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勝負服ならぬ勝負歌

思い入れの強い記事を書く時はいつも怖い。
思い入れの強さが邪魔して、独りよがりの記事を書いてやしないか。
本当にこれでベストの記事なのか。
読んでくれる人たちにより伝わるような工夫が、ほかにあり得るのではないか。
ぐずぐずと思い切れず、最後に出稿する瞬間まで、思い悩んでしまう。
紙面になる瞬間まで、怖い、と思う。

昔、先輩記者の1人が、記事を書く時に音楽を聴いていた。
「こうすると、うまく書けるんだ」と。
しかし、聴いていたのは尾崎豊。
ほんとに日本語の歌詞がついたCDを聴きながら、記事なんか書けるのかよ? と驚いたもんだ。

が、あれから10年。
最近は私もすぐに「勝負歌」に頼る。
勝負服があるなら、勝負歌があったっていいよね。
気持ちが集中できない時、心が定まらない時、これを聴けば勇気がわき、言葉があふれ出してくる、というような。

それは時には、キース・ジャレットのケルンコンサートであったり、
内田光子さんの弾くシューベルトやベートーベンだったりした。

が、今回、つい聴いてしまったのが、なんと小田和正のアルバム「個人主義」
これを聴くと、小田和正さんのインタビュー記事を書いた日々 (このブログの右側の検索窓で「小田和正」で検索すると、何本かエントリーが出てきます) がリアルに思い出される。
あの時も、怖かった。
ヒリヒリした。
本当にこれが読んでくれる人に伝わるんだろうか、と随分悩んだ。
私はいつまでたっても同じことしてるんだよなあ、としみじみして、それから少し勇気がわいた。

これもまた、私の勝負歌、か。

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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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