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意地でもバーベキュー

週末、3家族で我が家で遊んだ。
お天気予報は、「雨のち、サンダーストーム」。
それでも、「やっぱり裏のデッキでバーベキューしたいよなあ」 とあきらめきれず、肉だけ買ってきた。
我が家のデッキでビールを飲むのが大好きなお客さんの一人は、
「雨だったら、おぐに宅に行く意味ないじゃん、と思ってました」
だって。
ははは、確かに。
この家の存在価値の9割は、このデッキにある、と私も思うもの。

「絶対このデッキでビールを飲んでやる」 という客およびホストの執念が天に届いたか、日曜日はなぜか晴れ間も見えるお天気に。
またしても、デッキで昼からビール十数本。
それからそれぞれの一家からいただいた日本酒計2本。
(大変おいしゅうございました。ありがとうございます!)
挙げ句にワイン。

11歳と10歳と8歳と5歳の子どもが群れて遊んでいるのをBGMに飲む。
ふと見れば子どもたちは、全身びしょぬれ。
裏の小川でザリガニを追いかけた挙げ句に、庭の芝生のスプリンクラーで水遊びしたらしい。
初めて我が家に来てくれた5歳少年も、ぬれねずみ。
(2歳の弟さんのほうは濡れずに済んだ。風邪ひいちゃったら大変だもの。ああ、助かった)。

この惨状、もしや、一番年上のうちの愚息が、嫌がる年下の子どもたちにホースで水をぶっかけたのでは……などと内心ヒヤリとしたのだが、あとで聞いてみると、スプリンクラーの上にまたがって、股の間から水を被って、全身びしょぬれになる、というクレヨンしんちゃん張りのアホらしい遊びを息子が編み出し、みな大喜びでそれに習ったんだそうで。

雨が降ったら、家の中のオーブンで焼けるように、と鶏の手羽元を大量に買ってきてあった。
普段なら、ニンニクだの、オリーブオイルだの、何たらかんたらのスパイスだの、と漬け込むわけだけど、外で焼くか、家の中で焼くかも分からないし、とりあえず、塩水にだけつけておくか、と。
お友達が、「クリスマスイブの鶏の丸焼きは、海水濃度の塩水につけておくと、すごーくおいしい」 などと言っていたのをふと思い出したのだ。
結局、ビニール袋に塩水つくって、ほかには何も入れず、そのまま冷蔵庫に放置してあった。
これを……ほろ酔い気分から泥酔へのプロセスの途中で思い出した。
思い出してよかった~。

お客さまの一人にこれを炭でグリルしてもらったんだけど、切り目入れて、蓋して、若干薫製っぽくしたら、むちゃくちゃうまかった。塩味だけなのに。
結局、この日一番ウケたメインディッシュになってしまった。
私のやった作業といえば……塩水につけただけかいな。
結局、私の料理は、たいてい、手をかけなければかけないほどウケる気がする。
これって、どういうことだろ。

あと、試しに作ってみた桜おこわも好評で良かった。
息子と2人、庭の大きな八重桜の花と葉を時間差で塩漬けにしてあったのが役に立った。
桜の葉の塩漬けを作ったはいいものの、道明寺粉もないし、桜餅作るのも面倒だし、と。
で、結局、餅米と普通のお米を混ぜて、桜の葉の塩漬けの漬けている塩水(若干桜の香り)と昆布と、隠し味に梅干しの樽からこっそり漬け汁少々と、少しだけの食紅入れて、ご飯を炊いてみた。
これも酔っぱらってたもんで、炊きあがって炊飯器のスイッチを切ったところまでは良かったんだけど、そのまま忘れていた。1本目の日本酒が空いて、2本目の日本酒に移行したあたりで、「そういえば……」 とその存在を思い出し、塩漬けの葉っぱ数枚の荒みじん切りを混ぜ込み、桜の塩漬けをさっと洗って上に飾ってみた。

もはや4月末。
1カ月遅れの桜おこわ。
「季節は先取りするのが粋」 が文化の日本じゃ、怖くて出せないよなあ。
いいよね、アメリカだし。
来年まで桜の花や葉の塩漬けを上手に保存する自信もないしね。
さっさと食べてしまうのみ。

桜はもう散ってしまっていたけれど、食卓だけの名残の花見。(いや、花食、か)。
蚊がわきたつ夏が来るまで、あと何度、このデッキでホームパーティーできるかなぁ。
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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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