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同じ棺(ひつぎ)に

息子との会話の一場面。

私 「子どもはね。1日でも長く、親より長生きするの。それが一番の親孝行」
息子「でもなあ。やっぱり、母ちゃんが死ぬの、嫌だなあ」

ところが、しばらく悩んでいた息子、ぱっと表情を輝かせたかと思うと、

「俺、すごいいいこと、思いついた」 という。

息子の思いついた 「すごいいいこと」 というのがコレ。

「同じ日に死んで、同じ棺(ひつぎ)に、遺体を並べようよ!」

……………。

親の都合で外国に連れて行かれた子どもというのは、一時期、親に頼らなければ生きていけないという事情もあり、よく言えば素直、悪くいえば、精神的に幼い、とよく言うけれど、ほんとにそうなんだなあ。
12歳の、思春期前期の、もうすぐ声変わりだって始まるだろう少年が、まだ、こういうことを言うんだなあ。

おまけに、ビミョーに日本語がヘンだと思いません?

こういう会話では、「棺おけ」 とかもっと口語的表現を使うべきであって、
「棺(ひつぎ)」 だなんて、ちょっと会話にはなじまない。
そもそも、どこでそんな日本語覚えたんだろ。
と考えてみたら、あれだ、数ヶ月前、ほとんど中毒のような状態でむさぼり読んでいた 「ダレン・シャン」 のシリーズ (吸血鬼になった少年の成長物語)。
たしかに、あの小説には、「ひつぎ」 だの、「遺体」 だの、出てきたもんなあ。

忘れてしまったら、ちょっともったいないので、ここに書きとめておこう。
いつか、息子が思春期の嵐に突入した時にでも、こっそり一人、思い出し笑いができるように。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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