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「夜回り先生」と「がんばらない」鎌田医師。

今夜、上機嫌な水谷修さんから電話。
「おぐにさん、今朝はラジオを聴きましたか?」
ごめーん。あたしゃ朝から仙台で、「長男っぺの嫁」として、冷蔵庫の中みたいに底冷えするお寺のお堂で、法事に参列しておりましたー。

「がんばらない」などの著書のある諏訪中央病院の鎌田實医師がホスト役をやっているNHKのラジオ「いのちの対話」に、「だから、あなたも生きぬいて」の大平光代さんとともに、出演してきたらしい。
本当に本当に、楽しい仕事だったらしい。

「でしょー。だから言ったじゃないですか。水谷さんは、鎌田さんと対談すると絶対におもしろい、って去年言ったじゃないですか!」。ちょっと私はすねる。

去年秋、鎌田實さんのインタビューを4回連載で書いた。
(そのメッセージの一部は去年末にエントリーに書いた)
インタビューの最中から、ムクムクと沸いてきたのは、「この人と水谷さんで対談をさせてみたい~」という思い。

独特のスタンツを持つ年配の医師、鎌田さんとなら、水谷さんは自分の身体のことでも素直になれるだろう、と思ったし、実はすごく政治的にもバランス感覚に秀でていながら、温かさをも失わない鎌田さんみたいな人を、水谷ワールドがどんなふうに咀嚼するのかも見てみたかった。「がんばらない」という鎌田さんは、実は、自分は結構頑張っちゃう人で、それをちゃんと自分で自覚もしている人だから、他人に「頑張れ」と言わないくせに、頑張ってる自分が好きな水谷さんとは絶妙なやりとりになる気もしたのです。

ついつい、いてもたってもいられず、出版社の編集者(知人)に電話し、「絶対におもしろい企画だと思うんですけど……」とプッシュしてしまったほど。

がっ。
数日後、編集者さんから電話。「水谷さんは、鎌田さんはいやみたいです。断られました」
そうが~。うーむ。
と、そこでその話しは終わったわけ。

なーんて裏話を電話で水谷さんに今夜披露すると……
「ははは、実はその時、僕は鎌田さんは鎌田さんでも別の人と勘違いしてたんです」と笑い飛ばされた。
この話、きっと知人の編集者が聞いたら泣くだろうな。私も唖然。

ま、それはさておき。
鎌田医師は水谷さんに言ったそうだ。
「僕が主治医になりましょうか? ターミナルケアは専門ですよ」。
鎌田さんならきっと、笑顔で水谷さんにそう言ってくれたに違いない。
水谷さんは、私にこんな風にうれしそうに報告してくれた。
「『主治医になりましょうか?』と言ったあとね、鎌田さんはこうも言ったよ。『でも、まあ、あなたにはきっと必要ないんでしょうねえ』って」
水谷さんは実に、実に、うれしそうだった。

ラジオ番組の本番ではどんな対話になったんだろう。
聞き逃したのがちょっと残念だ。

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プロフィール

おぐにあやこ

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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