スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女子高生の7人に1人がリストカットを経験

リストカットについて、毎日新聞夕刊社会面にこんな記事を書きました。

リストカット 中高生初の実態調査 「数増え相談時間ない」悩む学校
女子校の2年生全員を対象にした調査で14.7%がリストカットなど身体の一部を刃物などで切った経験があった、というのは、取材の実感より若干多めだな、という程度でそう驚きませんでした(「今している」子だけでなく、「したことがある」子がyesと答えるような設問ですし)が、むしろ驚いたのは、中学生の女子で9.3%、男子で8.0%という数値のほう。
特に男子。一般的に、自傷は女の子に多い、と言われてきたし、カウンセラーさんにしろ、病院の医師にしろ、「夜回り先生」の水谷修さんにしろ、「相談に来るのは圧倒的に女の子」と話していたので、男子中学生の数値がこれほど高く出るとは予想もしていなかったのです。

いかに男の子たちがSOSを出せずに孤立しているか、を見せつけられたようで、かなりショックでした。

この記事を書いたのは、子どもたちに「これくらいみんな悩んでるんだぞー。君だけじゃないからねー」と伝えると同時に、親や教師たちに「女子高の40人学級だとクラスに6人ぐらい、つまり6~7人に一人が切ったことがある、という現実、知ってましたか?」と伝えたかったから。

これまでリストカットの記事を書いてきて、一番多かった反響は、リストカットしている子どもたちからで「勇気を出して今夜、お母さんにおぐにさんの記事のコピーを見せました。そしたら『あんたの学校にもこういう子、いるんじゃないの~? ひええええ。怖いねー』と言われました。すごくショックで今夜も切ってます」という内容でした。
どうしてこんなにも勇気を出した子どもの必死のSOSが、親には届かないんだろう.
スポンサーサイト
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。