女に、何もしてやれないと男はふがいなさに2度男泣きする。
そういう本。

主人公の男のプロポーズシーンは好きだけど。

さまざまなできごとが、僕らに点を穿つ。その中から幾つかを選び出して、僕らは線を引く。そうやって物語を紡いでいく。ブックと師匠と有機溶剤を線にして、僕がしたのはプロポーズだった。

おお、うまいなあ!とここは感心しました。
でも、その「点と線」という人生のつかまえかたが、後半の「泣かせどころ」の中でうまく生かし切れてない感じがしてしまいました。
よく分からないけど、すごく力はある作家さんのような気がするので、「泣ける本」系に分類されそうにない、別のテーマの小説を読んでみようかしら、と思っています。
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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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