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許せ、DVD育児

明日夕刊原稿用の電話取材が、夕飯時から子どもが寝る時間までに見事に入ってしまった。
仕方ない。
「今夜は好きなだけ、DVD見てよし」。
母ちゃんは異例の「DVD自由化宣言」。
息子は、「やった~」と小躍り。

ばったばったと取材し、原稿を書き、ファックスし、あるいはメールし、あれこれあれこれあれこれ終わった時にはもう夜10時。
結局、2時間たっぷり「ビデオ育児」ならぬ「DVD育児」となってしまった。とほほ。

最初は喜んでいた息子も、途中、段々と寂しくなったらしく、私の膝によじ登る。
私は、よじ登ってきた身長120センチの少年のわきの下から両腕を突き出し、ブラインドタッチ(息子の身体でパソコンのキーボードどころか画面すら見えない……)で原稿を打つ。
今夜も、なんだか綱渡りだったなあ。「君の協力のお陰で、今夜も母ちゃんはどうにか仕事のピンチを乗り切ったよ」と息子に丁重にお礼を言う私なのだった。

寝る直前、ぼそっと息子が口にした。
「母ちゃん、学校に行きたくないなあ」。

とりあえず、聞こえなかったふりして、「ちょっと待って。母ちゃんトイレ。おしっこもれそう。もれたら大変。あとで布団で一緒に寝ながらはなそう」と叫びつつ、トイレに駆け込む。
心を落ち着け、態勢を整え、
久しぶりに1つ布団で抱き合いながら(と書くとちょっとエロスだな)、息子と仲良く寝ました。
家族3人が登場する即興物語をいくつも話してやったら、3秒でスヤスヤ寝入りました。
さっきの一言など忘れたように。

学校で何かあったのかな。
いや、たぶん、2時間の「DVD育児」が寂しかったんだろうな。
許せ。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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