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ビーチリゾートで見た変な夢

変な夢を見た。
小学校の時の先生やら、中学校の時の先生やらが、やたら若い顔で登場する。ほかの登場人物はみな、彼らと同世代の友人、という感じ。
ある先生(これが特定できないのだけれど、小学校か中学校時代の私の先生、という設定であることだけがはっきりしているのだ)が私のもとに歩み寄り、しばし会話を交わした後、こんなことを言う。

「あのねえ、おぐにさん。
たいがいの人生へのアドバイスは、その人にとって早過ぎるか、遅過ぎるんだよ。
本当に必要としている時に、本当に必要としているアドバイスをもらえることなんて、
滅多にないんだよ」

その一言のあと、すぐに目が覚めた。
だから、夢の細部はすべて忘れているのに、この一言だけは完璧に反芻できるほどに、覚えていたのだった。

さて。
他人からのアドバイスは、早過ぎるか遅すぎる、というのはホントかな?

例えば大学時代、ある作家さんから「君の最大の弱点は、その向上心だ」と言われたことがある。これはいまだ、意味をつかみきれずにいる。もしかしたら、私が自称する「時間貧乏性」的性格のことかもしれない、と最近になって思い至ったりする。
ならば、これは仕方ない。今さらこの手の性格は、簡単には治らないから。
早過ぎた助言だったのかもしれないけれど、まあ、それはいい。
とにかく私は、この手のこととは折り合いをつける方法を、さほど苦しまずに見出すことができたから。

同じく大学時代、奈良のお寺の弥勒菩薩像の写真を見せられ、「本当に深い悲しみを、こんな表情で見つめられるようになればいいね」と、同世代の友人に言われたことがあった。(厳密にはそういう言葉ではなかったのかもしれない。ただ、少なくとも私はそう受け止めた)。
これは、ベストタイミングでもらった助言の一つだった気がする。

会社に入って、一番有効だった助言はたぶん、先輩記者から言われた一言。
「普通であることを怖がるな。何か特別な存在でありたいと思うな。普通であることから、多くの意味あることは生まれる」。
これはある意味、遅すぎた助言だったが(すでに職場でトラブルメーカーだった時期があった私としては)、でも、その後の十年間くらい、常に有効性を持ち続けた希有なアドバイスだった。

……って考えたら、貴重な助言はたとえそれが早過ぎようと、遅過ぎようと、
人生、全然OKじゃん。
ああ、みなさま。貴重な助言に感謝です、
とあらためてこれまでに出会ってきた友人知人に感謝した朝だった。
窓の外は、エメラルドグリーンの海。
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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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