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カレッジ授業報告 期末レポートのテーマは・前編

アメリカの家族社会学の授業もいよいよ山場。
来週には、最後のレポートの締め切りが控えている。
今回の課題は、

1、ワシントンポスト紙から、家族社会学に絡むテーマに触れた記事を一つ選び、
2、それを要約した上で、いかなる社会学的な事象が描かれているか、
  社会学者であればこれについてどのような分析を加えるか、を述べよ。
  ただし、授業中に出た内容に基づいて述べること。

枚数はわずか3ページちょっと。
短すぎ。
アメリカ政治と人種・民族の時のレポートは、思い切り長く書けたのになあ。
おまけに、こういう課題だと、あれこれ文献を見つけ、色々な学者の学説に当たり、ああでもない、こうでもない、と論じるスペースすらない。
つまらん。
書く宿題は大好きな私としては、ただただ、ふてくされるのみ。

でもそんな話を、知人の大学の先生にしたら、わはは、と笑われた。
「私もおぐにさんの言う通り、一つのテーマを自由に選ばせて、たくさん文献を読んで、しっかりしたフォーマルペーパーを書かせるのが大好きなんですけどねえ。今は、この手の、『新聞記事から選ぶ』とか、わざとテーマを具体的に与えるのが主流になりつつあるんですよ」

なぜか?

剽窃防止策なんだってさ。
確かに、最近、ネットを色々見てまわっていると、あっちからこっちからコピペしまくったら、「可もなく不可もないそこそこのペーパー」だったら、誰でも書けるんじゃないか、という気がしてくるほどだ。
新聞記事からテーマを選ばせたり、ごく具体的なテーマを与えてしまうことで、ネットからコピペしても書けないような問題設定にしてしまおう、ということらしい。
おまけに、「授業中に出た話に基づいて」 みたいな条件までつけられれば、早々簡単にコピペレポートなんて書けないってわけ。なーるほど。

おばさん学生の立場で言わせてもらうと、ネットから適当に他人の文章をコピペしてレポートを作るなんて、「自分の身にもならないことに時間を費やすなんて、アホちゃうか」 なんだけど。
まあ、若き日の自分を思い出すと、へへへ、遊ぶのに忙しかったもんな。
まあ、何はともあれ、剽窃はいけません。

ってなわけで、ネット上には、こんなサイトもございます。
名付けて、剽窃予防サイト
と思ったら、日本語版もあるのね。
日本の先生方も、使ってるのかしらん。

なにはともあれ。
今回私がワシントンポストから選んだ記事は、これ。

Immigrants' Children Look Closer for Love
More Young Adults Are Seeking Partners of Same Ethnicity


簡単に言えば、

アメリカに暮らすアジア人とラティーノ(中南米からの移民とその末裔)の間で、ここ10年間、intermarriage が減り、同じ民族間で結婚しようと伴侶を探す若者が増えている。

というような趣旨。
その理由としては、
・ラティーノとアジア人の移民の急増で、同民族内の結婚相手が見つかりやすくなっていること。
・自分たちの民族の文化、伝統、価値観や規範を理解してくれる相手との結婚を望むため。
が記事の中では描かれている。

ちょうどこの記事を読んだ時、“Why Are All the Black Kids Sitting Together in the Cafeteria?”という本を読んでいたこともあって、ちょっと気になって切り取っておいたものだ。(上記の本はとても面白い本です。英語も平易です。機会があればぜひ)。

実は現在、このレポートを書いている途中なんだけど。
なぜ、書き上げる前に、ブログにこういうことを書くかというと、いったん頭をすっきりさせ、日本語でいったん整理する必要に迫られている気がしたから。

よく 「英語を話す時、日本語で考えてるか、英語で考えてるか」 って聞かれるけれど、私の場合、不思議なことに、アメリカに来てほんの数週間で 「英語で考える」 ようになってしまった。
うちの夫は、今なお 「日本語で考え、それから英語に置き換える」 という。
私の場合は、それじゃ間に合わない。
おまけに、それをやってると、自分の日本語にぴたりとはまる英語がいつまでたっても見つからない。
悔しいし、ストレスフルだし、思ったことがいつまでたっても相手に伝わらないもんだから、自然と、英語で考えるようになってしまったんだと思う。

ところが、英語力もない私が、英語で考えると何が起こるというと……。

考える内容自体が幼児化する

なにしろ、せいぜい小学生や中学生くらいの語彙でしゃべれることだけしゃべっているようなものだものねえ。

まあ、日本語でもたいしたことをしゃべらない私なので、しゃべってる時はまだいいのだけれど、アカデミックなレポートなんかを書き始めると、途端に、壁にぶち当たる。
英語で考えて書くもんだから、どうも思考が深まらない気がするのだ。
いかん、いかん、と、あわてて日本語で考えるように心がける。
そうしないと、途中で、思考がストップしてしまう。

そんなわけで。
今回は、ブレーンストーミングして、レポートを仕上げるため、前倒しで現在進行形のレポート内容を、ここにあらいざらい書いてしまうことにするのでありました。

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どっちから書くか

 うん、私的ブログには一番書きたいことを書くわけで、それがエッセンス。リポートとなると順序立ててかかねばなりまっせ~ん。だからブログで一発かましておいてから、提出用を書くというのは小生も時々やっております。気分としてはよくわかります。で、ブログを見てるひとからこの原稿のここはどっかで読んだと言われてしまうのであります。
プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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