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アメリカ暮らし、あっという間の1年

気付けば1年過ぎちゃったよー。
ひえええ、早過ぎ。

きっとこの調子で、
「あれれ、もう2年」
「あれれ、もう3年」
「おいおい、帰国だよ」
ってな感じなんだろう。
残されているのがあと1年なのか2年なのか分からないけれど、とにかく、できる限り、この時間を楽しんでいよう。

簡単に近況報告。
今、とんでもなく忙しくなってます。

半年くらい前から、生まれて初めて、週刊誌に小さな連載を書いています。
すぐに打ち切られたら悲しいので、ここで報告してませんでした。
が、今となれば、打ち切られる前にここに書いておこう、というような危機感も……。
週刊ポスト。タイトルは 「ニッポンあ・ちゃ・ちゃ」。
このタイトルは、秀逸だと思う。
さらに、イラストを描いてくださっているブジモトマサルさんは、ものすごい方だと思う。
が、問題の文章は………。
うーむ、日々精進いたします。

夏ごろから、自傷関係の少し柔らかめの専門書の翻訳に取りかかっております。
日本にいたころ、「専門書からワークブックまで、日本でもさまざまな自傷関連の本が出版されて、もっと選択肢ができればいいのに」 と思っていたのですが、アメリカに渡った後、尊敬する研究者の先生からお声をかけていただきました。
これまた初めてのことで、今や机の前に最低でも5時間くらいは座ってると思う。
ほとんど受験生状態、なのです。
締め切りはあと2カ月。ひええええ。

来年から、「青少年問題」 という季刊にこれまた不思議な連載を持つことになりました。
連載のお話をいただいたときに、思わず、筑波大の社会学の土井隆義先生の名前を挙げ、 「彼と往復書簡風の連載はできないでしょうか」 と大胆にも逆提案してしまったのがきっかけ。
季刊雑誌で 「往復書簡風」 はないだろー、と常識では思うのですが、実は、一度やってみたかったんですよね。
アメリカで見聞きした子どもや若者の話を、心のどこかでふっと、「こういう話、土井先生だったらどう思うかなあ」 (一度面識があるのです~) なんて思ったりしていたわけで、それがそのまま、読者の皆さんに届けられればなあ、と思っているのです。
(と言ったところで、私が書くのは年2回だけ、なんですけどね~)。

短期間では、古巣の毎日新聞系で、毎日小学生新聞にこの秋、ちょこっと原稿を書く予定。
これはどちらかというと、息子にとっても、なにかの糧になれば……というような感じです。

とりあえずはまず、お近くの本屋さんで、週刊ポストをお買い求めくださいませ。
(あ、でもエッチな漫画とかがあるので、ご自宅にはお持ち帰りにならないよう……。毎週日本から掲載誌を送っていただいているのですが、息子が隠れて読んでは、耳年増になっていないか、ちと心配)。

ちなみにこの週刊ポストの連載、最初の数回は、なんと、恐ろしいことに、私の顔写真入りだったのです。でも、なぜか途中で、私を模したらしいネコのイラストに変わったのでした。
たぶん、相当に不評だったのではないか、と……。

「いいさいいさ、顔で勝負してるわけじゃないし。ページ全体のバランスからいっても、顔写真より、ネコのイラストのほうがずっといいし。フジモトさんにイラストを描いていただけるだけで、光栄だし。むちゃくちゃかわいいネコだし!」 と私は本気で思っているのですが。
この、「顔写真→ネコイラスト」 の決定には、夫も、息子も、腹がよじれるほど大笑いしてくれました。
ぷんぷんぷん。

そんなわけで、何やら忙しない今日この頃。
渡米したころ、あんなに張りきっていた ピアノ など、全然練習するヒマなし、です。
ただ、昨年暮れに始めた合唱は、5月の舞台を経た後、今度は11月の舞台に向けてもう特訓中。
今度は、仲間3人とアンサンブルでも舞台に立つ羽目に。
お相手は、音大で声楽をやっていた方と、大学の有名合唱団で歌ってた経験者、というようなわけで、唯一素人の私としては、ムチャクチャまずい状態なのです。
頑張って、練習しなきゃ!

とにかく、この舞台が終わったら、今度こそピアノの先生を探すぞ。
それから、翻訳の仕事が終わったら、来年1月からまたカレッジに戻り、今度はアメリカの人種問題の授業か何か社会学系を一つ取ってみる予定。

ところで、何をやるにも必要な英語力ですが……。
1年間くらい、こっちにいたからって、いきなり上手になるわけじゃあないことを、身をもって体験しました。
夫や息子が、リスニング力を着実に伸ばしているというのに、私のリスニング力は相変わらず散々。
でも、話す方なら、家族で誰にも負けません。
夫曰く、「君は結局、他人の話を聞かずに、一人でしゃべってるからだよ」。
私も、ほんと、そう思います。
次の1年は、もう少し謙虚に他人の言葉に耳を傾け、「良き聞き手」を目指そうっと。

「アメリカに慣れた?」 ってご質問もよくいただきますが。
この国に1年いて、しみじみ実感したことは、駐在員あるいは駐在妻として腰掛け程度に3年や5年いても、アメリカに触れることは難しい、ということ。
この国はどうやら、「アメリカ人になってみないとわからない」 んですねえ。
アメリカ人になろうとしない、「駐在」は、この国ではただの腰掛け、旅人、いつかいなくなる人、です。お客さんだから、大事にもしてもらえるし、大変居心地が良いです。
アメリカはきっと、アメリカ人になろうとしている外国人と、アメリカ人になろうとしていない外国人とのそれぞれに、別々の顔を見せる国なんだと思います。逆にいえば、誰もが 「アメリカ人」 になれるのが、この国の懐の広さでもあるのでしょう。

だからたぶん、私が本気でアメリカ人になって、この国で仕事をして、この国の人と机を並べて暮らし始めたら、たぶん、色々なものが (いやなこともいっぱい!) 見えるんだろうな、と思う。
1年間で分かったのは、そんなこと。

本当にこの国で暮らしていれば、「アメリカは……だ。」だとか、「日本は……だ。」だとか、段々書けなくなるんだと思う。
それを分かっているけれど、やっぱり私は、基本的に、何にアプローチするにも、「書く」以外のアプローチ法を知らないので、結局、どんなにつまらないことでも、狭い狭い湯飲みの中の出来事であっても、書かずにいられないんだと思う。

まあ、そのへんはおいおい、自分のなかで結論を出していくんだと思います。

ということで。
私は楽しいです。
夫は忙しいです。
息子は……ははは、何というか、日々戦っております。
がんばれ、我が家!

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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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