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バレンタインデーパーティー

日本の友人からメールが届いた。
息子がかつて在籍していた4年生のクラスでは、バレンタインデーを前に、にわかカップルが次々に登場しているらしい。
その顔ぶれやら、組み合わせを聞くたび、卒倒しそうになる私。
あの子がカレシ? あの子がカノジョ?
ひえええええ。
ドサッ!(卒倒して倒れる音)。

おもしろいのが、このカップルがいったい何をもって、「お付き合い」しているのかというと、帰宅時に男の子が女の子を家まで送るんだそうな。あーん、かわいい~。かわいすぎる~!
いいわねえ。
清く正しいお付き合い。
今頃、あの子たちはどんなバレンタインデーを迎えているんだろう~。

さて、一方、こちらはアメリカ。
息子の学校でも、毎年恒例のバレンタインデーのパーティーが開かれました。
よく言われる話ですが、「女の子から男の子への告白の日」 なーんて習慣は日本特有のもの。アメリカのバレンタインデーは、恋人同士や家族同士で贈り物を交わす日。
でも、小学校では、

甘いモノ交換会

のような一大イベントだったりする。

クラスメート全員に小さなカードを用意し、それに贈り物や小さなスイーツを添えるのが一般的。
うちの息子は、さすがに全員にメッセージなど書けるわけもなく、カラフルなカードに宛名と自分の名前と 「ハッピーバレンタインデー」 と書いたものを、午前のクラスと午後のクラスの数人の先生の合計45組を用意した。
これだけでも2時間くらいかかっていたみたい。

また、この日はたいてい、みなからカードや贈り物をもらうための 「入れ物」 を持参すると決まっている。低学年になると、この箱をいかに素敵にデコレーションするか、というのも子どもたちの(その背後にいる親たちの)力の見せ所だったりする。
息子たちのように高学年になると、手作りの箱を持参した子はもうほとんどおらず、みな、その場で配られた白い紙袋に思い思いに名前を書いたりシールを貼ったりしてデコレーションしていた。

いろいろな生徒たちの持参したプレゼントを見てみたけれど、ほんと、実に色々。単に、小さなチョコレートをどさっと持ってきて、お友達に1個ずつ配る子もいれば、凝った女の子などは、1人ひとり、きちんとカードにメッセージを書いたり、手作りの何かを添えたり、色紙でハート型の箱を折り、その中にチョコレートを入れたり。

一番笑えたのは、クラスで一番派手なデコレーションの自分用箱を手作りし、持ってきた、ロシア系のアントン。
誰より大きな箱に、赤いテカテカの紙を貼り、いかにも、「ここに俺へのプレゼントをどっさり入れてくれよ」 と自己主張した箱なんだけど……。
ならばみんなへのプレゼントも、さぞや凝っているんだろう、と思えば、なんと……市販のぺらりとしたカードだけ。それも、名前だけ書けば良い完全な市販品カード。
おーい、アントン。
そりゃないぜ。

blogbox.jpg

ほんと、個性がそれぞれ垣間見えて、おもしろい。
(手前のが、レベッカという子がその場でちゃっちゃと作った自分用の紙袋。その向こうに見えているのがアントンの派手派手箱)

甘いものを交換するだけのパーティーじゃおもしろくない、というわけで、この日も、クラスのママボランティアたちが大活躍だ。ボランティアのママたちが主導で、色々なゲームを楽しんだりする。
この日は、赤い紙テープをそれぞれのグループに配り、ミイラみたいにグルグル巻きにして、一番きれいな「ハート型」を作ったグループが勝ち、というゲーム。

2つのグループが同点1位に選ばれた。
2つのグループのハート型の写真をアップするとこんな感じ。

こちらはアイデア賞。
2人の子をそれぞれ 「ミイラ」状態にしてるから、ここからどうやってハート型にするんだろう、と思ったら、なーんと2人がこんな風に床に寝っ転がって……お見事!

blogheart1.jpg

お次は、なかなかほほえましかったグループ。
ほかのグループが1人か、せいぜい2人をぐるぐる巻きにするところを、このグループは、テープを巻く子1人を除いて、全員一緒に 「ミイラ」 に挑戦!

blogheart2.jpg

巻かれている4人のうち、一番右端は男の子です。
日本だったら、男の子のほうも、女の子のほうも、きっと恥ずかしがっちゃいそうだなあ。

以上、カップルラッシュの日本と違い、
いたって幼い、素朴なバレンタインデーでありました。

<後日談>

素朴、と書いたのですが……。
帰宅して、みなの小さなプレゼントやカードを順々にながめながらチョコレートを食べていた息子が、いきなり、さっと、何かを私の目から隠しました。
女の子のプレゼントの中から、紙の紙片を隠した模様。
どうやら、お手紙のようで。
おぬし、へたくそめ。
バレバレだぞ。
と思いつつも、気付かないふりしてやった母ちゃんなのでした。
(ああ、でも読みたいかも~)

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娘がNYの幼稚園で、クラス全員分のバレンタインカードを作る宿題(!)が出たときはたいへんだったのを思い出しました。楽しそうなパーティですね!
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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