スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

空飛ぶリスの観察会

米国の首都ワシントンDCまで車で半時間以内の距離に、いったいいくつの自然公園があるんだろう、と思うくらい、こちらは公園が多くて、しかも広い。
それぞれの公園にはたいていネイチャーセンターがあって、子どもや親子連れ、中高生向けなど年齢別に、色々なプログラムを提供している。
プログラムの参加費は数ドル程度で、無料のものも少なくない。

今日、参加してみたのは、「Flying Squirrel」 の観察会。
空飛ぶリス。日本でいう、ムササビですな。
「運が良ければムササビが滑空する姿を観察できる」 というのがウリの夜間プログラム。別の自然公園の観察員さんから、「結構な確度でムササビが見られるからいいわよ」と勧めてもらったのだ。

期待し過ぎて後で落胆するのが嫌いな息子は、「どうせ見られないんじゃないの。きっと見られないよ、うん」 などと盛んに言う。
そのくせ、本心ではむちゃくちゃ期待しちゃってるのだ。
こういう姿を見ると、「ああ、ムササビの神さま、頼むから、今夜、姿を見せてください!」 などと拝みたくもなってしまう。

さて、会場のネイチャーセンターに行ってみて、びっくり。
この冬4回だけのムササビ観察会なのに、集まったのは私たち親子と、幼児2人連れのママの2組だけ。
無料。
定員なし。
予約不要。
プログラムの条件を見たとき、「おいおい、日本だったら何十人も集まって大変なことになるぜ」 と思ったんだけどな。
(実際、昨年夏の多摩動物園のムササビ観察会は参加費1000円で定員40人。ハガキ申し込みの末、抽選、だったっけな。申し込みはしなかったけれど)。

結局、幼児2人連れ親子は、あまりの寒さと、子どもが飽きたのとで先に帰ってしまい、最後は息子と私と観察員さん、というまるでプライベートプログラム状態。英語でアピールしまくるこっちの子の中では萎縮しがちな息子も、この日はのびのびとムササビとの出会いを楽しんでる風でした。

え? ムササビ、見えたかって?
見えちゃったのよ、これが。
えさ台にヒマワリの種を置いて待つこと10分。
観察員さんが 「時にはすごく時間がかかることもあるの。今日は寒すぎて来ないのかもしれないけれど、来るかもしれないし、来ないかもしれない、それこそが自然界なのよね」 などと守りの説明に入り始めた途端、
3匹のムササビちゃんがえさ台のある木にやってきて、追いかけ合ったり、気の回りをぐるぐる回ったり。
こちらのムササビは日本のと違ってものすごく小さくて、手の平サイズなんだけど、目だけが黒々として大きくて、すごくかわいい。
普通に走り回ってるうちは、ただのチビリスのくせに、これが、ぱーっと身体を開くと、ムササビの形になるのよねえ。

見事、離れた木に滑空!!

クイクイという、すごくピッチの高い声も生で聞けたし、
滑空する前に高く高く木を上っていく習性も実際に観察できたし、
とても充実したプログラムでした。
息子も大満足。

ちなみに日本のムササビは、Japanese Giant Flying Squirrel というそうです。
「日本の flying Squirrel は世界でも最大級。160メートルくらい滑空できるし、体調なんか50センチもあるんでしょ? それを知った時は私、ほんと、びっくりしちゃった!」 と、やや興奮気味にこちらの自然観察員さんは話してました。

スポンサーサイト
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。