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★県庁の星(著・桂望実)

★県庁の星(著・桂望実)

人気の本ゆえ、図書館で予約してから随分と待たされました。
エンタテイメントとしては極めておもしろいし、何度も声を出して笑わせてもらったし、週末の読書としては最高でした。

31歳のエリート県庁職員が初の民間人事交流研修対象者に大抜擢されたものの、赴任先はなんと落ちぶれたスーパー。マニュアルも組織図もなければ、責任範囲もはっきりしない現場で、「県庁さん」と呼ばれ、揶揄されながら、悪戦苦闘する抱腹絶倒の公務員小説。

大爆笑したのは、県庁の常識は民間の非常識、というところ。

例えば、この県庁職員はスーパーで「コストダウンしても良い」という現実に素直に驚き、こう自問するのだ。
「民間では従来のコストより低い数字を出しても許されるのか? 公務では前回より低いコストで押さえると、前任者の顔をつぶすことになるので、タブーになっているのだが」

イマドキの公務員さんなら、コストダウンの大切さだって知ってるわよ、とは思うけれども、それはそれ、これはこれ。おもしろいんだわ。
最後のほうは都合良く主人公が成長しすぎ、という気もしないでもないけれど、全体的に本当によくできたエンタテイメント小説でした。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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