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カナディアンロッキーの旅5止

番外編、です。
さて、1週間のカナディアンロッキーへの旅の最後を飾ってくれたのは……。
ユナイテッド航空による、ディレイバゲッジ。

ワシントンDCの空港を降り立って、さて、荷物を拾おうと、ターンテーブルの前にずっと待機していたというのに、あわれ、われらが黒いトランクは、ちっとも現れなかったのでした。

仕方なしに、ユナイテッドの窓口で、タグを見せて、荷物を探してもらったんですけど。
このときの、窓口のおばちゃんとの会話が、すごーくアメリカっぽくて、ついつい書いてしまおう。

窓口女性 「はぁ~い、ご機嫌いかが?」
私    「うん、最高よ。荷物が出てこないことをのぞいてはね」
窓口女性 「あらら、じゃあ、タグを見せて。検索してみるわね」

(パソコンで検索を始める彼女)

窓口女性 「あった、あった! 2時間遅れの便でこっちに向かってるみたいね」
私    「へ? じゃあ、どうすればよいの?」
窓口女性 「あなたの自宅に送るから、ここに住所を書いて」

(わきから夫がこう質問する)

夫    「ところで、どうしてこんなことになったんですか?」

そのときの彼女の返事がこれ。

I have no idea

とびきりの笑顔で、全然悪びれもせずにこういうものだから、「ああ、アメリカだ~っ!」 と感動しちゃった。
日本だったら、「まことに申し訳ありません」 的お詫びが先に来るものね。

おまけに、私が、伝票に自宅の住所を書いていたときのこと。

窓口女性  「あら、あなたの住所、素敵ねえ。Sunrise Dr だなんて、最高」
私     「ええ。とっても良いご近所さまなんですよ」(お決まりの返事だ)
窓口女性  「で、家から、通りの名前どおり、sunrise(日の出)は見える?」
私     「それはちょっと、そうでもないんですけどねえ」

ここでも感動。
こっちは長いフライトでへとへと。
そこに来て、荷物の遅れ。
致命的なものは入ってないし、旅先ではなく、旅が終わった時点でのバゲッジディレイだから、いろいろな意味で不幸中の幸いだったわけだけど、それでも、精神的にはかなり疲弊していたわけ。
ターンテーブルの前で待つこと半時間、それでも荷物が出てこなかったんだからね。

それで、ついつい、むっとしているところに、彼女の能天気な、

「素敵な住所ねえ」

だもの。

日本人のサービスに対する期待値としては、荷物遅れが生じた原因はユナイテッドにあるわけだから、同じ会社に勤めている窓口女性から、一言のお詫びくらいほしいと思ってしまうわけだけど、アメリカでは、「だって、彼女自身の責任じゃないものね」 という正論が当然成り立つから、彼女を責めたりしたら、もはやその時点で、「大人げない客」 になってしまう。

でも、「素敵な住所ねえ」 なんて能天気な彼女の笑顔を見てたら、「あら、あなたの笑顔こそ、とっても素敵」 程度のことを言いたくなるくらい、気が軽くなっちゃったのだった。
最近は、こちらのやり方になれてしまったせいか、「日本ほど、『お客さまが神様』 でなくてもいいのにねえ」 と思うことのほうが増えちゃった。

お陰さまで、2時間遅れの便で空港についたらしい我が家の荷物は、翌日のお昼ごろ、我が家に届きましたとさ。
めでたし、めでたし。
ちなみに、ある方のウェブサイトによると、航空会社が預け荷物を客と同じ便で運ぶ、という行為は、「そうしなければならない」 性質のものではなく、「できる範囲でそうすればよい」 程度のもので、その旨はチケットなんかに小さな文字で注意書きが書いてあるんだって。
もはや、Eチケット時代だし、航空券購入のときにそこまで条件を読んだりしない私は、全然知らなかったのでした。おもしろいもんですねえ。

旅の後日談としては、 「あやちゃんのお野菜畑」 がかなり大変なことになっていた。
まず、昨年の地這いトマトの反省もあって、しっかりとくみ上げていたトマトツリー(金網の支え) が、嵐のせいで、ばったりと倒れ、さんざ伸びて、すっかり花の咲いたバジルの茂みが2つほど、横倒し。
シソの茂み3つは、それぞれに茂りっぱなしのせいで、随分と過密状態。
何よりショックだったのは、

*嵐のせいで、トマトの多くが裂果していたこと
*横倒しになったトマトの新芽を、ラッキーとばかりに、鹿が食い荒らしていたこと

結局、裂果トマトは、全部、翌朝のガスパチョにしました。
これ、大発見だったんだけど、裂果したトマトって、湯むきが簡単なのよ~。
なにしろ、皮に切れ目を入れる必要ないもんね。最初から切れ目入っちゃってるから。

ほとんどのトマトはプチトマトだったので、これまで滅多にガスパチョに使ったことはなかったんだけど (プチトマトの湯むきってむちゃくちゃ大変なんだもん)、今回は、大量の湯にボール2杯ほどの裂果したプチトマトをいっぺんにいれ、数十秒後にざるで湯を切り、水の中に投入。あとは、片手でつるつると簡単に皮がむけた。
裂果トマトは、ガスパチョ用、で決まりだ。

茂りすぎたシソは、もはや冷奴や鶏肉の梅シソ揚げ、なんて料理で消費しつくせるものでもなかったので、思い切って、10枝ほどバッシバッシとはさみで切ってしまった。
500グラムくらいになったシソの葉で、青ジソジュース。
加湿器の掃除用に、日本で手にいれたクエン酸があったので、これを入れてみたら、あら不思議、汚い茶色いシソジュースが、きれいなピンク色になりましたとさ。

息子のリクエストにお答えして、これでゼリーを作ってみたら、むっちゃくちゃおいしい~。
息子が一言、「これ、売れるよ」。
私が一言。「売りたくない。自分たちで食べたい」

秋の霜が降りるまで、あと数回、シソジュースを楽しめそうだ。
ああ、種から大量にシソばかり作っておいてよかった!

あと、伸びすぎて倒れていたバジルは、支柱を立てた上で、これまた何十もの枝先を摘み、ジェノベーゼソースにして、パスタを食べた。バジルも大量にあるので、毎週のようにジェノベーゼを作っている気が……。
ネックは、「松の実の値段が高いこと」。

そんなわけで、最近は、白ゴマで代用している。
それなりにおいしいので、いいよね?

そうそう。
うれしいニュースも一つ。
朝顔がようやく2つ咲いた!

そして、ミョウガの根元にも、とうとう一つ、小さな実が!
ああ、楽しみ!

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一気に読んだよ

あはは、プールサイドで携帯からピッチングクリニックのからこの日記まで一気に読んじゃいました。小説とか読んでるよりずっと楽しめました~。ありがとう!(笑)

色々と独り言でコメントしながら読んでいたんだけど、携帯から日本語入力できないので後で書こうと思ってたら忘れちゃった。ははは。。。

あ、でも、バンフの日本人の多さは私もびっくりした。バンフスプリングスホテルから街の方に来るのに橋があるじゃない?家の旦那がその橋渡るのに日本のパスポートが必要だ、、、とかいうぐらいあのホテルは日本人が泊まってた。うちは、近くのキッチン付きのアパートみたいなのに泊まってたんだけど。(って、子供が生まれる前だから十年以上前の話だけどね!)

そして最後に、、、この日記の「あやちゃんのお野菜畑」の話、、、まじにしばらーく、Mixiのアプリの畑のことだと思って読んでた。(笑)

ちなみに、うちの息子、今日パッティングの練習があった。なんかうちの小学校の子が多いチームになぜか入れてもらえず、別のコーチのチームになっちゃったんだけど、そのコーチ妙に張り切ってるし、、、、大丈夫かな。。。(笑)まあ、がんばるしかないね。

もーちゃんへ。

もーちゃんの日本滞在日記、大笑いさせてもらってます。こちらこそありがとう!

「日本のパスポート」!!
スプリングスホテルって、あの、お城みたいなヤツ?
我が家みたいなエコノミー旅行ではご縁がありませんでしたが、そんなに日本人客が多いんですか。
探検しにいけばよかったかも~。
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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