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なんでだろ、豚インフルエンザ

アメリカでもとうとう、豚インフルエンザで死者が出た。
もうすぐ2歳、という子どもだって。
かわいそうな話だ。

それはそうとして。
なんか、漏れ伝わってくるところによると、日本では、豚インフルエンザで大騒ぎしているらしい。
やれ、

マスクが売り切れただの、
海外旅行を取りやめただの、
挙げ句は国内旅行を取りやめただの、
1週間分の食糧を貯蓄しただの、
企業が、メキシコに続き、アメリカへの出張も取りやめただの……。

連日のように、新聞の一面トップがこのニュースだって、ホント?
うーん、なんかすごいな。

そんな話をアメリカ人にすると、逆に驚かれる。
「へ? 日本って、そんなに大流行してるの?」

ちゃうちゃう。
まだ一例の感染事例もないんだってば。

「それってさ。きっと、日本の国土が狭くて、人口密度が高くて、感染病がすぐに大流行しちゃいそうな国だからじゃないの? アメリカはもっと広いし、車社会だし、見知らぬ人のくしゃみが空気に載って届いたりしないもんな」
私の知人たちの反応なんて、こんなもんだ。
だーれも、全然、大騒ぎしてない。
テレビニュースなんかは、アメリカには珍しく、延々と豚インフルを取り上げているけれど、でも、みんながみんな24時間、ニュース番組つけてるわけじゃないしね。

それどころか、知人の一人なんか、全然、豚インフルエンザの存在を理解してなかった。
「それって新種? 予防注射を去年打ったけど、ダメなのかな」

……あんた、ニュース見てないのか~っ! って感じ。

一方で、駐在妻同士で集まれば、
「うちの会社、マスクを大量に送ってきたわよ」
「タミフル送ってきた会社もあるんだって」
「これ以上、警戒度が上がったら、駐在員も家族も日本に緊急帰国させるって」
「でも、マスクもらってもねえ。こんなご時世に、この国でマスクしてたら、逆に、街を歩けないよねえ」

と豚インフルで盛り上がる。
この国は、花粉症でも強い薬を飲むだけで、マスクは基本的にしない。
マスクをしてる人は、外科医か、よほどの危ない感染病にかかった重病人とみなされる。
去年、私はこれを知らずに、風邪をひいて、車の中でだけマスクをしていたんだけど、対向車線の車の人がみんな私の顔をみては、顔をひきつらせていて、なんか、危険人物になった気分だったもん。
まして、このご時世にマスクなんかしたら、そりゃ、大変だ。

いたって冷静なDC界隈の人の間で暮らしながら、一方で、「場合によっては、緊急帰国かも」 なんて話が日本から飛んでくる駐在生活。
DCと目と鼻の先のNY発の感染事例やニュースより、むしろ海を隔てた遠い日本発のニュースのほうが、なんかすごいことになってるみたいで、ちょっとフクザツ。

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アメリカのトップニュースは?

へえ~、そうなんだ! 面白いですね。

アメリカの新聞の1面トップはナンなんでしょうか?

(おひさしぶりで~す♪)
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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