スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ネット環境整備への道1

はるか遠い道のりのような予感がするので、つい、「ネット環境整備への道 1」とナンバーを振ってしまった。
せめて、2回か、3回くらいのエントリーで、「やっとネット環境が整いました~」というご報告がしたいものですが……さてさて。

今のアパートメントの資料の中に、comcast という地元のケーブルTVとインターネットサービスの会社の案内があった。
あ、これに申し込めばいいんだ、と安易に思った。
電話番号が載っていたんだけど、「電話は嫌だなー。対面しての英語ならどうにか力業で乗り切れても、電話だと自信ないなあ」 と思い、いったんは夫 (職場にネット環境あり) に職場でネット上から申し込んでもらうように頼んだ。
が、色々事情がございまして、自力でやることに。
これがまあ、なんというか、泥沼化した一つの原因なのかも。

とりあえず、アパートメントのフロントデスクが非常にしっかりして見えたので、彼らに相談してみた。
ジェレミーという男性スタッフは、にっこり笑顔で、

「ノープロブレムだよ、君は何も心配しなくていい。僕らでちゃんと申し込んであげるから」

あんまりにも力強くそういうので、私は思わずうっとり。

さらに翌日、ジェレミーにどうなったか確認をしようとしたら、別の女性スタッフから「ジェレミーに言付かってるわよ。comcast に電話したら、明日の午後2時から5時までの間に技術屋さんが来てくれるって!」と。
おおお、話が進んでるぞ。

かくして、我が家の初の週末である土曜日は、インターネット開設を目指して家でお留守番、ということに。
というのも、「2-5時」というアポイントメント話を、DC周辺で暮らす日本人数人に話したら、彼らは異口同音に言うのだ。

「ふーん。2時より前に来るかもしれないし、5時より後に来るかもしれない。それに、まったく来ない可能性もあるわねー」

おいおい、そういうもんなの?
「そういうもんよ。午前に来るとか午後に来るとか言われても、たいてい一日仕事だったもの。相手を待ってるうちに1日つぶれるの。それで来てもらえれば御の字」
うむむ。
敵は手強いのであった。

さて。
comcast の技術屋さんは結局、土曜日に来てくれたのか?
結論から言うと、来てくれた。
それも午後5時3分、という微妙な時間に。
思わず、「来てくださってありがとう!」とドアを開けちゃったよ、私。

ところが……。
技術屋さんに、「それでね、お願いしたインターネットなんだけど」と説明を始めたら、
「へ? ネット? 僕は何かテレビが壊れたんだと思って来たんだけど。インターネットの話は聞いてないから、そんな道具も準備もしてないよ」
よくよく聞くと、アパートメントのフロントデスクからは、「とにかく早く来て」と言われただけで、「インターネットサービスを受けたがってる」などの類の説明は一切なかったんだとか……。

おーい、ジェレミー!!
なにが、「君は何も心配しなくていい」 だよ!

とりあえず、再度アポイントメントの取り直しを頼んでみた。
技術屋さんは 「僕じゃわからないから、ここに連絡を取ってみて」と、comcast のお客様サービスの窓口の連絡先を教えてくれた。さらに、彼はその窓口に電話してくれ、事情を説明してくれた。

「ボス、僕は悪くないんだよ。ここの客が、自分で申し込めばいいのに、それをせずに、フロントデスクなんかに頼むから、彼女が何が必要で、何が不要なのかをわかってないフロントデスクが、僕らには依頼の内容をきちんと説明してくれなかったんだ。これ以上僕にできることはないし、僕はもう帰らなきゃ」

……不思議だなあ。
技術屋さんの英語、きわめて聞き取りにくくて、「頼むよ。CNNみたいにしゃべって~」と内心悲鳴を上げていたはずなのに。「おいおい、そうか、あんたは私に責任を押し付けてるわけね」。こういう内容だけはきれいに聞き取れてしまうものなのだ。
彼は彼で、自分のミスじゃないことを、客の前でボスに説明する必要があるらしいのだった。
結局、お客様窓口担当者から夫の携帯電話に折り返し電話をもらうことで決着。
技術屋さんは、帰っていった。
とりあえず、彼のミスではないのだろうし、「忙しいのに、色々ありがとう」と丁重に送り出したのだった。

さて。問題は、数分後の comcast からの電話。
夫がまず、携帯電話に出るものの、「だめ、全然わからん。変わってくれ」
で、私が夫の携帯電話に出る。
すごい機関銃トーク。訳分からない。「つまり、あなたは誰なのですか?」と尋ねるが、ははは、その返事がもうわからんぞ。
史上最悪の電話だ。
思わず、こっちからまくしたててしまった。

「あのね、私はこっちに着いたばかりなの。米国のネット環境とかそういう話もほとんど分かってないの。おまけに、英語だってよく分かんないのよ。だから、もっと、もーーーーっと、ゆっくりしゃべってくださいよっ!!」

そしたら、これまで一方的に機関銃のように訳の分からない英語をしゃべっていた男性がしばし沈黙し、「 Just a moment, please...」。
おいおい、ゆっくりしゃべれ、と頼んだだけなのに、なぜ「ちょいと待ってください」になるわけ?
しばらく待っていたら、今度は優しげな女性スタッフが電話に出た。
この女性、英語を一文字、一文字、ゆーーーーーっくりと区切ってしゃべる。
もしかして、あなたは、英語の分からない外国人担当?

でもね、あなた、文章を区切りすぎだってば!
おまけに携帯電話の電波以上で、会話がプチプチと切れたりするので、これはこれで非常に理解しづらい。
それでもどうにかこうにか意思疎通し、こっちはモデムも何もない状態で、インターネットにつなげるようにしたいんだ、という説明をしてみた。
……相手に理解してもらえたかどうかは、うーむ、未だ不明。

そんなこんなで、ネット話は週明けに持ち越し。
さて、我が家のネット環境はいつになったら整うのでしょう?
数日前、「私は早晩、この暮らしに飽きる」などとのんきに書きましたが。
暮らしのセットアップが整うまで随分と掛かりそうで、それまでは 「飽きる」ヒマもないのかも。
まあ、こういうドタバタも貴重な体験、ということで……。

プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。