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I will be back !の巻

何人の人に言われただろうか。
「英語? 子どもは早いよー。すぐに息子さんに追い抜かれるよ」

そうだといいけどなあ……。
いつもそう思ったものだ。
こちらに来てもうすぐ4カ月。
息子はいまだ現地校で日本人以外の子とほとんど交流がないらしい。
いったいどうなるのかなあ、本当に息子が私を追い抜いてくれる日なんてくるのかなあ。
いつもいつも、そう思っていたのだ。

ところが本日。
本屋のレジを待っていたら、行列の前の人がペラペラペラと何か言って立ち去った。
どうせ、「あ、ちょっと用事わすれてた。この場所取っておいてねー」 みたいなもんだろ、と想像し、「OKOK」 と軽く答えた私だった。

そしたら、息子がニッコリ笑顔でこういう。
「ターミネーターと一緒だね」

は?
ターミネーター?
なんじゃそりゃ。

息子は言う。
「ほら、 I'll be back って言ってたじゃん」

………。
そ、そう言ってたのか、あの人。
あたし、聞き漏らしてた。
この前、息子とターミネーター1、と2の両方をビデオで見た。英語でも分かりやすいように、会話が複雑でなくて、アクションの大きいのが我が家では一番人気なのだ。
今は州知事におなりになった、かつてのボディービルダー俳優さんのあの一言、

I'll be back

が、よほど印象的だったらしい。
そういえば息子、この一言を何回も繰り返してたもんなあ。

そうこうするうち、立ち去った彼女が戻ってきた。
「I'm back! 」

息子の英語の習得の先の長さを思うと、気が遠くなるような話だけれども。
でもまあ息子なりに、ゆっくりと階段を上ってるんだろうなあ。
それにしても。
息子が聞き取れた一言を、聞き漏らした自分が、あまりに情けない。
悔しい。
「とっさの一言」 がダメなんだよなあ。言うのも、聞き取るのも。

息子が追い抜いてくれるのは楽しみだけれど、
ちくしょー、絶対に追い抜かせてたまるかい!

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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