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カメムシとの戦い

新しく引っ越した家は、林に面した裏のデッキが素晴らしいし、おおむね気に入っているのだけれど、
1点だけ、すさまじく大変なことがある。
それはカメムシ。

英語では、Stink Bug という。
つまり、臭い虫、ね。
日本じゃ、「屁っこき虫」 とか言うけど、あれを 「臭い」 と思うのって、実は、universal な感覚だったのねえ。

カメムシは、寒いところが嫌いなんだそうだ。
(カメムシから直接聞かされたわけじゃないけど、ものの本にはたいていそう書いてある)。
だから、秋になると、小さな隙間を探しては、家の中に侵入してくる。
カメムシに遭遇する機会が多いのが、秋なのは、そのためだ。

しかーしっ!
我が家では、2月に引っ越して以来、暖かい日や暑い日は大量のカメムシが発生する。
大量、というからには、数匹、と言うレベルじゃないのよ。
家族が1人で1日平均、30匹ずつつぶしてる感じかな。
ある夜なんて、廊下の電気の周囲に群がってるカメムシを、仕事から疲れて帰ってきた夫が、もうろうとしながらつぶし終え、あとで数えてみたら、38匹いた、というようなことすらあった。
つぶし過ぎて、部屋じゅうがカメムシの臭いになったこともあった。
家族で30分のビデオを見るにも、カメムシの羽音が気になりうるさいので、10分に1度の頻度で画像を止め、3~4匹のカメムシを殺し続ける、というような状態だ。
引っ越して2カ月以上になるが、合計すると、たぶん、家の中で1000匹以上のカメムシを殺している計算になる。

最初は怖くて、ティッシュ2枚で1匹をつぶしていたのが、ティッシュ1枚で1匹となり、今ではティッシュ1枚で何匹殺せるか、という記録を打ち立てる始末だ。
(とりあえず、現在の記録は4匹)。

暖かい日の昼間、半地下のファミリールームに行くと、窓際に10匹くらいはすぐに見つかる。
これが、夜になると、電気のついている1階や2階にウヨウヨと散らばっていくらしい。
今こうして、パソコンを打っている頭上でも、2匹ほど、カメムシが羽音をたててうなっているもの。
できれば、突然、目の前に落ちてきませんように、と祈るような気分だ。

一番怖いのは、このカメムシがいったいどこから来たのか、と考える時だ。
秋なら分かる。
寒いから、外から入り込んだのね、と。
でも今は春。
つまり、暖かくなったので、元気になったカメムシが活動を始める季節だ。
外が暖かいのだから、わざわざ家に入り込む必要もない。

つまり。
カメムシは、我が家で大量に越冬したのではないか。
私があやしいとにらんでいるのは、ファミリールームにある暖炉。
怖々除いてみたが、今は煙突の扉はふさがっている。
これが秋の間、一時期、ひらいていて、寒さを嫌ったカメムシが大量に家の中に舞い込んで、我が家で越冬したのではないか。

しかし、どこで?
すでに殺し終えたカメムシは1000匹を超える。
それでも毎日、30匹から50匹のカメムシが、家の中をぶんぶんと飛び回るのだ。
彼らはいったいどこに暮らしているんだろ。

案外、煙突の扉を開いたら、煙突からどさーーーーーっと何千匹ものカメムシの死がいが落ちてくるのではないか。
いや、生きたやつだったりして。
などと想像すると、かなり頭がクラクラする。

大家さんにも相談し、外から虫が侵入できる穴がないか、検査したりスプレーを撒いたりしてもらうことになりそうなんだけど、すでに何千匹ものカメムシが家の中にいるのであれば、今さら穴をふさいでもねえ。

最近、私が凝っているのは、カメムシの水攻め。
500CCのペットボトルに20CCほどの洗剤液を入れ、壁や天井にいるカメムシを見つけたら、そっとボトルを近づけ、ボトルの中にぽとりと落とし、瞬殺する、という方法。
これならつぶさないから、臭くない。
たとえ、死ぬ寸前に、あの臭い臭いをまき散らされたとしても、ボトルの中だし、アメリカ製洗剤のきつい芳香剤のお陰で、臭いも気にならない。

現在、20匹以上はため込んだと思う。
こうなったら、何匹ためられるか、記録更新してやる、と意気込んでいる。
自分でも、少々常軌を逸しているのではないか、と思う。
でも、カメムシは、春先から夏にかけ、結構大きくなってくれるもんで、最近は、つぶすのも、怖い。
怖いなら、ペットボトルにつめたカメムシの死がいを、満足げに眺めたりするなよ>じぶん。

カメムシは臭いもいやだけど、
何より、あの形がいやだ。
つぶす時の、あの感触もいやだ。
普通の人の一生分のカメムシを、すでにつぶしたと思う。
ああ、今夜の殺生。

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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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