スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

写真界の「芥川賞」!

不思議な縁というのは、あるもんだ。
超多忙な日々の中、なぜか数カ月ぶりにアメリカの自傷研究者の論文を1本読み、質問メールを送り、自傷を集中的に取材していた日々をふと思い出していたら、いきなり日本からこんなメールが届いた。

昨年記事を書いて頂いた写真集『I am』 が、
第33回木村伊兵衛写真賞を受賞することになりました。
写真界の“芥川賞”と呼ばれている賞です。


2度ほど、こちらでもエントリーで書かせてもらった、若い写真家の岡田敦さんからだった。
(ちなみに、過去のエントリーは、
リストカットの写真集に、思ったこと」 と
リストカットをテーマにした写真集、の記事」。)

私は全然知らなかったんだけど、一時は世間から黙殺されるんじゃないか、とすら案じた写真集は、その後、たくさんのメディアにきちんと取り上げてもらったようだ。
そのあたりの記録は、彼自身のサイトで見ることができる。
ちゃんと写真展も開けたらしい。うれしい。
そして今回の受賞。すごく、うれしい。

だって、芥川賞、だぜ。
というのは冗談としても。
本当に、本当におめでとう。

上記にリンクを貼った、岡田さんのサイトの上のほうに、今回の受賞について彫刻家の舟越桂さんの言葉が載ってます。これ、すごくよくわかる。
“寄りそえた時間”の証しと記録 というところ。
ふと、初めてあの写真集を見せてもらった時の記憶がよみがった。

そもそも好き嫌いの激しい私が、彼の写真集をなんとか世に伝えたい、などと思ったのは、以前のエントリーにも書いたように、 「彼の 『自分は写真家で、カウンセラーや医者ではない』 という基本姿勢や、自傷者との距離の取り方が気に入った」 から。
だからこそ、自分でも記事を書いたし、何より、彼が撮ったのは 「自傷」 という社会現象などではなく 「生きることそのもの」 なんだ、ということを記事で伝えたかったんだな。

「I am」。
機会があったら、一度手に取ってみてください。
(おめでとう、おめでとう、と異国の地より。)

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

おぐにさん、おひさしぶりです(^^)
毎日拝見していますよ~。

私も朝刊で、写真集の受賞しりました。
「I.am」っていう題名きいたことあるな~、なんだっけ?って思って記事をよんで、思い出しました。

写真集は拝見していないので、さっそく手に入れますね

お久しぶりです♪
うわぁ~そうなんですかぁ☆
結局、まだ見れていないんですが早く
見たいです!!!

やっと!!!

先日、やっと『Iam』を購入しました☆

リストカッターとして見ていて、なんだか
不思議な感覚でした。見ながら涙が自然と
溢れてきました。
是非、多くの人に見ていただきたいですね♪
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。