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一人でイチゴを食べる夜

今朝の新幹線で、息子は夫の実家のある仙台に行ってしまった。
毎朝のお弁当を作らずに済むのは心底ラクチンだけど、やっぱりあの子がいないと、家に帰る理由がなくなっちまうんだよな。

ということで、早速、今夜は飲み会。
帰宅したら、玄関先に生協から配達された発泡スチロールの箱が山積みになっていた。週に1度の配達の日なのを、うっかり忘れていたのだった。

箱の中のものを冷蔵庫に放り込む。
プチトマト。
ブロッコリー。
ほうれん草。
ソーセージ。
イチゴ。
見事に「お弁当向け食材」なのだった。
お弁当を食べてくれるあの子はもういないというのに。

ぐっすん。
飲んだくれた母ちゃんは一人、イチゴをむさぼるのであった。
こんなことで私、本当に将来、子離れできるんだろうか。
ものすごく心配。

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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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