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我が家のキンタマ問題

学童保育なんて大っきらいだ、二度と行くもんか、という息子に、「しんどいことがあるなら、母ちゃんにいいな。解決できなくても、話すだけで楽になることもあるんだよ」と声をかけてみた。
「言いたくない」と布団にもぐりこんで5分。
息子がようやく重い口を開いた。こんな話だった。

うちの息子の名前は「○○ち」。
まあ、「与一」とか「良一」とか「喜一」とか「弥一」とか「太一」とかそういう名前。
一方、ここに登場する3年生の友だちは「▽▽▽き」という名前。
例えば「弘幸(ひろゆき)」とか「直之(なおゆき)」とか「政之(まさゆき)」とか。

とりあえず、関係者が未成年のため、どちらも仮名ということで。
うちの息子を「やいち」、相手の3年生を「ひろゆき」とでもしましょう。

息子「あのね、ひろゆき君に、悪口を言われたの」
私 「何って言われたの?」
息子「……いいたくない」
私 「言わなきゃわかんないよ」
息子「………やいちんちん、って」

すでに数週間前の話だと言うのに、ようやく語り終えた途端、号泣する息子。
息子に隠れて肩をふるわせて声を殺して笑う私。
息子に「○○ち」パターンの名前をつけた日以来、いつか言われると思ってたんだ、「○○ちんちん」って。
だいたい、ちんちんごときで何週間も思い悩んで泣くなよ。

とりあえず息子に私が言った言葉は、
「今度言われたら、ひろゆき君に『ひろゆきんたま』とでも言い返しなさいな。それで足りなきゃ、ひろゆきたないきんたまってどうだ?」

息子はようやく笑った。

さて。これには後日談があって。
その夜、帰宅した夫に事の顛末を話したら、夫は「うわあ、とうとう言われたか~。いつか言われると思ってたんだよなー」と大笑い。
やっぱり、夫婦で心密かにこの日が来るのを予期していたらしい。

翌朝、私と息子が「ひろゆきたないきんたま」で盛り上がっていたら、いきなり夫が言う。
「こういう歌、知ってる?」

いきなり歌は始まった。
「ある日、キンタが歩いていると~♪」
「キンタ! 守って! ♪きんたまもって、きんたまもって……」
「キンタ、マカオに着く。 ♪きんたまかおにつく、きんたまかおにつく」
「キンタ、マスカット切る。 ♪きんたますかっときる、きんたますかっときる」

親子で大笑い。
しかし、1年生の子どもに、猥歌を歌ってどうするんだ?>夫。
本日は卒業式。
学校で歌い出しませんように、それだけが心配。




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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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