おぐにあやこの行った見た書いた

化け物ズッキーニの正体は……

またその話題か、と言われそうだけど、再び、化け物ズッキーニの話。
我が家だけでは消費できなかったので、友だち宅にお裾分けしたら、そこに遊びに来ていたアメリカ人のジェニーさんが一言。

あのさ、これ、パンプキンだよ

へ?

「10月くらいまで置いておけば、もっと巨大化して、ほら、ハローウィーンで使うオレンジ色のカボチャになるの。そもそも、ズッキーニもカボチャも、どれも同じ squash の一種だしね」

つまり、置いておけば、さらに巨大化したの?
そんな巨大なカボチャ、どうやって食べるわけ?

見てみたかった気もするけど。
自宅の庭で、ハローウィーン用の巨大カボチャを育てるなんて、夢のある話だけれど。
しょせん、我が家にいるのは、カボチャ嫌いの息子だし。
青いうちに収穫し、キュウリやズッキーニのように食べたほうが良かったのさ。
ふんふんふん……。
でも、ちょいと惜しいことしたなー。

ちなみに、みなさんに色々と料理法を教えてもらったのだけれど、「これはもしかしたら、冬瓜と同じように料理したらムチャウマなのではないか」 と仮説を立て、牛肉と冬瓜のスープを作ってみた。
そしたら……。
なんというか、これはズッキーニではなく、ましてや冬瓜でもなく、やはりカボチャなのだ、と痛感するような結果となったのだった。
つまり、煮くずれせず、透明で、つるんと、それでいて舌の上で溶けていく冬瓜ではなく。
煮るほどに色が黄変し、ほくほくと煮くずれていく……カボチャ。
(おいしかったけどね)

ははは、あんた、カボチャでありましたかー。
まいったまいった。

きゅうり120本

まいった。
2本目のサマー・スクワッシュを収穫。
も、も、持ち上がらない……。
息子が大喜びで重量を量ったら、

なんと12キロ!

squash3.jpg

想像してみてください。
きゅうり120本が、突然あなたの家に届いた時の状況。
大根にして12本、なすびにして……って、くどいか。

これ、どうやって食べるか、調理アイデアを募集中。
ちなみに味は少し柔らかめのズッキーニに同じ。
これまでに試した調理法は、

・みそ汁の具
・ぬか漬け
・浅漬け
・お浸し(生で)
・ナムル
・オイル焼き

お浸しと浅漬けは好評です。
でも、そもそも冷蔵庫に入らないし、そう日持ちするもんでもないし。
できるだけ捨てなくても済むよう、頑張ってみようと思いますが、どうなることやら。
前庭では、ほぼ同じ大きさのが、自分の収穫を今か今かと待ちわびてます。
早く収穫しないと、20キロなんて簡単に突破しそう……。

ズッキーニお化け

数回前のエントリーで書いた、庭に突如として自生したズッキーニについて。
前回は、うっかり巨大化させてしまったせいで、あんな丸い、瓜のような形になってしまったのだと思っていたのだけれど。
日本でズッキーニを育てたことのある舅は、がんとして言い張るのだ。

「あや、これは絶対にズッキーニじゃないぞ」

つるが出てるあたりは、カボチャに似ているらしい。
ズッキーニだと、こういう伸び方はしないらしい。

「ズッキーニとカボチャの合いの子だ!」 と言い張る舅なのだった。

まあ、アメリカは、いわゆる夏のスクワッシュ(ズッキーニなど)と冬のスクワッシュ(カボチャを含む)がありまして、それはそれは種類が豊富だといいますから、きっと我が家のは、ズッキーニではなく、夏のスクワッシュの一種なんでしょう。

グーグルの画像検索などでsummer squashを調べてみたけれど、どうも、そのものズバリ、が見つからないだけどね。

ちなみに我が家に降ってわいた、お化けズッキーニの畑はこんな感じ。

summer squash1

これだけだとちょっとわかりにくいかもしれないけれど、つまりは、畳にして4畳半くらいのスペースが、巨大なスクワッシュの葉っぱで波打ってるって感じ。
でもって、実のほうはというと、雌花がなかなかつかないのと、受粉作業をしてもうまくできなかったり途中で腐ったりしたのもあって、たぶん、今季4個の収穫がありそう。

なーんだ、4個だけ?

そう思うでしょ。
ところがね。
1個目は私が、両手に乗る程度の大きさで先に収穫しちゃったから、常識的なサイズだったんだけどさ。
2個目は1週間ほど前、舅と息子で収穫したのだけれど、
体重計で計ったら、重さ4キロ!

わかります?

ものの本によると、
なす1個は60グラム、きゅうり1本は100グラム
大根1本は1キロ、白菜1個は2キロなんだそうです。

想像してください。

なすが一気に66本獲れてしまう事態を。
きゅうりが一気に40本獲れてしまう事態を。
大根が一気に4本、同時に届くという事態を。
あるいは白菜が2個、冷蔵庫に鎮座する風景を。

おまけにこのスクワッシュは、白菜や大根みたいな冬野菜ほど、日持ちしません。
せいぜい1週間で食べきらねばなりません。

一応、写真を撮りました。
これ。











summer squash2

サイズ、わかるかな。
写真じゃわからないだろうけれど、これ、人の顔より大きいんです。


ぬか漬けにした。
塩もみにした。
出汁しょう油でおひたしにした。
みそ汁にも入れた。
和風ならば、それなりに量も食えるだろう、と思って。
うまい。とてもうまい。
が、はっきりいって、もう飽きた。

今夜あたりは、王道でオリーブオイルのグリルだろうか。
それで1個を消費できる予定。
でも庭には、上記のような写真のが、日に日に巨大化している。
これ、冷蔵庫の棚に収まるんだろうか。

ズッキーニの海

旅行から帰ってみたら、庭に非常事態発生。
なぜか1カ月前から、不思議な草が3本生えてきたな、と思ってたんだけど、それがどうやら、どこかの鳥が種を運んできてしまったズッキーニらしい、と分かったのが数週間前。
あれよあれよという間に、カボチャに似た茎と葉を伸ばし、やはりカボチャにそっくりな花を付け始めた。
なんの世話もしないまま、うまくいけば収穫できたら超ラッキー、と放置していたのだが。

わずか5日間、家を空けている間に、巨大化していたのだった。
この5日間、お天気予報はサンダーストーム。
つまり、昼間はカンカン照り。
夕方にどさっと大雨。
その繰り返しだったんだろう。

玄関のドアにいたる敷石の上はズッキーニの葉だらけ。
面積でいえば3メートル四方がズッキーニの海、という感じ。
おそるおそる葉っぱの海の中を観察してみたら……。

これまた巨大な実が1個、なっていた。
大きさは、アメリカのティッシュ箱みたいな感じ。(日本のより厚みがある)。
あるいは日本のスーパーで売ってる一番小さなスイカくらい。
そう。
細くないの。
太いの。
丸いの。
片手で持つには太すぎるサイズ。

とりあえず、包丁で切り、かじってみた。
やはり、たぶん、ズッキーニ。……だと思う。
色は黄緑色だし、形は丸いし、とても、同じ野菜とは思えないものの、
スーパーで売ってるズッキーニと、味の系統は同じだ。

ということで、まずはこれ半分を使って、大量のナムルを作ってみた。
この量じゃ、単にオリーブオイルで焼いたりしても、すぐに飽きそうだったから。
常備菜に限るだろう、と。

巨大化し過ぎてるので、今回は皮をむいて千切りしてる間にお湯を沸かし、
ニンニクおろしとごま油と塩とゴマあたりをボールに入れておき、
湯通ししただけのズッキーニの千切りを、あえてみる。
うん、良い感じ。
いいや、昼からまた、ビール。
つまみはズッキーニ。
恐ろしいことに、ティッシュ箱の大きさのズッキーニの半分を、あっさり食べてしまったのだった。
おいおい、どこが 「常備菜」 だよ。

ますます崩れゆく母ちゃんの食生活……。
息子よ、早く帰ってきておくれ。

アメリカでよもぎ餅計画2

息子の帰りを待って、餅つき機で餅をつく。
途中、電話の応対などをしていて、その間は息子がお餅の番をした。
「母ちゃん、もう、つけたよー」

えー、うそ!
まだヨモギを解凍してないよー。

あわててジップロックごと流水解凍し(本当は自然解凍が良いのだけれど)、包丁で細かく切り刻む。
そして、餅つき機の中に少しずつ投入。
なかなかうまく草が餅に混ざっていかない。
ようやく混ざったと思って、今度は丸める作業に。
噂に聞いてはいたけれど、ヨモギの水分で餅がとても柔らかくなり、すごく扱いにくいぞ。
それでも、こしあんをくるんだよもぎ餅が12個ほどできた。

ヨモギの量が足りないだろう、と餅の半分を青のり餅にし、残りの餅に草を投入したのが良かった。十分に濃い、きれいな緑色の餅ができた。香りもいい。
間違いなく、これ、ヨモギだ!

昨夜はつきたてを楽しみ、
今朝はこんがりと焼いた。
実は草餅の焼けた香りが、だーいすきなのだ。

んま〜い!!

こっちで暮らしてる日本人の友達に話したら、「私も食べたい〜」とのリクエスト。
しかし、家族でちょこっと食べる分のヨモギを摘むだけで精一杯だったもんなあ。
それとも学校に行って、鎌か何かでごっそりヨモギを刈り取ってこようかしらん。
鎌持って学校行ったら、それだけで不審者、というより犯罪者だよなあ。
うむむ、悩ましい。

……と、妹から一通のメールがとどいているのを発見。
どうやら昨日のブログを読んだらしい妹によると、

「よもぎって、よもぎもどきとか、似た草があるから気をつけて。匂いが違うみたいだけど。間違って食べるとおなか壊したり、毒性もってるらしいから」

毒性???
いや、昨夜もさんざ食べたもんな。
息子なんか 「5個くらい食べたかも」。
それで平気なんだから、きっと大丈夫でしょー。

アメリカでよもぎ餅計画1

本日、息子の学校でクラスボランティアをした後のこと。
さて、家に帰ろうか、と学校の校舎を出たところで、花壇の中に、何やら懐かしいモノを見つけた。

………、ヨモギ、だよね?

近寄ってみる。ちぎってみる。かいでみる。
うーん、基本的には、匂いは 「ヨモギ系」。
見た目も弱冠、アメリカっぽいけど (どんなや!?)、ヨモギ路線を行ってくれてる。
いけるかな?
いけるだろ。

その瞬間、頭の中にアドレナリンがばばーっと出た感じ。
しばし、黙々と、ヨモギらしき葉を摘み続けた私。

ふっと気付けば、この花壇、校舎の窓のすぐ近くにある。
おまけにその窓は外からは真っ黒で中が見えないけれど、中から外は丸見え、という 「マジックミラー」並みの窓ガラス。
中に人がいたらどうしよー。
不審者と思われたらどうしよー。
こういう時、すりきれたジーンズ履いた貧相なアジア中年女性、ってそれだけでも、怪しいかも。

でも結局、両手にいっぱいのヨモギもどきを摘んじゃった。
家に帰って、重曹代わりのベーキングパウダーで葉を茹で、さっさと冷凍庫へ。
それからもち米を洗って、たっぷりの水につけた。
あさってにはお友達に返却予定の餅つき機に、もう一度働いてもらおう。

あんこも作ってもいいけど、さすがに面倒なので、これだけは日本食材店で缶詰のを買って来よう。
さて、ちゃんと懐かしい草餅の味がするだろうか。

アメリカにもヨモギが存在するのかどうか?
ちょいと調べてみた。
とりあえず、日本にも何種類ものヨモギが存在するし、欧州にもあって、オウシュウヨモギというんだそうだ。
ならば私が摘んだのは、アメリカヨモギ、だろうか?
いえいえ、mugwort などと言われるようです。

どんな味になるのか。
誰も、腹をこわさずに済むか。
妙に楽しみ〜。

巨大ハマグリの潮汁

結局、フィッシュマーケットで買ってきた巨大ハマグリを、潮汁にすることにした。
酒蒸しも考えたけど、6個じゃ寂しい。
パスタにするにも、これまた6個じゃ寂しい。
でも、ハマグリだもの、きっと出汁のうまさには期待が持てるはず。
となると、やっぱ、日本人だもの。
潮汁でしょー。

この微妙で芳醇な味を、コテコテのクラムチャウダーにしちゃうのは、あまりにもったいない、というもの。

私の手の平ほどもある (ちょっと大げさかも……) 巨大ハマグリ6個を洗い、大きな鍋にいれる。
水と日本酒。あとはそれだけ。
熱する。
沸騰した。
が、ハマグリ野郎は、うんともすんとも言わない。
貝のフタはぴたりと閉じたまま。
おいおい、ちょっと、そりゃないだろー。
アサリだったら、今ごろ、ぱかーっと口を開けてるタイミングだぜ。

鍋から湯があふれるほどに沸騰したころ、ようやく1個目のハマグリの口が5ミリほど開き始めた。
あああ、もう、じれったい!

箸で、その口をこじあげる私。
沸騰させすぎて、貝が出しガラになるのも嫌だったので、そのまま開いたハマグリから、お椀に入れていく……と、あれれ。
貝が巨大過ぎて、お椀にはいりませーん。

あわてて、二枚貝の半分をむしり取り、1枚の貝殻だけをお椀に入れようとするが、どひゃーん、それでも貝が大きすぎてお椀に入りらない。

結局、貝殻から完全に貝肉をはがし、お椀に2個ずついれた。
それから、潮汁のほうの味をみたら、ひえええええ、濃い味!!!
ちょいと醤油を隠し味に垂らし、ほんとはここに、スダチの皮か柚の皮がほしいところだけれど、そんなものは我が家の冷蔵庫にはないので、レモンの皮を香り付けに入れた。

完璧な潮汁でした。
日本じゃ、ハマグリなんて高くて買ったこともないの、私。
巨大ハマグリ6個で4ドル弱は、うれしすぎます。
ハマグリ天国万歳!
これ、今度は絶対に炭焼きにしてやる!
固く誓った夜でした。

チェサピーク湾名物カニ (と、ノビル)

息子の春休み初日。
ワシントンDCのフィッシュマーケットに行ってみた。
もちろん日本の魚市場のような巨大さも、迫力も、種類の豊富さもない。
けど、鮭のほかは、フライにするしかないような魚らしくない魚しか並んでいないアメリカのスーパーマーケットの魚コーナーに比べれば、お魚天国だ。

さかなさかなさかな〜。
数年前のヒットソングなんか心で歌いながら、何軒かの魚屋をハシゴする。
ここでは、その場で食べられるメニューがいくつかあって、

・生ガキ (その場で開いてレモンを添えてくれる) 1個1ドルくらい
・生はまぐり (その場で開いてレモンを添えてくれる) 1個1ドル弱
・クラムチャウダー カップ1杯3〜4ドルくらい

日本人的には、カキより、はまぐりがお勧め。
うまい。非常にうまい。

さらに自宅用に買ったのが、以下の通り。

・冷凍マグロの固まり 500グラム8ドルくらい
・ブルークラブ (青い蟹。茹でたら赤くなるけどね) 8個 13ドル
・巨大はまぐり 6個 4ドル

この夜は、蟹を蒸して食べた。
ブルークラブは、チェサピーク湾で取れる名物蟹。このあたりで、蟹、といえば、これなのだ。
韓国スーパーあたりに行けば、冷凍タラバガニの足が山ほど安く手に入るんだけれど、冷凍した蟹をおいしく解凍するのって難しいじゃない?
はっきりいって、小さなこの青い蟹のほうが、うまいと思う。

小さい蟹といって思い出すのは、そう、福井の妹夫婦がよく送ってくれた、セイコガニ
セイコガニは、カニ肉を食べるものではなく、卵やミソを食べるもの。
実は、ブルークラブのメスにもこの、卵とミソがたっぷり!
ミソはちょいと苦めで、卵のほうは、セイコガニの極上の味にはとてもかなわない。
でも、量だけは、勝ってるな。
さすが、アメリカ。質より量で勝負、ということか。

おまけにこのブルークラブ、卵と味噌を食べきったところで、そこにたっぷりのカニ肉が詰まってるから驚きだ。食べるのにものすごく時間がかかるので、「本当にアメリカ人がナイフやフォークでこれを隅々まで食べているんだろうか」 というのが気になるところ。
今度、知り合いに聞きまくってみようっと。

さて。
この日のカニに添えたのが、フィッシュマーケットからの帰り道にポトマック河沿いで見つけたノビル
きっと種類は弱冠違うんだろうけれど、アメリカには、ノビルがあたりまえのように生えていて、我が家にはないけれど、例えば息子の学校なんかにも群生してるのを見つけた。
ノビルの根っこをきれいに掘り出すのは大変なんだけれど、この日は息子が必死で掘り出してくれた。
アメリカのノビルは、すっごいチビ。
小指の先の半分くらいの真っ白な球根を、味噌をつけてカリリとかじると、ああ、春の味。

ワシントンDCは東北に気候が似てるから、案外東北の山菜に似たものがあるんじゃないかしらん。
コシアブラとか、ミズとか、コゴミとか。
夫の実家に行くと、コシアブラがいーーーーーーーーーっぱい取れて、天ぷらどころか、お浸しにして食べるんだ。あれ、おいしかったなあ。

ということで。
死なない程度に、この国の山菜を試しに食べてみようと思っている私です。



自宅ラーメン、癖になりそう

日本では、ラーメンは 「外食メニュー」 だった。
何しろ、うまいラーメン屋があっちこっちにあったから。
湯島の「大喜」、うまかったなあ〜。

アメリカに来てから、ラーメンは 「おうちメニュー」 になってしまった。
最初は、ダッチオーブンで豚の肩ロースを丸ごと焼いた時なんかに、その豚骨でスープを取ってラーメンを作ってた。が、これは実はかなり面倒。
そんな時、とある料理ブックから、超簡単なレシピを拝借。さらにそれを簡素化したのが、これ。

豚肉の固まりを長ネギの青いところやショウガ、ニンニクなんかと一緒に半時間ほど煮る。
熱いうちに、この煮汁を少し煮詰めたのと紹興酒や醤油、ニンニクなんかのたれに漬け込む。
これでチャーシューの完成。
ゆで卵の殻をむいて漬け込むと煮卵に。

ここまで作っておけば、あとは簡単。
小腹がすいた時に、付け汁をお湯でのばし、チョチョイと鶏ガラスープの素を加えて味を調え、あっさりスープの完成。
スープに入れるのは、別に茹でた中華麺(我が家は超細のちぢれ麺が好き)。
自家製チャーシューと自家製煮卵。
白髪ネギがあればおいしいけれど、
私はどっちかというと、シャンツァイたーっぷり、がいいな。

こんなにテキトーなのに、このあたりの日本料理店のどこで食べるラーメンよりおいしい。
癖になる味。
料理、得意じゃないんだけどなあ。
どうしてなんだろ。

それとも、単に、「日本の本当においしいラーメン屋のラーメン」 から遠ざかったために、自分たちの舌が劣化し、要求レベルが落ちてるだけなんだろーか。

香菜があれば、それでいい

結局、一人で飲むビールのつまみは、これに限る。
シャンツァイ (香菜) と、味噌。
シャンツァイは、茎ごとくしゃくしゃっと丸めて、味噌をつけて、食べる。以上。
手間といえば、シャンツァイを洗って、味噌をスプーンに1杯、すくいだすだけ。
必要時間、わずか30秒。
でも、うまいんだわ。

「うまいうまいうまいうまい」

食べていたら、夫に取られた。

「うまい、と聞けば、ほしくなる」 んだそうで。
でも一口たべて、「これ、うまいか? おれは香菜はフォーなんかに入れるのがいいな」
生でそれだけ食べるには、あまりに匂いが強すぎる、ということらしい。

いや、私だってね。
大学時代、初めて中国に行って、シャンツァイに出会った時は、「なんじゃこりゃ」 と思ったのよ。
「臭い草」 と呼び、長い間、毛嫌いしていたこともある。
でも、いつの間やら、好きになった。
好きになったら、今度は、深く愛してしまった。

両手にいっぱいのフレッシュなシャンツァイが、あなた、韓国スーパーでわずか、42セント。
うるうるうる、感涙。
この国に暮らす中国人や韓国人に心より感謝!
これを食べるたび、「日本にはもう戻れないなあ」 と思う。

ラーメンにもいれる。もちろん、うまい。
キムチスパゲティーにも入れてみた。当然うまい。
ワカモレに入れる。これは必須だ。
私の作るワカモレ、どんどんシャンツァイの量が増えてきて、なんか、アボカドのディップというよりは、シャンツァイ味のディップだもんな。

シャンツァイ万歳。
今日も、シャンツァイと味噌で、ビールを飲む。
息子の熱はいまだ下がらず。
私は看病で外を出歩けず。
こんな夜は、飲まずにやってられっかい!