今朝、日本にいる息子から電話をもらった。
東京でお友達に囲まれていた時は、いつ電話しても、とてもつれない感じで、「へ? ああ、大丈夫大丈夫。じゃあね、うん、ばいばい」 などとかっこつけていたわけだが。
さすがに仙台の実家にいると、少しは寂しいらしく、
「もしもし、母ちゃん?」
などと、かわいらしい声で掛けてくるのだった。
私 「日本は楽しかった?」
息子 「うんっ!!」
私 「よし、元気出して、アメリカでも頑張るぞーって気になった?」
息子 「ぜんぜん……」
私 「じゃあ、『アメリカに戻りたくないな。このまま日本にいたいよ』 って気分?」
息子 「……うーん。母ちゃんがこっちに一緒に来てたら、絶対にそう思ったと思う」
私 「でも、母ちゃんがアメリカにいるから、アメリカに戻りたいな、と思ってるわけだ」
息子 「うん」
私 「わかった。待ってるから、元気に帰っておいで」
息子 「うんっ!」
電話を切ってから、思った。
やっぱり一人でこっちに残ってよかった。
私がこっちにいる限り、息子はアメリカに戻ってくるだろう、だから、下手に私まで一緒に一時帰国しないほうがいい、と思った直感は、結局のところ大当たりだったわけだ。
夕飯抜き廃人状態ビーチリゾート逃避旅行、も、した甲斐があったというもの。
さて、昨日の巨大ズッキーニの残りでも食うか。
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