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行っちゃったよ、7歳児。

結局、行ってしまったよ、うちの7歳児。
新幹線の駅で最後にほほを寄せた時、「母ちゃん、やっぱり怖いよー」と息子は泣きそうな声を出した。
でも、「じゃあ、やめよう。今からでも家に帰ろう」と私が返したら、「……でも、行く」ときっぱり言い放つんだもんな。

結局、東京駅で息子を見送った後、2時間、いつ電話がかかっても良いように地下鉄に乗らないようにしよう、と夫婦で丸ビルへ。
1階で日本酒「一の蔵」が飲めるコーナーがあって、「おおお、仙台の酒だ。何かの縁だろう」と夫婦で昼間から飲酒。(飲むなよ>じぶん)。
これでエンジンがかかり、そのまま5階のレストランでワインを飲酒。
結局、酔っぱらっているうちに2時間が経過し、迎えに行ってくれたはずの義母の携帯電話に電話すると、いきなり息子が出て「もう着いたよー」。

周囲の人とは一言も口をきかなかったんだそうです。たぶん、「話しかけないで」オーラを出していたと思われ……。たいくつした時のために、と持参した本も開かなかったそうです。
「2時間、何をしていたの?」と尋ねたら、
「雪景色を見てた」と。
よほど緊張してたんだろうな。

しかし。
この2時間の間、「今、上野駅を通過した時間だ!」「そろそろ大宮に着いたかな」「大泣きして途中で下車させられ、駅員から電話がかかってくんじゃないのか?」「おおお、あと10分だぞ」と5分刻みで時計を見てはドキドキドキドキしながら飲んだ酒はうまかったよ。

無事に到着した、と聞いてからも、なーんとなく家に帰る気がしない我が夫婦。
「あいつがいないとさ、家に帰る理由もないんだよなあ」
「まったくねー。あの子のお陰で我が家はなりたってんだねえ」
しみじみしてしまいました。


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プロフィール

Author:おぐにあやこ
名前■おぐにあやこ
生年■1966年 ひのえうま
仕事■07年秋まで新聞記者。仕事を辞めて渡米。11年、新聞記者に出戻り。
趣味■読書、歌、旅
目標■ちょっと背伸びして、
 疑問符を感嘆符に変える事
苦手■勧善懲悪


著書■
▼「薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族」(青木書店)
「ベイビーパッカーでいこう 赤ん坊とザックかついでスペインの旅」(日本評論社)
「魂の声 リストカットの少女たち」(講談社)
「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」(共著、講談社)
「アメリカなう。」(小学館)
「アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた」(径書房、ミズノスポーツライター賞)
「?が!に変わるとき  新聞記者、ワクワクする」(汐文社、読書感想画中央コンクール課題図書、高校生の部)

訳書■
「自傷からの回復 隠された傷と向き合うとき」(みすず書房)

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