スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

★追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」(著・草薙厚子)

★追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」(著・草薙厚子)

加害女児の父親と、当時の担任教師の独占インタビューが興味深かったです。
家裁の審判決定では言及されなかったけれど、その後、児童自立支援施設で「アスペルガー症候群」と診断されていたというのは、知りませんでした。
あと、事件前後の学校の対応のひどさにはあらためて愕然としました。

家庭環境で言えば、一番気になったのは、加害女児の母親について保護者たちの証言から「学校で会っても笑顔一つ見せず、感情があるのかな?という人だった」「とても無口な人でほかのお母さんと言葉を交わすのを見たことがありません」というところ。
こういう人の子育てって、きっと、親も子もしんどいだろうな、つらいだろうな、と思わずにいられなかったから。

子育てに悩んだ時、相談できるお母さん仲間がいるかいないかって、かなり大きいと思う。
いじめだ、不登校だ、とピンチに陥った時に、とりあえずクラスで何が起こっているか情報収集できるだけのネットワークがなかったら、ずっと親は苦しいし、親が苦しいと、間違いなく子どもも苦しい。

私だって決して人付き合いは得意じゃなけど、「やっぱりお母さん仲間っていざという時、すっごく頼りになるんだなあ」ということを、母親歴2年目にして経験させてもらった。
保育園時代の息子は万年登園拒否児で、ものすごく精神的にも不安定だった。私もとても一人でそれを抱え込める状態じゃなかったから、全部洗いざらい、お母さん仲間に打ち明けていた。
だからみんな、随分とフォローしてくれた。
自分が平日休みの日なんか、自分の子と一緒に、うちの息子まで保育園から早帰りさせてくれたりもした。

忘れもしないのが、保育園の年中さんの運動会。
全園児の入場スキップの先頭を切ったのがうちの息子。あまりの緊張で、手なんかガタガタ震えていたらしい。それでも勇気を出して、息子が一人で園庭をスキップして回ったのを見て、もちろん私だって胸があつーくなったんだけど、ふと見回すと何人かのお母さん仲間が感激して泣いてるんだもの。びっくりした。
我が子のように案じてくれていたんだなあ、と。

あのお母さん仲間たちがいなかったら、私なんか、こんな性格だもの、もっともっと育児に思い悩んでいたんじゃないかなあ。
そして、私が思い悩めば悩むほど、きっと息子もそれを察して、しんどくなっていたと思うんだな。

ということで。
来年度も頑張るぞ。学童保育のキャンプ委員!
いつかちゃんとやるぞ、PTAの役員!
(この本を読んでの結論がこれかよ、と言われそうだけれど)。

スポンサーサイト
プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSリンクの表示
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。