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ロウソクの炎、熱くないぞの術

息子が学童保育の工作で、ロウソクを作ってきた。
普通の白いローソクに、色とりどりの飾りをつけたもの。
早速、今夜は夕飯を終えた後、ロウソクターイム!
電気を全部消して、ロウソクだけで暮らしています。

「あのね、戦争中には窓から灯りが漏れると空襲の的になっちゃうから、窓に黒い布や紙を貼り付けて、目張りまでしたんだよ。部屋ではロウソクで暮らしたりしたんだよ」
そんな風にとりあえず、説明してみるけど、なんだか説得力なさすぎー。
そもそも、私自身がそういう暮らしを体験してないんだもの。
親から子、またその子へと戦争を語り継ぐ……って言うは易し、だけどさ。
やっぱ、無理だわ……。

で、どうなったかというと。
ジャジャーン。
母ちゃんは人差し指を1本立てて、「これ、息子よ。見てごじゃれ!」
人差し指をロウソクの炎の右から左、左から右とすばやく移動させる。
息子、驚愕。
「母ちゃん! どうして? 熱くないの?」
へっへっへ。
これなら母ちゃん、実体験だもの。
いくらでも親から子へと語り継げるけど……あまりに低レベルよね。ぐっすん。

この後、急須からお茶をつぐ時、暗さでよく見えず、湯飲みをあふれさせてしまった私に、息子が一言。
「あーあ。やっぱり戦争中は大変だったんだねえ」
いや、戦争の大変さとは、決して、暗さゆえに湯飲みをあふれさせてしまうようなレベルの話ではなく……ううう、どうやって語り継げば良いのだ? 戦争。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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