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スコアラーデビュー

息子の少年野球の試合がありました。
新低学年チームとしては初の練習試合。
新3、4年生に混じって、新2年生の息子たちも先発出場しました。
ちなみに息子は打順7番、守備ライト。
3打席2フォアボール、1三振。なかなか初ヒットまでの道のりは遠いですが、前回の初出場ではガチンガチンに緊張していた息子も、だいぶ緊張が解け、空振りながら自分なりのスイングもできました。
(親ばか丸出しの書きっぷりですよね。恥)

さて、今回、私はスコアラーデビューしてしまいました。
スコアなんか付けられるのか、って?
ふっふっふ。
新聞記者は最初の数年間、地方支局で高校野球の地方大会や社会人野球を取材し、スコア付けを徹底的に仕込まれるのです。

新人記者時代、一球場に1人ずつ配置され、たった一人で望遠レンズで写真を撮りながら、スコアを付け、戦評記事を書き、スタンド雑感記事を集め、テーブルスコアを書く訓練を延々とやったものです。
スポーツが大嫌いの私は、「どうして二塁手が二塁のベース上にいないのよ! わかりにくいじゃないの!」などと怒り狂いながら、失敗のたびにデスクにしかられ、「ちくしょー、あたしゃスポーツなんか嫌いなんだ。野球取材するために記者になったんじゃねえ!」とやけ酒を飲んだものです。
でも、でも、あの経験も苦労も無駄ではなかったのねえ。
この日のために、あの苦痛に耐えたのねえ。
スコアを付けているうちに段々とコツを思い出し、なんとなくやる気もわいてきました。

実は、試合中、野球ママ仲間との駄話をするのが決して得意ではなく、ましてや監督や球審、主審さんに「お茶どうぞ~」と笑顔で迫る「お茶だし」なる当番は明らかに苦手であり、さらには、「どうしてお茶だしは女の役目で、観戦パパはお茶だしをしようとしないんだ?」などと腹立たしく思っている私にとっては、スコア付けというのは、案外はまり役なのかも。
お茶出ししなくていいし、柄にもなく男性陣に笑顔で迫らずに済むし、孤独にエンピツを握っていられるし、それでいて、ちゃんと役割を果たしている自己満足も得られるし。

さて、29日は春季大会の初試合。
それまでにスコア付け、練習しようかな。
(ちょっと前まで、「お茶だしも送迎も面倒だわー」とか思ってたんだけどな。一生懸命の子どもの顔って結構いいのよ。あーあ、はまっちまったなぁ)




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スコアラーについて-ポイズン ゲーマーミーティング

スコアラースコアラー# スポーツなどの競技において試合経過および得点を記録する人物。特にプロ野球界を始めとする日本野球界においては記録とともに分析・他チームの偵察などを行う職業。 コンピュータゲームやアーケードゲームで高得点(ハイスコア)をマークすることを

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少年野球は楽しかった!

おぐにさんのブログを読んで笑ったり共感したりときには泣いたりさせてもらってます。
うちの高3の息子も野球少年から中学硬式野球(いわゆるクラブチーム)へと進み
今は某私立高校野球部(神奈川県では強豪と呼ばれています。)にいます。
神奈川は全国1の激戦区で甲子園は果てしなく遠いです。(選抜で優勝したチームもいますし・・・)

昨日、今日とかなりへこんでいます。
夏のシードをかけた試合でまさかまさか・・・負けました。
寮に入り、すべてをささげてきても勝てない・・努力だけではどうにもならない世界です。
円形脱毛するくらい苦しんでも、実らないです。
小学校で楽しくボールを追いかけていたころにもう一度戻りたい!
野球嫌い!という息子に(本当は練習が嫌いなだけで野球は好きなんです)
楽しい野球をさせたい!と思うだらしない母です。

おぐにさんのブログを読み、あのころに戻って楽しーく野球をしている息子に会いたい
と思ってしまいました。

今を楽しんでください。
私もスコアを勉強しておけばよかったです。

あ、なるほど。それであの記者さんは高校野球を担当していたのか。新人記者だって言ってらしたもんなあ。

小倉さん。

息子さん、野球に打ち込んでおられるんですねえ。
確かに、大人に近付くにつれ、「楽しむ」だけが目的ではありえなくなっていくんでしょうね。

土曜日の練習試合で初勝利して大喜びの4年生の男の子がこんなことを言っていて、周囲の大人は大爆笑。
「あーあ。今度は東京ドームでも試合をやりたいぜ」
あんたたちねえ。まったく……。
「サードゴロ。三塁手から一塁への送球を一塁手がエラーし、さらに右翼手がもたもたしてるうちにランナーが3塁へ」みたいなプレイにも、ちゃんと「安打」をスコアに付けてあげるのが低学年野球のスコアラーのお約束だそうで。
「おれ、ヒット打った!」「おれなんか二塁打!」とか言ってますが、厳密には……(汗)。
でも息子にも打ち込めるものが見つかってほんとに良かったなあ、としみじみしてしまいます。
習い事一つ、したがらず、実際に何もしてない子ですので。

みちさん。

「あの記者さん」?
いずれにせよ、新人記者のほとんどは野球取材を経験してるんじゃないかしら。
日焼けして真っ黒になりながら、高校生の一つひとつのプレーに一緒に泣き笑い、というのは、記者にとって青春の一幕でもありますが、スポーツ苦手な記者にはなかなか過酷な経験でもあるのです。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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