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「の人たち」、増殖中?

NHKのニュースを見ていて10年くらい前から、ものすごく違和感を感じているのが、「ホームレスの人たち」という表現。
ある時、「ホームレス」が、「ホームレスの人たち」にある日突然変わった。みるみるうちに、ニュースの中に登場する「ホームレス」の文字に100%、「の人たち」がくっつくようになった。
「ホームレス」と呼び捨てる感じが「差別的」ということになったんだろうか。
なんだか偽善的で、ものすごく嫌なのだった。

今朝、NHKのニュースを見ていたら、「いわゆる『ニート』と呼ばれる人たち」という言葉が使われていた。
「いわゆる」は、「ニート」の定義が明確でないことに対するエクスキューズだろう。ニュースに何度も登場した「ニート」の文字に必ず付けられていたわけではなく、節目節目に使われていた感じ。
一方、「の人たち」はやはり、100%、くっついていた。
「ニート」もとうとう、「ホームレス」と同じ扱いになったのね、と一言皮肉を言いたい気分だ。

の人たち」はどういう時に増えるんだろう。
言葉自体にネガティブなニュアンスが定着した時、それをごまかすために付けるんだろうか。NHKが「の人たち」と付けた瞬間、「この人たちは呼び捨てにはできない人たちです」と一歩退いて遠巻きに見下している感じがして、ものすごく不愉快になる。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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